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犬や猫などの動物たちは「色」を識別しているの?

犬や猫、鳥などの動物たちには、色がどのように見えているのか考えたことがある人は多いと思います。確かな結果は、その動物になってみないと分かりませんが、世界中で色覚についての研究が行われています。

更新日: 2013年09月04日

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くまもちさん

▼ 動物たちは「色」を識別しているのだろうか?

犬や猫、鳥などの動物たちには、色がどのように見えているのか考えたことがある人は多いと思います。確かな結果は、その動物になってみないと分かりませんが、世界中で色覚についての研究が行われています。

自体は「色」ではなく、目が光の強弱と波長の相違を刺激として感じ、脳が働いて、「色」の識別につながるのです。

引用元のシャープのサイトでは、色について分かりやすく紹介されています。

人間を始めとする霊長類には3種類の錐状体があり、虹の七色に代表される様々な色を識別できます。

色は脳で生まれた感覚なのだ。もしも私たちが知覚している色が反射光の波長だけで決まるのならば,同じ物体でも照明の変化や背景光,もや,煙などによって全く違って見えるだろう。

▼ 犬は「黄色と青色を識別できる。赤は認識できない」

犬は色が識別できないと思われることが多いですが、実際は青色と黄色の見分けができると言います。

人間は網膜内にある3つの錐体細胞により、赤、青、緑、黄色をそれぞれ検知し識別している。一方、犬は「明るさ」しか認識できないと考えられていたが、青と黄色は見分けることができるという。しかし、赤と緑色は識別でない。

詳しい実験内容は引用元をご覧ください

カリフォルニア大学が行った犬の色覚に関する実験によると、犬は緑、黄、オレンジを「黄色っぽい色」として、紫、青を「青っぽい色」として、そしてた赤に関しては「非常に暗いグレー」に見えているとか

光の強弱を感知する桿状体という視細胞は人間の7~8倍とたくさんあるので、夜目がきく、つまり暗闇でもよく見えるというわけです。犬は元来夜行性の動物であり、暗い中で活動することが多かったことから、色覚についてはそれほど発達する必要もなかったのでしょう。

▼ 猫は「緑色と青色を識別できる。赤は認識できない」

犬と同様に、陸上に暮らす多くの哺乳類は「二色型色覚」と言われています。

ネコの目にはこの錐状体という視細胞が少ししかなく、その大半は緑色を関知するものなので、緑色は識別できるようです。青色を関知できる錐状体も少しあるようですが、赤外線のような長い波長光を関知できる錐状体はきわめて少ないので、赤色はわからないだろうといわれています。

画像出典:花王 猫は色を識別できるのか?
http://www.kao.co.jp/pet/cat/science/scat/scat01.html

ネコは明るいところよりも暗いところの方がよく見えます。真っ暗闇ではさすがのネコも不自由ですが、ほんのわずかな、星明かり程度の光でもあれば、ネコは充分見ることができます。暗闇では人間の6倍以上よく見えているということです。

猫や犬は色覚の能力よりも、早く動くものを捉える動体視力が重要で優れています。

犬猫は動体視力(人間の4倍)が非常に優れており、遠くで速く動く小動物をキャッチすることを得意にしています。

犬や猫は、日が沈みかけてから活動する夜行性(もしくは薄明薄暮性)で、獲物を捕らえる際、色の識別はそれほど重要ではありません。

▼ 鳥は「人には見えない紫外線の領域まで見えている」

鳥は、人が見えている「3色型色覚」に加えて、一部の紫外線の領域まで見える「4色型色覚」と言われています。鳥が見ている色の世界と、私たちが見ている世界は全く別なのかもしれません。

人と鳥類の色の見える領域を比べてみると、鳥類は人間には見えない紫外線の領域まで見ることができると考えられ、人よりも多くの色彩を目にしているといわれている。

メスから見た時に羽色が美しい派手なオスというのは健康である。美しい色をつくるのは沢山のエネルギーが必要なことなんです。餌も沢山食べないといけません。そういうことをクリアしている健全で、健康なオスだということが羽色によってわかるんです。

東京大学総合研究博物館 遠藤教授
鳥類は、たとえ捕食者から見つかる恐れがあるとしても、あえて自分の体を派手な色で飾る。
それには、重要な役割があるからだという。

網膜の視細胞が人などの哺乳類より優れているので、鳥類であるカラスは私たちよりはっきりと色を識別できるのです。つまり、私たちが見る7色の虹も、カラスには14色以上に見えている可能性があるわけです。

▼ 魚は「人には見えない紫外線の領域まで見えている」

魚は色を識別できないと思われていることが多いですが、多くの種類で色の識別能力が認められています。

高度な形状識別能力を持つ。色の識別能力も認められ、人間の眼は赤、青、緑という3波長に反応するが、魚の眼は人間が知覚できない紫外線を含めた4波長に反応する。

自然界では、オスとメスで体の色が違う魚もいます。このことから、種類によってはある程度色がわかっているのではないかと考えられます。

ここ35年間の研究により,鳥類やトカゲ類,カメ類,多くの魚類が網膜に紫外線受容体を持つことがわかってきた。むしろ,紫外線を見ることのできない哺乳類が例外といえる。

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このまとめへのコメント2

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  • y_hさん|2013.09.06

    昆虫、鳥、魚は進化の歴史上、いつも昼の時間帯に行動してきた勝ち組だから色彩豊かなのらしい。
    逆に、夜の時間帯に隠れて活動してきた負け組みの哺乳類は、色彩が貧弱なのだと聞いた。

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