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【プラナリアの謎解明】2つのたんぱく質のせめぎ合いで頭に尾に。プラナリア再生メカニズムが解明された

実験でよく用いられるプラナリア。なぜ、各部から残りの部分が正しい方向で再生されるのかが分かったというニュースまとめ

更新日: 2013年07月27日

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プラナリアとは?

ウズムシ綱プラナリア科の扁形動物の総称。
淡水にすみ、体は細長く扁平で、先端は三角形に広がる。

よく再生能力の実験に使われる

前後に3つに切れば、頭部からは腹部以降が、
尾部側からは頭部が、中央の断片からは前の切り口から頭部、
後ろの切り口から尾部が再生される。

このような各部から残りの部分が正しい方向で再生されるのを、
極性があるといい、具体的には何らかの物質の濃度勾配ではないかとされている。

ある学者がメスを使い100を超える断片になるまで
滅多切りにしたが、
その全ての断片が再生し100を超える
プラナリアが再生したという逸話がある。

なぜ、各部が正しく再生されるのか京大グループが解明

体を三つ以上に切断した際の中央部の「切り身」でも、
頭部側から頭部が、尾側から尾が再生する仕組みは謎だった。

プラナリアの幹細胞の分化に不可欠なタンパク質ERKと、
尾の再生に必要なタンパク質βカテニンの働きを調べた。

ERKは体全体に均一に存在して頭への分化を促すが、
尾の方向に多く存在するβカテニンがERKの働きを抑え、
幹細胞の分化を頭ではなく尾に誘導していた。

βカテニンの作用を弱めた個体を作製し、
これを細かく切断したところ、
尾に近い部分からも頭部を再生したことを確認した。

二つのタンパク質のせめぎ合いで、
頭になったり、尾になったりしていた。

頭への分化を促すたんぱく質ERK
         →体全体に均一に存在

ERKの働きを抑え尾に誘導する
タンパク質βカテニン
         →尾の方向に多く存在

このプラナリアの謎を解明したのは

京都大大学院理学研究科の
阿形(あがた)清和教授(発生生物学)らのグループが解明

英科学誌・ネイチャーのオンライン版に2013年7月25日に掲載された。

このニュースにツイッターの反応は?

「不死身」のプラナリア 再生の仕組み解明 iPS細胞研究に応用も 京都大 - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/west/west_life… とうとう解明されたのか…!

プラナリア:切っても再生 遺伝子の働き解明 京大 mainichi.jp/select/news/20… 京大に行ってもプラナリア切断するのかw っていうか写真がちょっとお造りみたいで美味しそうだと初めて思った(´ω`)プラたん。

検証のしかたが凄い! プラナリア:切っても再生 遺伝子の働き解明 京大- 毎日jp(毎日新聞) mainichi.jp/select/news/20…

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ラッコは漢字で書くと海獺。海の獺(カワウソ)だよー。



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