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会話も出来たのになぜ死亡…想像以上に困難が伴うヤケドの治療

京都府福知山市の花火大会会場で起きた爆発事故。これまで亡くなった3人のうち、2人は当初、ひどい火傷を負っていたにもかかわらず、意識もあり、会話もできていたことが分かっています。意識があっても数日で急変する重度の火傷。治療には想像以上の困難があると言います。

更新日: 2013年08月21日

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福知山市の花火大会会場で15日に起きた爆発事故で、亡くなった3人は全身に大やけどを負い、事故2~4日後に命を落とした

しかし体の95%にやけどを負った竹内弘美さん(44)だったが、搬送時には意識があったという

また、19日に亡くなった小学5年の山名空君(10)も、全身にやけどを負いながら、警察官とのやりとりに気丈に答えていたという

出典http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130820/waf13082016510021-n1.htm

救命救急に詳しい医師によると、やけどの場合、事故直後に意識があっても徐々に容態が悪化することも多いという

病院に搬送されたときは声が出る状態だったという竹内さん

17日に亡くなった竹内弘美さん(44)は、背中や手足など全身の95%をやけどし、熱傷の程度は最も重い「3度」だった

当時、救急隊員が最もやけどがひどいとして、真っ先に病院に運び込んだのが竹内さんだった。

”やけどは深さにより1~3度に分類され、3度が最も重い。真皮に達する2度では全身の30%以上、さらに下の組織に達する3度では、10%以上のやけどで重症とされる”

引用元:http://goo.gl/7fszB7

福知山市民病院 地域救命救急センター長
「まだ来られた時は意識あった。まだ声も出る状態だったので、かなり苦しそうにされていた」

その後、集中治療室(ICU)で鎮静剤を投与され、意識を失ったという。

亡くなった竹内弘美さんの死因は「循環血液量減少性ショック」だった

医師は「皮膚移植をできる状況ではなかった」と話しています。

重度の火傷を負っていた空君も当初は警察の問いに気丈に答えてた

19日に亡くなった山名空くんも、当初は病院で両親と話ができる状態だったという

また事故現場でも、全身にやけどを負いながら、体育座りをして、まっすぐ前を見ながら、警察官の問い掛けに一つ一つ答えたという

駆けつけた警察官の「どこから来たの」「名前は」「学校は」という問いに気丈に答え、その後、警察官が背中にタオルを敷き、背負っていったという。

山名君は事故直後に京都府綾部市立病院に搬送され、頭部や背中など体表面の55%が2~3度のやけどと診断

当初は皮膚に付着した衣類の洗浄や軟膏を塗布する処置を受けたが、外科医の問いかけにも冷静に受け答えしていたという

しかし、その後に容体が急変した山名空くんは、19日に死亡した

死因は、全身やけどの「重症熱傷」であることが分かっています。

重度の火傷は、時間経過と共に容態が悪化するケースが多いという

”大阪府立急性期・総合医療センターの藤見聡救命救急センター長(48)は、「頭部にダメージがないやけどの場合は事故直後は意識がしっかりしているが、時間の経過とともに血液の循環が悪化し死亡するケースは珍しくない」と話しています。”

引用元:http://goo.gl/7fszB7

事故発生直後は共に会話が出来ていたという2人

しかし2人とも事故から数日が経過してから命を落とす結果となってしまった

重傷のやけどは、時間経過とともに容体が悪化するケースもあり、治療は困難が伴うという

「熱傷性ショック」による水分の急激な減少が容態悪化を招く

”大阪市立総合医療センター 救命救急センター副部長は、「受傷直後は、意識もしっかりして会話できる人も多い。そのあと、どんどん体の中の水分が失われることになるので、だんだんと血圧が落ちてきたり、呼吸にも影響が出てきたり、最終的には多臓器不全になることが多く見受けられる」と話している。”

引用元:http://goo.gl/MbX7we

最初の数日は血管内の血液の量が減って組織が機能しなくなる「熱傷性ショック」の危険があるという

竹内弘美さんも「熱傷性ショック」によって亡くなっている。熱傷性ショックとは、重症熱傷の際、毛細血管の浸透性が亢進して血漿が組織へ流出してしまうため循環血流量が不足した状態をいう。

広範囲で重度のやけどを負うと、血液の水分が急速に失われ、うまく循環しなくなり、栄養分や酸素を供給できなくなる。このため臓器へ流れる血液が不足し、臓器不全を引き起こすという

また皮膚から奪われる水分は、やけどを負った面積かける体重の4倍、とされているという

これは、仮に体重60キロの人が、95パーセントのやけどを負うと、1日に20リットル以上の水分を補わなければならない計算になる

水分が安定しても、次は細菌感染の危険が襲ってくる

やけどで死んだ組織には細菌が繁殖しやすいため、治療では、点滴で体内に水分を補給した上で、消毒や塗り薬で殺菌することが焦点になるという

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