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電車の運転見合わせ時に行われる「振替輸送」をおさらいしてみる(首都圏)

乗っている電車が突然事故で運転見合わせとなる。乗るつもりの路線がダイヤ乱れ・・・こんな時に「振替輸送を実施しています」と案内されることはありませんか?知っているようでよく分かっていない、振替輸送に付いてまとめてみました。

更新日: 2013年08月01日

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kujira757さん

「振替輸送」って一体何なのか

お客さまがお持ちの乗車券区間内で列車の運転に支障が発生した際に、他の鉄道会社の指定された経路により、う回してご利用いただける仕組みです。

簡単に言うと、「使っている、使おうとしている路線が運転見合わせとなった場合、併走する他の路線で目的地まで向かえるのであれば代わりにそちらの路線を使って下さい」という事です。

振替輸送はいつ行うのか

列車の運転に支障が発生し、運転再開までに時間が掛かると判断した時から、おおむねダイヤ通りの運転に復旧してきた時まで

振替輸送を利用できるきっぷとは

区間や金額が表示されている乗車券(普通乗車券、回数乗車券)、磁気定期券、Suica/PASMO定期券の定期区間内

電車に乗る為に運賃を先に支払っている場合は、振替輸送の対象として取り扱ってもらえる、という事です。

振替輸送を利用できないきっぷとは

乗車券の区間以外をご利用の場合

電車が停まっているからと言って、他の路線を好き勝手に乗れるわけではない、という事です。

IC乗車券のSF(チャージ部分)

定期券の乗っていないSuicaやPASMO、定期区間外のSuicaやPASMOも対象となりません。
これはIC乗車券の運賃清算方法が降車時に自動改札にタッチした時点での清算、平たく言うと運賃後払いのため、降車駅までご利用頂かないとIC乗車券の乗車区間が確定しないので対象外としているそうです。
この辺について関西ではIC乗車券も振替対象としている為に議論の残るところですが、現在のところ関東では対象外ですので、間違っても駅員さんに食って掛かったりしないようにしましょう。

※ もし電車利用前に運転見合わせが判明し、IC乗車券で振替輸送を利用したい場合、IC乗車券で代替利用路線に入場せず、本来の目的地までの普通乗車券(運転を見合わせていても発売している)をチャージで購入すれば振替輸送の対象となります。

振替輸送の利用方法

運転に支障が出た会社の駅で「区間や金額が表示されている乗車券」をお見せのうえ、振替乗車票をお受け取りください。支障の程度により範囲が変わることがありますので、その都度ご案内いたします。
降車駅で、乗車券をお見せのうえ、振替乗車票をお渡しください。

振替輸送に必要なものは、「本来の目的地までのきっぷ」「運転見合わせしている社局の駅で配布する振替乗車票」です。
振替路線が運転見合わせ路線と同一会社であれば振替乗車票は不要です。(例:JR中央線運転見合わせでJR山手線を利用する場合)
別の会社を利用して振替乗車する場合は振替乗車票が要ります。
最近では混乱防止のため、相互直通運転が増えているため、またメール配信サービス等で情報を知った方が直接振替輸送を利用する場合が増えているため、振替乗車票の配布を省略する場合があります。その場合はお持ちの乗車券を駅係員に見せて「振替乗車利用です」と申し出ましょう。

これが振替乗車票。これをタダ券と勘違いして無用なトラブルを起こされぬよう・・・

振替輸送をご利用の際は係員のいる通路をお通りください。(改札機にIC乗車券をタッチすると、チャージ残額から運賃が引かれます。)なお、振替乗車票がなくてもお持ちの乗車券を振替輸送をご利用になる鉄道会社の改札口係員にご呈示いただくことで、振替輸送をご利用になれる場合があります。モバイルSuica定期券をご利用のお客さまは、定期券区間の画面を係員にお見せください。

振替輸送利用時にIC乗車券を自動改札機にタッチしてしまうと、次にIC乗車券が使えなくなったり、意図しない運賃がチャージから引かれる事がありますので、必ず係員のいる通路を通りましょう。

鉄道会社・駅により、路線バスへの振替輸送を行っている場合があります。この場合は、支障の発生した路線の駅で振替乗車票をお受け取りください。路線バスへの振替輸送をご利用の場合にも、振替乗車票を振替輸送先のバスの乗務員にお渡しください。

鉄道会社によっては路線バスに振替輸送を依頼している場合もあります。会社により異なりますので、よく確認しましょう。バスで振替輸送を利用する際は、振替乗車票をバスの運転士に渡す必要がありますので、駅で忘れずに受け取りましょう。

振替輸送の対象区間

列車の運転に支障が発生した際に、他の鉄道会社の指定された経路により、う回してご利用いただける仕組みです。ご利用いただける区間は、その都度異なりますので、ご確認のうえご利用ください。

東京メトロと小田急電鉄はホームページに運転見合わせ時の振替輸送区間を掲載していますが、その他の会社は運転見合わせ区間の場所により振替輸送の対象区間も変わるためか、詳しい案内は載せていませんでした。
会社によっては問い合わせれば教えて頂ける場合もあるので、普段利用している経路の振替輸送ルートはあらかじめチェックしておけば、いざという時混乱なく振替輸送を利用できると思います。

振替輸送区間以外の経路・手段を利用される場合の費用につきましては、お客さまのご負担となります。

タクシーはもちろん振替輸送対象外ですが、鉄道でも会社で案内している区間以外の路線に付いては、振替乗車票があっても別途運賃が掛かりますので注意が必要です。

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