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2013年 京都太鼓山風力発電所の風車落下事故まとめ

2013年3月13日に風車が落下していることが分かった京都・伊根町の太鼓山風力発電所。その事故原因は金属疲労と2013年8月に判明。今後はどうなる?

更新日: 2013年12月06日

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落下事故が分かったのが2013年3月13日

高さ50メートルから落下して大破した風車の発電機と羽根部分(京都府伊根町野村太鼓山)

12日午後7時半ごろ、同発電所を遠隔制御している
福知山市の府公営企業管理事務所で
3号機の異常を知らせる表示が

2013年03月13日のニュース

(そのため現場に行き)
13日午前9時40分に点検業者が落下しているのを見つけた。

異常を感知した時は風速15メートル程度だったが、設計上は25メートルまで発電が可能という。

落下したのは6基あるうちの3号機で、
地上から約46メートルのボルト接合部分付近から折れていた。

落下部分は重さが計約45トン
付近に人家はなく、けが人はなかった。

運用開始は2001年 耐用年数は17年だった。

太鼓山風力発電所(与謝郡伊根町字野村小字太鼓山地内)
運用開始年月 平成13年(2001年)11月 総事業費 約15億円

風車1基あたりの建設費は約1億7800万円で、
耐用年数は17年。

※運用開始からの経過年数は11年あまり

そもそも地球温暖化防止京都会議(COP3)が作られた遠因

歴史的な議定書採択の地「京都」の
地球温暖化防止にかける熱い思いをメッセージとして
全国に発信したのが太鼓山風力発電所です。

しかし、不運続きだった。。

風力不足にも悩まされ、
累積赤字は11年度末で3億6千万円にまで膨らんだ。

「ついてない発電所だ…」
山田啓二(京都府)知事は思わず記者会見で嘆いた。

これを受けて、国土交通省は「ラガウェイ製を緊急点検要請」

オランダのラガウェイ(倒産)製の
全国約120基の緊急安全点検を、3月15日に要請

ラガウェイ製の風力発電機は北海道で約60基、三重県で約20基が稼働している。
2013年03月15日のニュース

そんな中、4月には三重県でも風車落下事故が…。

中部電力子会社のシーテック(名古屋市)は
(2013年4月)8日、津市美里町にある風力発電機の1基で、
発電機部分と羽根3枚が支柱から折れて落下し損傷したと発表

損傷したのは津市と三重県伊賀市にまたがる
風力発電施設「ウインドパーク笠取」に19基ある風力発電機のうちの1基。
発電機部分などを含む落下物の総重量は約140トン
2013年4月8日のニュース

ウインドパーク笠取は日本製鋼所製

(調査の結果)シーテックは
「不適切な材質で製造されていた」と指摘し、
メーカーの日本製鋼所も認めた。

事故機と同じ型の部品を搭載した風力発電機に対しては早急に交換を実施する。

そして2013年8月 ようやく京都の太鼓山風力発電所の原因も判明

府の専門家会議は(2013年8月)4日、
破断面の調査結果から金属疲労が事故原因と断定した

残る5基のうち、支柱に深刻な亀裂が見つかっている1基は
早急に支柱から風車部分を取り外す方針を確認した。
2013年8月5日のニュース

風車が主に風を受け止めていた西側とは逆側の
東側でボルトが折れ、亀裂がある部分が集中していた。

鋼材や溶接金属は設計通りの強度を満たしていた。
発電時の振動などで東側にできた亀裂が支柱全周に広がり、
引きちぎられるように風車部分が落下したことが確認された。

金属疲労に至った要因は、
山岳地特有の不規則な風速や風向が考えられるが、
さらに分析が必要とした。

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このまとめへのコメント4

  • ふみふむふむふみさん|2013.11.23

    いちゆーざーさんコメントありがとうございます。
    安全性を徹底的に追求して、原因究明してほしいですね。
    そうでなくても、風力発電はこの京都のあと、
    4月に三重(ウインドパーク笠取)、8月に新潟(マリンピア日本海)、
    9月に北海道(苫前グリーンヒルウインドパーク)と続きざまですし。

  • いちゆーざーさん|2013.11.22

    1号機のボルト破損に関するニュースソースです。第2ページの「図6事故機以外の状態と対策」に状況があります。全号機やられてしまっているんですよねー。惨憺たるものです。

    スマートジャパン 自然エネルギー: 京都の風車落下事故で異常な事態、6基のうち5基に亀裂
    http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1309/11/news022.html

    本当に根本原因を突き止めずに再稼動してしまっていいの?と、云うのが実感です。

  • ふみふむふむふみさん|2013.11.22

    情報ありがとうございます。

  • いちゆーざーさん|2013.11.21

    調べてみると2008年に3号機、2012年に1号機と3号機で既に複数のボルトの破損が発生しているようですね。そして根本原因の究明をせずに動かしてきて2013年に3号機の落下事故を引き起こしている。

    今回もボルトがなぜ破損したかの原因を突き止めずに再稼動するようです。なんか例えは悪いが、無理に無理を重ねているようです。原因があるから事故が起きているのです。なぜ、根本原因を究明しないのでしょうか?

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