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iPhone発表イベントで再び注目。エルヴィス・コステロのパンクな半生

iPhone 5s / 5c の発表で世界中から注目を集めたイベントで、スペシャルミュージックゲストとして登壇・演奏したのはかつて「怒れる若者」としてパンクミュージック界に革命を起こし、現在はその幅広い音楽性で多方面から絶賛されるミュージシャン、エルヴィス・コステロでした。

更新日: 2013年09月12日

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iPhone 5s / 5c発表会にエルヴィス・コステロ登壇!

2013年9月10日、Appleによる新iPhone発表イベントのスペシャルミュージックゲストとして、エルヴィス・コステロが登壇、イベントの最後のパフォーマンスを飾りました。

apple keynoteのゲストライヴは、エルビス コステロだった !

アップルの基調講演が、最後の方はコステロショーになるなんて、想定外だった( ´ ▽ ` )ノ

それにしてもアップルのキーノート。ジョブズなき今、誰があなを埋めるか…とミーティングした結果、「メガネ」「薄毛」「毎度、同じ(ような)服」といった三題噺的なロジックで、コステロ登場となったんじゃないかと思ったり。

今回のアップル・イベントでの個人的サプライズは、「エルビス・コステロ?? 誰?」という反応を見かけたこと。

エルヴィス・コステロとは

1954年8月25日 -
イングランド生まれのミュージシャン/シンガーソングライター。
本名デクラン・パトリック・アロイシャス・マクマナス。

芸名の「エルヴィス・コステロ」は、エルヴィス・プレスリーと、父方の祖母の旧姓コステロに由来

父親もミュージシャン(トランぺッター)で、父の所有する大量のレコードコレクションに影響されて育ちました。

エモーショナルかつ難解な歌表現やクセの強いメロディで人気を博した

他のミュージシャンにはない独特の魅力を備えている唯一無二の存在。

多作で知られる

ほぼ毎年アルバムを発売するほど多作。初期のアルバムなどは、今では未発表音源などボーナストラックが加えられ、一枚のアルバムで30曲以上収録とか当たり前です。

声、ツラ、ギター、リズム、ダンス、曲、歌詞、歌、センス・オブ・ヒューモアと、すべて完璧

言い過ぎかも知れませんが、それくらいコアなファンがつくアーティストです。

"怒れる若者" 初期のコステロ

"The Attractions" という伝説的バンドを率いていた頃のエルヴィス・コステロ。

デビュー当初のコステロは、パンク調の作品が多く「怒れる若者」とも言われた

1978年の初来日時は、日本の学生服姿で銀座でゲリラライブを敢行。警察沙汰になり罰金を支払った事件も有名です。

70年代終盤の英国で“なんか文句あんのかい!”といった不機嫌な表情で斜に構えてデビューした時には大きな注目を集めた

"キング" エルヴィス・プレスリーから拝借した名前に、スーツにネクタイ、黒ぶちメガネという一風変わった風貌で皮肉だらけの音楽を演奏した彼は、息切れ気味だった当時のパンクロックの中で大きなインパクトをもたらしたようです。

怒りを表現することにかけては、パンク・バンドのそれ以上であり、それを皮肉と冗談を織り交ぜながら主張するのは、やはり英国的

世の中の不正への怒りや、モテる男への怒りや、なんだかよく分からないけど色々ねじれながら黒いエネルギーが渦巻いていた男、それが初期のコステロでした。

ミスチル絶頂期の楽曲“シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~”はコステロを意識して書かれた曲

歌い方、曲調などなど…日本のバンドMr. Childrenの初期はコステロから多大な影響を受けているようです。

1979年の大ヒット作。さまざまな比喩を用い社会問題に深く切り込んだシニカルで重い歌詞ながら、曲調は超ポップ。

今も歌われる彼のキャリア史上に輝く超名曲、アリスン。片想いの女性を他の男に奪われていくさまを未練たらたらに歌ったバラード。このひねくれ方が堪らない。

日本ではかつてTV番組「とくダネ!」のオープニング曲として採用されていた楽曲。
1989年のアルバム「Spike」収録。

幅広い音楽性で飛躍した中期以降のコステロ

年を重ねてその音楽の幅をロック以外のフィールドにも広げていった

1986年のアルバム"King of America" 頃から、コステロは徐々に自信の音楽性を拡大していきます。
カントリー、ジャズ、クラシック等…パンクの精神を大切にしながらも、もはやひとつのジャンルに収まりきらない活動を見せていきます。

パンクの時代こそ、時代の先を行っていましたが、それ以後は逆に時代の流れに逆行しているようにも思えます

常に驚くような変化球でリスナーを喜ばせてくれるのがコステロ。根にあるのは安易に時代に迎合しないパンク精神でしょうか。

カナダ人のジャズシンガー、ダイアナ・クラールと結婚

2003年にはジャズ界の歌姫、ダイアナ・クラールと結婚。それまでスタンダードのカヴァーを多く歌っていた彼女の音楽性にも大きな影響を及ぼしました。

パンク、ロック、ポップス、ジャズ、クラシックとジャンルを問わず音楽活動をしています

あまりにも音楽性が広いので、"She"でコステロを知ったファンに他のおすすめ曲を…と言われても困ってしまうのです。

フランスの歌手、シャルル・アズナブールの名曲をカヴァー。映画「ノッティングヒルの恋人」のテーマとなり、大ヒットした。

クラシック畑の弦楽四重奏"The Brodsky Quartet"との共演。これでアルバム1枚作っちゃうんだから凄い。

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