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国際リニアコライダー(ILC)とは?

電子と陽電子を地下トンネルに一直線に並べた超伝導電磁石で加速・衝突させ、発生した素粒子を観測する線形加速器。円形の方がトンネルを小さくできるが、電子を加速する向きを曲げる際に放射光が発生してエネルギーが失われてしまう。実現すれば、万物に質量を与える「ヒッグス粒子」の性質が詳しく分かり、未知の素粒子も見つかると期待される

ILCは地下約100メートルに長さ30キロ超の直線トンネルを掘り、電子と陽電子を加速して衝突させ、発生した素粒子を測定する

現在の計画では建設費だけで8300億円、土地買収費や測定器製造費、人件費を含めると総額1兆270億円と試算される

東北・北上山地が候補地に決定 (2013/8/23)

学術会議の判断は「時期尚早」 (2013/8/6)

誘致は時期尚早とする見解を大筋でまとめた。巨額の建設費や、世界中から研究者の参加を見込める保証がないなど課題が多く、数年かけて調査した後に判断

ILCは日米欧の科学者が進める計画で、欧州合同原子核研究所(CERN)の加速器の後継とされる。建設費は10年間で約8300億円に上り、日本の負担は半額程度となる見込み。

この日の会合では、巨額投資に国民の賛同が得られるかや、建設に必要な1000人規模の加速器研究者の参加が保証されていないことなどが指摘された。この分野の日本の研究者は300人程度で、多くを海外から呼ぶ必要があるという。

家委員長
「国民の理解を得るため、今後専門家以外も入れて検討する必要がある」

誘致合戦が過熱

日本では、北上山地を推す岩手県(県の公式サイト)と、脊振山系を推す福岡県・佐賀県連合(九州推進会議の公式サイト)が、国内建設候補地の誘致で争っている。

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