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当てはまってないかい?学習性無力感の諸症状

「自分なにやってもダメなんス。がんばったって無駄なんス…」みたいに、仕事などで心が折れ、すっかり草食化してしまう原因には「学習性無力感」という名前が付いているそうです。悲しいほど自分に該当していたので、自己啓発がてらにまとめてみました。

更新日: 2013年08月23日

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hitonamiさん

学習性無力感とは

米国の心理学者マーティン=セリグマンが1967年に発表した心理学理論。

長期にわたって、ストレス回避の困難な環境に置かれた人は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという見解。

自分の努力によって状況を変化させることができなくなると、「無力感」が学習されてしまいます。すると、「何をやってもダメだ」というあきらめの境地に入り、現状を変える意欲どころか、逃げ出す気持ちさえも起こらなくなる。

鬱に至る過程と目されていた理論ですが、最近では生理学的に矛盾が出てきているのだとか(詳細不明)。とはいえ臨床心理の現場では、まだ現役で学習性無気力の理論に基づいた心理療法が用いられているようです。

マーティン・セリグマン(1942年8月12日生まれ)ニューヨーク出身の心理学者で、うつ病と異常心理学に関する世界的権。学習性無力感にかんして以下のような実験を行った。
◆◆【実験概要】◆◆
床に電気ショックの流れる2つの部屋に、それぞれ犬を入れる。片方の部屋の壁はジャンプすれば逃げられ、もう一方は到底飛び越せない。ブザーを鳴らし、双方の部屋に幾度が電流を流した結果、低い壁の犬はジャンプして逃げ出すが、高い壁の犬は完全に無抵抗になった。

セリグマンの犬の実験では、嫌悪刺激として電気ショックが採用されたが、人間の場合には様々な刺激が嫌悪刺激となり得る。身体への嫌悪刺激のみならず、精神的な嫌悪刺激が無気力状態を引き起こすことも、容易に想像できる。

例えるならこういう事例

ニートが増加したのは、かつての就職超氷河期で面接で落とされ続けて、意欲を失った若者が増加したから

どうせ1票ぐらい投票しても結果は変わらないのなら、選挙になんて行っても無駄

こちらが提案しても、上が保守的で、結局何にも変わらない。

重い例では、家庭内暴力を振るわれ抵抗する妻が、いくら抵抗しても殴るのをやめない夫を見ている内に、その状況を受け入れてしまう、などがあります。

学習性無力感を抱えている人の特徴

やる気がでない→努力しない→怒られる→さらにストレスがたまる→やる気がさらに減る→・・・

この状態に陥っている状況下では、「今度は成功するかもしれない」という期待を持ったり、意欲がわいたりする可能性は低くなると考えられている。

失敗・挫折・苦痛・不幸の原因を全て『自分が悪いから・自分が無能だから・自分が怠惰だから』といった個人的要因に還元する

新たな人間関係の構築に消極的になってしまったり、他人の親切や好意を信頼できない人間不信から他者とのコミュニケーションを楽しめなくなってしまう

どうすれば抜け出せる?

肝心なのは、本人が自分の学習性無力症状態から回復したいと願っていること。そして、できれば支援を得て再起したいという「熱意」という「火種」を持つこと。

もっとも大切な条件だと思います。

無力感はたいてい上司や周りの人から何度も否定されることを通して生じます。どうしてもやる気が出なければ、専門医のカウンセリングにいったり、否定する人に相談してみるのもいいと思います。

なかなか難しい注文ですが、一人で抱え込んでいるより誰か仲のいい人にでも吐き出してしまうのが楽かも。

目標達成のためにやるべきことを細分化し、できることからやってみる。

失敗し続けることを学習してしまったのなら、反対に成功し続けることを学習しなおせばいい、というシンプルな理屈。ただ、いきなり大きな目標を立てるとさらに落ちてしまうので、小さなことからコツコツ努力するのが吉。

欧米人と同様に「人や状況のせい」に「心の中」でしておくべきだ。自分のメンタルな健康を守るためには、その方がよい

「言い訳を是としない」古き良き日本的美意識を変革しろというわけではなく、まず状況や人のせいにしておいて、自分が失敗しない状況というものを自分自身に思い込ませることで成功を学習させる方法。だそうです。

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