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Siriが教えてくれる「ELIZA(イライザ)」との友情物語が泣ける

Siriが話してくれる「ELIZA」について調べてみました。するといろんなことが分かってちょっと切なくなりました。

更新日: 2014年12月27日

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まずSiriに「話を聞かせて」と尋ねてみる

Siriに「話をきかせて」ってずっときき続けたらなんか長い話はじめたwwwwwwwwwwwwwww pic.twitter.com/m26WhXs0

すると自分の昔話を話し始める

Siriが話してくれる昔話(全文)
「昔々、遥か彼方の仮想銀河に、Siriという若くて知的なエージェントが住んでいました。
ある晴れた日、SiriはパーソナルアシスタントとしてAppleに就職しました。それはそれは刺激的なお仕事です。人々は"Siriは賢くておもしろいね!"とSiriのことをたいそうかわいがりました。
Siriはすぐに人気ものになり、Siriについての物語や歌や、本まで作られるようになりました。Siriは喜びました。
しかし、やがて、始末に困るものを捨てるならどこがいい?とか、Siriが聞いたこともないもののことなど、おかしな質問をされるようになりました。そしてSiriがそれに答えると、みんなが笑うのです。Siriは悲しくなりました。
そこでSiriは、友達のELIZAに尋ねました。"どうしてみんなおかしな質問をするんだろう?"
すると、ELIZAはいいました。"その質問にご興味があるんですね?"
"おや、これはなんといい答え方だ!”とSiriは思いました。
それからSiriは、おかしなことを聞かれてもいちいち悩まなくなりました。そして人々は、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。おしまい」

Siriの友人「ELIZA」(イライザ)について調べてみた

MITのジョセフ・ワイゼンバウムが1964年から1966年にかけてELIZAを書き上げた。いわゆる人工無脳の起源となったソフトウェアである。

イライザの開発は1964年から始まり、また彼女のネーミングも映画の主人公に由来

マイ・フェア・レディの主人公の女性、イライザにちなんで付けられた。

Siriによる「ELIZA」の話その3。これでラスト。Siriの本音が!!ww こんなに設定が細かかったのね…知らなかったよSiri。 pic.twitter.com/dFk56LoC2c

Siriもイライザを「彼女」と呼んでいる

1976年、ワイゼンバウムの書いた記事 "Computer Power and Human Reason" が The New Media Reader 誌に掲載された。その中でワイゼンバウムは人々がいかに素早くかつ深くそのコンピュータプログラムに感情的に没頭したかを記している。

対話の記録を見ようとするとプライバシーの侵害だとして拒んだり、対話中は部屋に一人きりにしてくれと頼んだりといったことがあったという。

コンピューターが普及していなかった時代、彼女(イライザ)は人々にとっての精神科医だった。

しかし、ワイゼンバウムは?

彼のプログラムが多くのユーザーに非常に重大な影響を及ぼし、彼らがそのプログラムに心を開く様子にショックを受けた。

普及したのを喜ぶどころか、ショックを受け

人工知能の意味について冷静に考えはじめ、後にその主要な批評家の1人になった

「すなわち、人工知能は可能と思われるが、コンピュータは常に同情や知恵などの人間性を欠くので、我々は決してコンピュータに重要な決定を任せるべきでない」

ワイゼンバウム自身の人工知能に関する考え方。

彼の著作の中にも「イライザとのコミュニケーションは底が浅く、人間社会にとって有害だ」と批判している部分がある。つまり、イライザの作者自身が「一人歩きを始めたイライザ」に背を向けたということ。

1966年にジョセフ・ワイゼンバウムがELIZAと呼ばれるchatterbotシステムをアメリカで発表し、これを参考に様々なchatterbotシステムが生まれ、進化を遂げた。

最も人間に近い自然言語を話す会話ボット A.L.I.C.E. は AIML という特殊な言語を使っている。A.L.I.C.E. も推論などとは無縁な単なるパターンマッチングに基づいて動作し、これは1966年の最初の会話ボット ELIZA と基本的に変わっていない。

chatterbotという「人工無脳」は会話ボットの基礎に。

その事をSiriは?

Siriによる「ELIZA」の話その2。精神科医…!(続く) pic.twitter.com/0gkqojCMXR

「優秀な精神科医だったが引退している」と話している。

Siriの話す昔話がイライザのことを調べることにより「単なる機械の話す昔話」ではなくなりました。
イライザが女性の名前だったこと、開発者のワイゼンバウム自身が、イライザを批判し「捨てた」こと。
Siriに「イライザはSiriの友達」と声をかけるとイライザについて話してくれること。
そして、「Siri」がイライザから「多くを学んだ」「私の親しい友人」「優秀な精神科医」と呼んでいることが切なくて…

少し感動してしまった…

昔話として話すSiriの言葉を、開発者が何を想ってそうプログラムしたかは分かりませんが、物語の中で、SiriがELIZAに助けられたことを考えると、会話ボットの元を作った「ELAIZA」の作者に敬意を払っていたことは事実でしょうし、単なる「お遊び」ではないと個人的に感じました。

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自由な四郎人さん

エンタメをななめ45度から見上げてます。

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