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背筋にゾクゾクくる本格ミステリー小説7選※サイコパス注意

過去最高レベルに暑い夏もこれで涼しく乗り切りましょう。怖いもの見たさでついつい引き込まれる、人間の狂気・グロテスクさを描いた小説を、怖さレベル別にご紹介。読書ペース年間約100冊のうえで読み応えのある作品を厳選しています。

更新日: 2013年08月13日

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この記事は私がまとめました

きゅれるさん

※引用元リンク先にはネタバレ記事も含みますのでご注意くださいね。

少女/湊かなえ

「告白」は映画や小説で有名になりましたが、あの作品が好きな人には「少女」の生々しさもよいです。

怖さレベル:★☆☆☆☆

最後まで由紀と敦子の『友情』は醜くて、生々しくて、気持ち悪い。
でも、そういう気持ち悪い『友情』は、少年漫画では描かれない『友情』の一側面であることは間違いない。

無邪気に歪んでるところが、妙に不気味。

「因果応報!地獄に堕ちろ!」が、この本のキーワード。
「誰が地獄に堕ちるのか?」と思って読むと、イヤミスの味わいが出ます。

読み手も歪んでいきましょう、という提案です(笑)

白夜行ー幻夜/東野圭吾

表紙を並べると、タイトルや装丁から2部作になっていることがよく分ります。

後ろ暗い過去を持った男と女たちの生き様。
著者東野圭吾氏「スカーレットオハラのような女性を描きたかった」にもあるように、究極の女の冷徹さに心が冷えます。

怖さレベル:★★☆☆☆

表紙を並べると、タイトルや装丁から2部作になっていることがよく分ります。

怖さレベル:★★☆☆☆

視点を変えたりする。伏線という弓を引き絞れるだけ絞ってサスペンスを盛り上げ、
それが折れる寸前に一気に放つからインパクトはものすごく強い。巻末に至って
すべての 伏線と謎とエピソードが見事に収斂(しゅうれん)し、
パズルが組み上げられて全体像を結ぶカタルシス。ミステリーの醍醐味ここにあり、
と読者は快哉を叫ぶのである。-「幻夜」解説・黒川博行氏より抜粋。

彼らの深い哀しみに私は暗い感動を覚えた。
暗い感動、としかいいようのないこのやりきれない感覚が深く心に広がったことを、
私はしばらく忘れないだろうと思う。(中略)

私をひっぱってやまなかった巧妙な語り口、絶妙に張られた伏線、
そしてこの暗い感動。東野圭吾最高傑作と私は思う。本当に思う。

すべてがFになる/森博嗣

天才博士の常識離れした感じがなんかSAWのジグソーを彷彿させる感じですかね...(中略)
ミステリーとしては想像してた答えを見事に裏切られていい感じでした。

最後の展開も◎

先端サイエンスを絡めて奇抜で猟奇的な密室殺人を上手く纏めたミステリー

最近だと東野圭吾のガリレオシリーズのようなロジカルさをベースにしつつ、グロテスク。

インザ・ミソスープ/村上龍

読み終えると、この表紙をじっくり見ることさえ嫌なほどに気持ち悪く感じてしまうのです。

怖さレベル:★★★☆☆

読了した際に「ヤバい」としか言えなくなった。語彙力を低下させるほど衝撃的な作品だ。

どんどん引き込まれる。途中から、読みたくないのに読んでしまう...そんな感覚に。

村上龍が本書を執筆しているときに、神戸で少年A事件が起き、
隆が長い作家生活で、初めて現実と自分が書いている小説との区別がつかなくなったという曰く付きの小説。

曰く付き、という言葉にそそられる人は少なくないはず。

黒い家/貴志祐介

サイコパスには共感できずとも、恐ろしさが引力になってどんどん作品に吸い込まれていくのです。

怖さレベル:★★★★☆

サスペンス色の強いホラーでした。読み始めると、ページをめくる手が止まりませんでした。こーいうのを読むとゾッとしてうすら寒くなる気がします。真夏の夜に読むといいのでしょうが、怖くてトイレに行けないかも…。

ヒトの悪意はこれほどまでに恐ろしいものなのか…。中盤までは偶然が重なった結果の悲劇であってほしいと思いながら読んでいたが、真相が明らかになるについれて「悪意の権化」のような人物描写にうすら寒くなりました。ヒトって恐ろしい…。

隣の家の少女/ジャック ケッチャム

えぐすぎて、最後まで読めませんでした。
一般的な感覚をもっている人にとっては楽しめるレベルを完全に超えています。

怖さレベル:★★★★★

すごすぎる。とにかく読んでいて苦しいほどえぐい。この先もう読みたくないと思う意識に反して、先が気になってしかたがない。予想を上回るほどの、読んだことを後悔するほどリアルに残酷すぎた。覚悟して読むべし。

ここまで陰欝な気分にさせる物語を私は知らない。
この作品は、他のサスペンスホラーなどの作品とは一線を画すものだと思う。
実話だから、ということもあると思うが、これはまさに読む暴力。

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