1. まとめトップ

その症状…もしかして「適応障害」?

適応障害についてわかりやすくまとめました。まとめた人間本人が適応障害によりとても苦しんだ経験があり、当事者はもちろん周りの方々にも理解を深めていただきたいと思っています。一人で悩まないでね!

更新日: 2018年11月03日

62 お気に入り 142774 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

mayoinecoさん

まず……「適応障害」って何?

なかなか分かってもらえない…
だけど本人はとてもつらいんです

適応障害(てきおうしょうがい、英: Adjustment disorder)は、精神疾患の一種である。ストレス障害に分類される。

ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。

適応障害の診断基準

どういう状態になると適応障害と判断されるの?

・はっきりと確認できる大きなストレス、
 及び継続的、反復的にかかり続けるストレスが発症の原因であり
 そのストレスを受けてから3か月以内(ICD10では1か月以内)に
 情緒面、行動面で症状が発生すること。

・ストレス因子と接した時に起きる予測を超えた苦痛の反応
 もしくは社会生活、職業・学業的機能において
 著しい障害が起きること。

・不安障害や気分障害、うつ病などの
 既存の病気が原因ではないことで
 ストレスが死別反応などによるものではないこと。

ストレス因子が排除された場合、半年以内に寛解すること。

・ストレス因子が無くなった後も半年以上症状が続く場合は
 他のストレス障害(PTSDや分類不能の重度のストレス障害)や
 特定不能の不安障害などを考慮する必要がある。
 ただし、ICD10の場合は、遷延性抑うつ反応の場合は
 最長2年間持続するとされている。

・症状の持続時間が6か月以内のものを急性、
 6か月以上のものを慢性と呼ぶ。
慢性の場合は継続的なストレスが続いている場合に適用される
(たとえば、周りに犯罪が多発する場所に住んでいる。裁判に巻き込まれるなど)

DSM-IVとICD-10という二つの診断基準がスタンダードです

こんな症状が現れます

精神面・肉体・行動面に問題が現れます

○不安症状を中心とする状態
  不安、恐怖感、焦燥感などと、
  それに伴う動悸、吐き気などの身体症状

○うつ症状を中心とする状態
  憂うつ、喪失感、絶望感、涙もろさ

○問題行動を中心とする状態
  勤務怠慢、過剰飲酒、ケンカ、無謀な運転などの
  年齢や社会的役割に不相応な行動

○身体症状を中心とする状態
  頭痛、倦怠感、腰背部痛、感冒様症状、腹痛など

原因はなんなの?

ずーっと我慢してきてませんか?

大きく職場、学校、家庭の3つの環境で受けるストレスが最も重要なものとされています。

大人は職場、子供は学校、主婦は家庭といった分類です

適応障害の原因はストレスですので、ストレスを感じやすい人は比較的適応障害になりやすいといえるでしょう

本人の資質にもよります

ストレスへの耐性が弱い人は注意

■まじめ、几帳面、完璧主義者、努力家
・仕事などを頼まれると自分で全部背負い込んでしまう。
・忙しくてもきちんと仕事をこなしたい。
・妥協することが許せず、完全な状態を求めて自分を追い込む。

典型的なストレスをためやすいタイプの性格です

■内向的、おとなしい、受身:
・嫌なものを嫌と言えない。
・誘われると断れずに受け入れてしまう。
・本当はしたくないことでも、押し付けられるとしてしまう。

■頑固、厳格、融通が利かない、責任感が強い:
・自分や他人の失敗が許せなくて、イライラしてしまいがち。
・他人に話す時に頭ごなしに言う子とが多い。

重症化するとうつ病になりかねない

放置しているとうつ病になり、悪化する場合があるので注意が必要とされる。

治療について 1

ストレス因の除去

仕事であれば休職して職場から離れる、といった対処です

原因となった環境要因を適応しやすい様に調整したり、ストレスである職場や学校、家庭の誰かであったり、職場のシステムであったりを本人の前から遠ざけるよりも、本人が動いてそのストレスの原因となる物から離れたり遠ざかる事の方がより現実的かもしれません。

1 2