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ユーミンはなぜ、「ひこうき雲」で「死」をテーマに選んだのか?

このところ「風立ちぬ」の映像と一緒に、毎日のように耳にする「ひこうき雲」。澄み切った青空をイメージさせる本当に素敵な歌です。でも、その歌詞は明らかに誰かの「死」を歌っています。ユーミンはなぜデビューアルバムで「死」を歌ったのか?まとめてみました。

更新日: 2013年07月28日

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この記事は私がまとめました

makube66さん

◆「ひこうき雲」は、ユーミンのデビューアルバムの表題曲

ひこうき雲」は、1973年11月20日に発売された荒井由実のデビューアルバム「ひこうき雲」の表題曲。

ユーミンが高校生のときに制作し、その後、シンガーソングライターとしてデビューするきっかけとなった運命の曲だ。

◆明るいメロディーだが、歌詞は「死」を取り上げている

歌の背景に「死」というものが横たわっていることは明白で、その歌を宮崎駿さんは風立ちぬの主題歌として使いました。

「ひこうき雲」のメロディーを聞いて、あれが「死者」を歌った歌だとは気づかないくらい、明るくさわやかな曲調である。

誰もが早すぎる死にただただ悲観するなか、「けれど幸せ」と「死者」の側の観点から友人の「死」を肯定的にとらえようとしている。

◆「死」は、病死なのか?自殺なのか?

そしてこれは、彼女の近所で実際にあった高校生の飛び降り自殺と小学校時代の友達の病死をモチーフに作られた歌として語り継がれています。

同級生の病死?

実は、この『ひこうき曇』という楽曲には、切ない背景があるんです。
松任谷由美さんが小学生の時に、同級生に筋ジストロフィーの男の子がいました。

残念ながら、その男の子は、高校生の時に亡くなってしまいました。
その出来事が衝撃的で作られた曲が『ひこうき雲』なんです。

小学校の同級生の子が高校一年のときに死んでお葬式に行った時集まった仲間とは小学校の同窓会の感じを受ける一方、その子の写真の顔が大人(高校生)の顔をしていて、そのことが結構インパクトがあり作ったと本人の著書「ルージュの伝言」記述しています。

飛び降り自殺?

しかし、歌詞の捉え方によれば、高い窓からの投身自殺こそを歌ったものだ、という見方もあり、いやいや入新生活の病室の窓から空を見て いた・・・・という解釈もあります。

若くして、飛び降り自殺を図った「あの子」を主題とした曲で、この「あの子」というのは作者の友人だそうです。

作者は、この詩の中でその死んだ友人のことを「けれどしあわせ」と言っているように、

自死=飛び降り自殺に対する微かな共感、そしてある種類の「美」の意識を抱いていると、私はかねがね思っていました。

病死だとしたら
一番の「誰も気付かず」ただ一人、あの子は昇っていく
二番で、死ぬ前も空を見ていたの(か)「今は解らない。ほかの人には解らない」という部分が解せません。

あの歌詞を読むかぎり、明らかに「あの子」は病死したのではなく、自分の意志で高いところに登っていって飛び立ち、飛行機雲のように空を駆けた、と解釈できるので、

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