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njip.fibさん

ブラック企業大賞2013が発表

労働法やその他法令に抵触、もしくは抵触の可能性が高いグレーゾーンの条件での労働を従業員へ強いる、いわゆる“ブラック企業”。その中でも特に“ブラック色”が強い疑いのある企業を選定する「ブラック企業大賞 2013」の受賞式が、8月11日14時~東京都千代田区の在日本韓国YMCAで開催された。

ベネッセの受賞理由

09年、人事を担当する人財部のなかに「人財部付」という部署が新設された。ここに配属された女性社員は、「あなたたちには問題があります。受け入れ先を獲得する活動をしなさい」と上司から指示された。

12年8月、東京地裁立川支部判決は、人財部付が「実質的な退職勧奨の場となっていた疑いが強く、違法な制度」と判断し、この部署への異動も「人事権の裁量の範囲を逸脱したもの」として「無効」を言い渡している。

異動の理由

ところが、ベネッセの業務縮小により異動が白紙に。新たな受け入れ先がない状態となった。

人財部の担当者から、香川県にある公益財団法人への出向を打診されたが、原告は小学生の子どもがいること等の家庭の事情から、これを断った。

人財部付けの実態

●単純労働をさせる
●社内の他部署への就職活動をさせる
●評価や給与を下げる
●業務を制限する
●名刺を持たせない
●電話に出させない
●社内ネットにアクセスさせない
●担当表に名前を載せない

評価は常に「DかE」

人財部付けの社員については、会社への直接的貢献がないため、評価は5段階中D又はEとするとされていた。

かつ、ベネッセの就業規則では、半期ごとの評価で、2回連続D以下の評価であれば、降格・減給と定められていた。

人財部付けとなれば、自動的に降格・減給されていくシステムとなっていたのである。

人財部付け社員の選択肢は2つ

どちらを選んでも…。

選択肢1<グループ外出向(報酬差額はベネッセ負担を前提に)(定年退職まで)>

 <ステップ1(期限1年)>
 まずは人財部付籍のまま転身支援会社に常駐。
 そこから自分に合った出向先を自ら探す。見つかればステップ2へ。

 <ステップ2(定年退職まで)>
 2年間は差額を補てん。3年目は転籍が基本。
 ※1年内に出向先が定まらない場合は、転進に切り替え。

 ※なお、この選択肢で転進に切り替わる場合は、転進支援会社利用支援のみ。(退職一時金上乗せや転進支援休職の適用はなし)

つまり、辞めろということです。

選択肢2<「業務支援室(ベネッセ人財部内仮設)」に配属(定年退職まで)>
 雇用・最低処遇(最低役割職責・報酬レベルで、最低評価E)は確保するが、業務内容については、本人の選択の余地はない(各種雑務(肉体労働含む))を担当)

 今後定年退職まで、本人希望による他部署他業務への再配置・処遇変更は行わない。

つまり、辞めなければ定年まで最低賃金で働かされるということです。

無効判決後、和解へ…

判決が出たあと、女性とベネッセコーポレーションは東京高裁で和解をしました。ただ、その内容は明らかにはされていません。

「人財」という言葉が泣いている

朝日新聞の「追い出し部屋」報道。ow.ly/i0mnD ベネッセの「人財部付」とか,ソニーの「キャリアデザイン室」とか。 部署の存在じたいについてもどうかと思うけど,こういうアイロニーたっぷりのネーミングはやめてほしい。特に,ソニー(-.-)

ベネッセの人財部付、追い出し部屋として昨年8月東京地裁で違法の判決。25日朝日。人財部付の存在自体が違法と女性社員が提訴、違法の判決に。追い出し部屋は厚労省がパナソニック等5社を調査も、明らかに違法ではないと結論。追い出し部屋は許される存在なのか。実態に向き合おうとしない政府。

長時間労働もひどいけどベネッセの「人財部付」が陰湿すぎて読んでるだけで嫌な気分になる。そりゃ学校のいじめもなくならないわけだ。 / “ブラック企業大賞2013にノミネートされた会社リストまとめ - GIGAZINE” htn.to/zfobqPyL

再教育などせず退職勧奨の場になる「人財部付」って何が「人財」だ、と思わせるベネッセの事例は興味深い。同様のケースは他社でもありそう。>ブラック企業大賞: ノミネート企業発表!!&ウェブ投票もスタートします! blackcorpaward.blogspot.com/2013/06/blog-p…

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