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アブラゼミの一生は短い。よく分かるアブラゼミの生態について

夏になるとアブラゼミがたくさん出てきますよね。しかし、その生態について、よく知っている人は少ないと思います。アブラゼミの生態について紹介します。

更新日: 2013年08月20日

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tonic-mazさん

アブラゼミの基礎知識

日本を代表するセミ

アブラゼミは北海道から九州まで広く分布する代表的なセミです。

アブラゼミの大きさ

体長はおおむね5~6センチで、メスのほうが一回り大きい傾向があります。

外見の特徴

全体的に茶色~黒の硬い体を持ちます。
褐色で不透明な翅と、腹部の白い粉が特徴です。

アブラゼミの一生

生まれてすぐ

アブラゼミの幼虫は、卵から孵るとすぐに地面に潜り、
木の根に辿り着き樹液を吸って育ちます。

地中の幼虫時代

アブラゼミの幼虫時代は6年前後と言われ、地中を移動しながら脱皮を繰り返します。

成虫へ

羽化の条件が整えば、アブラゼミの幼虫は地上へ出て成虫となります。

成虫の期間

羽化したアブラゼミの寿命は短く、普通は1週間前後だといわれます。

アブラゼミの生態

羽化の流れ

アブラゼミの羽化は夕方日がくれる頃に始まり、
木などに登って安全な場所を確保すると背中から抜け殻を残して脱皮します。

鳴き

アブラゼミの成虫は大きな声で鳴きながら木の間を移り渡り、交尾相手を探します。

産卵

メスは死ぬ前に樹の枝などに卵を産み付けます。
卵は翌年の春~初夏に孵化します。

アブラゼミの鳴き声

「ジーィジーィ」

アブラゼミの鳴き声は複雑ですが、大体「ジーィ」や「ジリジリ」などと表記されます。

名前の由来

鳴き声が油で揚げ物をする時の音に似ていることからアブラゼミという名前が付いたといいます。

夜にも鳴く

アブラゼミは夕方に特に激しく鳴き、気温が高い、
生息密度が高いなどの条件によっては夜中にも鳴くことがあるのが特徴です。

アブラゼミと人間

都市化とアブラゼミ

都市化による空気の乾燥は、アブラゼミにとって不利な条件となるため、
都市部ではアブラゼミよりクマゼミやミンミンゼミが増えていると言います。

生息の偏り

かつては全国でアブラゼミは代表的なセミでした。
しかし現在でも地方では広く見られる一方で、都市では条件によって生息に偏りが出ています。

害虫として

ナシやリンゴの木の根から樹液を吸って木を弱らせることがあるため、
地域によってはアブラゼミは農業害虫として扱われることもあります。

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