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謎の補陀落渡海とは?

補陀落渡海(ふだらくとかい)について解説します。

更新日: 2017年09月08日

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jterさん

【補陀洛山寺】

補陀洛山寺の創建は4世紀頃。インドから来た裸形上人が開いたお寺です。天台宗のお寺です。補陀洛山寺はユネスコの世界遺産に指定されています。

【謎の補陀落渡海(ふだらくとかい)】

補陀落渡海(ふだらくとかい)は、補陀洛山寺で行われました。

所在地は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字浜の宮348

補陀洛山寺は那智の滝に行く途中にあります。

那智の滝

落差133m
住所 和歌山県那智勝浦町

補陀洛山寺の本尊は、十一面千手観音です。

十一面千手観音は、千の手で民衆を救うとされます。

【補陀落(ふだらく)とは?】

仏教では、(南方)や(北方)や(西方)や(東方)に浄土があるとされます。

南方の浄土は、補陀落(ふだらく)と呼ばれています。

西方の浄土には、阿弥陀如来がいるとされます。

北方の浄土には、釈迦如来がいるとされます。

東方の浄土には、薬師如来がいるとされます。

南方の浄土には、観音菩薩がいるとされます。

【補陀洛渡海とは?】

補陀洛渡海とは、南太平洋の果てにあるとされる「補陀洛(浄土)」を目指して船で旅立つことです。

【補陀洛渡海する船】

船の船室の四方には、鳥居が建てられています。

人が船室に入ると、扉に釘を打ち、出られないようにしました。

船には、約30日分の食糧が積み込まれます。

渡海する船は、海の沖まで、船で牽引されました。

その後、波に乗って補陀洛に向かいます。

【渡海の時期】

渡海は、1月上旬(旧暦11月)に行われました。

【渡海した人数】

補陀洛山寺からは、25人が補陀洛に渡海。

16世紀後半、金光坊(お坊さん)が補陀洛渡海したが、途中で船から脱出し、島に流れ着くが、捕らえられて海に投げ込まれて殺されました。

その島は「金光坊島」と呼ばれています。

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