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あまりに予見的すぎる映画『AKIRA』(※ネタバレあり)

2020年の東京オリンピックを予見していたと噂の『AKIRA』。実は東京オリンピック以外にも、いろいろ予見的なところがあるのです。

更新日: 2013年09月09日

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tomoyukixxさん

2020年に東京でオリンピックが開催されることになって、俄然注目を集めている映画『AKIRA』。
この映画は、東京オリンピックの開催以外にも、あまりに予見的な映画だったのです。

1988.7.16. TOKYO

冒頭の東京崩壊のシーンですが、映画『AKIRA』が公開された半年後に昭和が終わることとなりました。

冒頭の春木屋のシーン:税制改革の失敗と失業者の増大

「前総理の行った税制改革の影響で増大した失業者の群れが、各地で暴動を起こしておりますが、先日の国会質疑に立ちました高梨大蔵大臣の発言をめぐり紛糾しておりました今国会は、その答弁の撤回を求める野党と…」

冒頭の春木屋のシーンで流れるテレビのニュース映像の声

2019年時点において、前総理が税制改革を行ったものの、結果失業者が増大した模様。

失業者が各地で暴動をおこしてるようだ。

研究所でのドクターと大佐:アキラの力のコントロールについて

ドクター「きっとご期待に添うナンバーズに育ててご覧に入れます。いささか手荒ではありますが、レベル7からのカプセルを投与してみようかと。」

大佐「大丈夫か」

ドクター「お任せを」

大佐「違う!もしお前の言う通り、アキラのような力を得る事になって、それをコントロールできるのかと訊いているのだ。」

ドクター「そ、それは…」

大佐「任せられるのか?」

ドクター「それは、最新鋭の検査機を使ってもっと多くのデータを集め、多角的に分析していけば必ず…」

大佐「あの力には触れてはならんのかもしれんな」

ドクター「神…、の力ですか?」

「アキラの力」を隠喩として読み替えてみると、「レベル7」なども示唆的。
大佐は「アキラの力」のコントロールを非常に気にしている。

そういえば「状況はコントロールできています」という言葉をこないだ聞いたなあ…。

オリンピックスタジアムの地下施設:復興と欲望

ドクター「若い研究員が私にこう訊くんですよ。彼らの力は人類の新しい進化の形態で、やがては我々にもコントロールできるのではないかと。」

大佐「ふん、ロマンチストだな、科学者というのは。我々はまずリスクから考える。30年もかかったんだ。あのガレキの中からここまで来るのに。生半に天秤にはかけられん。」

ドクター「大佐は、この街がお嫌いなものとばかり思ってましたが。」

大佐「建設の熱は冷め、復興の喜びも忘れ去られ、今や欲望に身をまかせたバカどもの掃きだめだ。」

ドクター「その街を救おうとしてらっしゃる。」

大佐「それが軍人だ。科学者にはわからん。」

ここでの「復興」とは戦後復興のことですが…。

復興の喜びが忘れ去られて、欲望に身をまかせたバカどもばかりにならないことを祈ります。

オリンピックスタジアム地下:封印されたアキラの前で

大佐「見てみろ、この慌てぶりを。怖いのだ。怖くてたまらずに覆い隠したのだ。恥も尊厳も忘れ、築き上げてきた文明も、科学もかなぐり捨てて。自ら開けた恐怖の穴を慌ててふさいだのだ。」

現実には、まだふぎきれてないものがたくさん。

最高幹部会議:災厄が実際におこらないと理解しない人々

幹部A「冗談じゃないよ!前総理の税金政策の歴史的失敗の尻ぬぐいを、我々国会議員が頭を下げて国民の皆様に我慢していただいている、この時期にだよ、何だね、どこにそんな金があるんだね!」

幹部B「来年はオリンピックだよ。もう戦後は終わったんだ。いつまでそんな幽霊のようなものに金を出さなくてはならんのかね。」

大佐「あの力は今や勝手に一人歩きし始めようとしている。今、コントロールしておかなければ、我々はすべてを失う事になりかねんのだ。」

幹部C「先の大戦がすべてアキラのせいであったという根拠はまだない!」

大佐「あんたたちは、アキラの災厄が実際に起きてからでなければ、何ひとつ理解しようとしないのか!」

一部中略してあります。

春木屋でも出てきた税制改革の失敗がここでもリフレイン。
どうなる、消費増税!

そして、実際の事故が起こるまで「アキラの力」の危険性を理解しようとしない人たち…。

2019年、最高幹部会の幹部たちは、前総理の税金政策を歴史的失敗と評価している。

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