この映画でいろいろ悲しいシーンがあったんですけど、一番悲しいのは、普通の人たちは、前田くんが教室に戻ったら、かすみちゃんがパーマ野郎といちゃいちゃしているところを目撃してしまうというシーンが1番悲しいという人が多いと思いますけど、僕が悲しかったのは、ゾンビ映画を撮っているという話をした時にですね、吹奏楽部の女の子の亜矢ちゃんがですね、「それ、遊びですか?」って言うんですね。「いや、そうじゃないんだけど」って前田くんは言うんですけど、どう聞いても遊びにしか聞こえないよと、これはねえ、僕は人生の中で何度も言われました。

僕がゾンビ映画の話をしたり、ゾンビ映画を観たりですね、そういう雑誌を作ったりしてる中でですね、いろんな人に、「楽しそうにやってていいね」って、「遊んでんの?」とかね、いろんな人っていうかね、いろんなかみさんといかですね、娘とかですね、妹とかいろんな人に「怪獣とか、ブルース・リーとか楽しそうでいいね、遊んでんの?、いいね」って言われましたね、同級生とかね。「遊んでんの?」って、「遊んでるんじゃないんだけど、仕事なんだよ!」っていうふうにも言い切れないしっていう、非常に難しいところがあるわけですけども。そこで前田くんがはっきりと反論できないところが、まるで自分をみているようでしたけども。

でもね、遊びと仕事が一緒になってるんだから、一番いいんじゃないかっていう気もしますよ。これは最高なんじゃないかってね、これ勝ってねえかっていう気がするわけです。前田勝ち!映画秘宝勝ち!っていう気が非常にして。ただ映画秘宝を落とすやつが、ともひろっていうやつなんですね!
ともひろ、どうしようもないですね、童貞で、映画秘宝たたき落として!ともひろ、いいかげんにしなさい!笑
ってことで、『桐島、部活やめるってよ』でした。

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