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最後の仕上げを失敗しない。綺麗にニスを塗る方法

塗装は難しい!台無しにしたくない!といった理由で逃げがちですが、木工製作のニス仕上げはとても重要です。最も美しく見せてくれるニスの塗り方をまとめました。

更新日: 2019年04月01日

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この記事は私がまとめました

INFO-RAVENさん

1. 塗装前の表面仕上げ

塗装前に塗装面のペーパー掛けは必須です。通常購入する全ての材木の表面はそのままでは塗装に適していません。

ホームセンターで販売されている集成材で「このまま塗装できます」と表記された物を見かけますが、いきなり塗装せず表面を研磨すべきです。

サンドペーパー(紙ヤスリ)で、木目にそって研磨する

サンドペーパーには表と裏があり、一方が粒状になっていて(研磨剤が塗られている)、もう一方は番号等が書かれています。

サンドペーパーには粗さがあり、その粗さの具合を「粗度」と表現します。粗度は番号で表示され、番号が若いほど目も粗くなり、2000番程度までバリエーションがあります。DIY、木工では100〜400番程度の間のものを使用すると良いでしょう。

特に再塗装の場合は、木地研磨の前に塗る面の汚れをよく落とす

2. ニスを選ぶ

耐久性を必要としない、艶出し・汚れ防止だけが目的といった場所に適します。最も価格が安いですが、塗膜が柔らかく、キズがつきやすいです。

完全乾燥して、手で触って塗料が手に付かないようになっても、しばらくの間は塗膜のベタ付き(付粘着性)が残るのが欠点です。

水性と油性の利点を併せ持った性能が期待でき、様々な木製品に塗ることができます。安全性が高い上に耐久性があるので、小さな子供が触れる場所やダイニングテーブルなどにおすすめです。価格が高いです。

子どもが幼く、テーブルを舐めることが考えられるので、安全なものを使いたい…「水性ウレタンニス」での塗装をお勧めします

屋内用、屋外用があり、耐久性が異る。木部のクリヤー仕上げ、カラーステインの上に保護目的での塗装などで使うが、安価で性能が良いため広く使われています。塗る際の臭いや安全性にこだわらない場所におすすめです。一般的に乾燥が遅いです。

3. ニスを薄める

塗料に適したうすめ液(水性は水、油性はペイントうすめ液)を使用する

うすめ液とは、塗料をうすめたり、用具を洗うために使う透明で揮発性のある液体をいい、一般的には用途によりペイントうすめ液、ラッカーうすめ液、その他専用のうすめ液があります。

塗料メーカーの容器に記載された説明では、薄めなくても問題なく塗れると書かれていることが多いですが、ペイント薄め液で薄くした方が遥かに塗りやすく塗り斑もできにくいです。

使用するペイント薄め液はサードパーティー製ではなく、塗料メーカーが販売している純正の物を使うほうがトラブルが少ないです。

4. 刷毛を選ぶ

合繊の刷毛と動物の毛の刷毛があります。プロ用の高価な刷毛の領域では圧倒的にヤギの毛の刷毛が使用されます。

刷毛を使う前に毛の部分をサンドペーパーか荒板でこすって、スキ毛をよく取り払う

5. マスキングする

ニスを塗りたくない部分にマスキングテープを貼り、ニスがつかないようにする

マスキングテープとは、塗料が不必要な所につかないように貼るテープのことです。

6. 塗る

ほこりのたたない場所で塗る

なによりも作業場所の選定は重要です。

刷毛に塗料を含ませ、容器に手をそえてふちでしごく

刷毛に含ませる塗料の量はポタポタ垂れ落ちるようでは多すぎます。

塗装は一回にあまり厚く塗らない

塗りすぎないように注意しましょう。

塗装順序は塗りにくい部分を先にする

丁寧かつ慎重に塗りましょう。

塗装方向は木目方向と一致させる

木目に沿って一定の速度と一定の押し厚で端から端までの片道運転が原則で最後はすーっと抜くように放します。

塗り終えた後、ニスが完全に乾かないうちにマスキングテープをはがします

完全に乾いてからテープをはがすと塗膜にヒビが入ったり、はがれたりする恐れがあります。

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