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台風と温帯低気圧の違い、知ってますか?

台風が温帯低気圧に変わりましたって言われても、ピンとこなかったのでまとめました

更新日: 2017年10月23日

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この記事は私がまとめました

iroha810さん

今年も迫りくる台風

日本直撃かと思いきや・・・

台風15号は温帯低気圧に変わったようだ! まだまだ注意は必要だけど、とりあえずさようなら台風! pic.twitter.com/ri7tO1htOV

「台風が温帯低気圧に変わる」ってどういうこと?

「台風は温帯低気圧に変わりました」という表現は、実は台風の強弱の変化を指す場合ではなく、台風の構造の変化を指す場合に使う表現

具体的には台風の構造が、熱帯低気圧(tropical cyclone)の構造から温帯低気圧(extratropical cyclone)の構造へと変化した場合に使います。

ほとんどの場合、この変化は後戻らない

熱帯低気圧とは

熱帯低気圧とは、熱帯または亜熱帯でできる低気圧です。

熱帯は温度が高いため、海から大量の水蒸気が上昇します。
それで空気が渦を巻くわけですが、そうしてできた低気圧が熱帯低気圧です。

台風とは

熱帯低気圧が発達して最大風速が17.2m/s以上になったもの。

温帯低気圧とは

日本付近では基本的に北へ行くほど温度が低くなります。南北に温度差があるので大気の状態は不安定になり、 きっかけがあると、温度差を解消しようとして渦が発生し発達します。これが「温帯低気圧」

温帯低気圧(天気図上では L と表現)は、北側の冷たい空気と南側の暖かい空気が混ざりあおうとして空気が渦を巻くことにより出来ます。

温帯低気圧が発達して風速が 17.2m/s を超えても台風とは呼びません。

台風(熱帯低気圧)と温帯低気圧の違い

熱帯低気圧は名前の通り熱帯付近でできるので暖気だけでできているのに対し、温帯低気圧は温帯付近でできるので暖気と寒気の両方でできています。

風速
熱帯低気圧は中心に近づくと急に強くなる。
温帯低気圧は一様に強い。発達した低気圧では、中心付近よりも周囲のほうが強い。

前線
熱帯低気圧は前線を伴わない。ただし、周囲の風向きは違う。
温帯低気圧は温暖前線、寒冷前線を持ち、前線の両側の温度差が目立つ。風向も異なる。

“温帯低気圧”も“台風”も広い意味で、低気圧の仲間です。

台風が温帯低気圧に変わったからと言って、雨量が変化するわけでもなければ、風が弱くなるわけでもありません。

参考リンク

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