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菊花賞よりも古馬で活躍!?16年セントライト記念関連情報!

3着まで菊花賞優先出走権があるも、菊花賞で3着以内に入った馬はすべて1着以外で1番人気がアテにならないレース。フェノーメノ、トーセンラー、サダムパテック、ナカヤマフェスタなど今秋以降の古馬中長距離GI 戦線で活躍する馬を多く輩出しレースへの関心が高い。

更新日: 2016年09月18日

egawomsieteさん

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■皐月賞馬ディーマジェスティが貫禄Vで好発進

序盤は後方からの競馬になったが、3角過ぎで外から好位へ。そのままの勢いで一気に先頭へ躍り出ると、内から詰め寄るゼーヴィントを待ってゴーサイン。力強く坂を駆け上がり、2分13秒1のタイムで秋初戦をVで飾った。

首差の辛勝だったが、蛯名正義騎手は「相手が来るのを待って追いだしたから」と余裕のコメント。「今回は順調にこれていたので、不利なく普通に走れれば、と思っていた。スタートで寄られてあの位置になったが、脚があるので慌てずタイミングを見て動こうと思った。このまま順調に行ってくれたらいいね」と2冠奪取へ手応えをつかんだ。2着に2番人気ゼーヴィント、3着に3番人気プロディガルサンが入り、上位3頭が菊花賞(10月23日、京都)への優先出走権を獲得した。

■過去10年の傾向から

☆人気 1番人気は【3115】。6番人気以下が4勝。

 ☆前走 ダービー以来の馬が5勝。新潟の条件戦からの参戦馬が3勝。

 ☆血統 ステイゴールド産駒が3勝。ディープインパクト産駒は未勝利。

 ☆騎手 蛯名、北村宏が各3勝。

 結論 ◎ステイパーシスト ○ディーマジェスティ ▲メートルダール

■レース展望&見解

クラシック路線で好走した馬が夏競馬から古馬相手に好走を続けているなど世代レベルの高さを見せていますが、いよいよ東西重賞に主役級が出走してきます。

 セントライト記念には皐月賞馬でダービー3着という実績の4ディーマジェスティが出走。牡馬5強ともいわれるなかの1頭であり、実績から見れば他の馬は入る余地がありません。

しかしこのセントライト記念は、ダービー最先着馬は不振の傾向が強く、これらの馬が勝ち切る場合は、イスラボニータ(皐月賞馬)、フェノーメノ(天皇賞春連覇、3歳馬で天皇賞秋2着)など、古馬になってもG1戦線で活躍するほどの能力がある馬です。

 これらの馬と比較しても4ディーマジェスティが劣っているとは世代レベルから考えても思えないでしょう。レコード勝ちした皐月賞にハイレベルなダービー決着の3着は、勝負付けが済んでいる馬も多く、相手探しが妥当なレース予想となります。

 そうなるとまずはラジオNIKKEI賞を快勝しまだ底を見せていない10ゼーヴィントでしょう。急激に力をつけた印象で、ここでどれだけのパフォーマンスができるか注目です。

権利取りが狙い

他では勝ち負けよりも権利取りを狙ってくる作戦で来る陣営も多いかもしれません。3ディマジェスティの脚質から考えても前に行ける連勝中の6キークラッカーや2ピースマインド、11ノーブルマーズ、8ケンホファヴァルトなどの前残り。
 一方、3ディマジェスティが早めに動けば先行勢が大崩れし、自分の競馬に徹してくる差し、追い込み馬である1メートルダール、じわりじわりくる5マウントロブソン、7ネイチャーレットと差しも考えられます。

展開を含めて3ディマジェスティがどう動いてくるのかが、馬券のポイントになりそうです。

■夏の上がり馬筆頭・ゼーヴィントが抱える不安要素とは?

前走、ラジオNIKKEI賞に勝利し初の重賞制覇を果たしたゼーヴィント。

 重賞騎乗機会9連続連対中と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの戸崎圭太騎手を背に重賞2勝目を狙っている。

 ディーマジェスティ・マウントロブソンと並び3勝を挙げている事や、2戦2勝と相性が良い中山競馬場という点を考えれば、セントライト記念で人気を集める事も当然と言えるだろう。

 一見、万全に見えるゼーヴィントではあるが......不安要素が全くない訳ではない。

 まず冒頭で触れた「中山が得意」という点。

 確かにゼーヴィントは4走前の未勝利戦・3走前の山藤賞(500万下)と中山で2連勝しているが......この結果を評価して良いのであろうか?

 3走前の山藤賞。本レースのメンバーは、その後に一頭として勝利を挙げていない。

 さすがに4走前の未勝利戦から勝ち上がり、その後に上のクラスへ進んだ馬は数頭出ているが......目覚ましい活躍を見せているとは言えないのだ。

つまり、ゼーヴィントの力が抜けていたと考えるよりは「上のクラスでは力が足りない馬」との対戦だったとも捉えられるのだ。それらを考えれば「中山が得意」と捉えるのは軽率ではないか。

 ただ最も大きな不安要素は、対戦してきた「相手のレベルが低い」とも言える点だ。

 先述した2レースだけに限らず、前走のラジオNIKKEI賞にしても2着馬は牝馬のダイワドレッサー。

 ダイワドレッサーも、オークスで好走を見せるなど牝馬同士なら世代のトップクラスにいるとも言えるが......牡馬相手の葉牡丹賞では、勝ち馬メートルダールから0.5秒離された9着と大敗を喫しているのだ。

 もちろん馬の出来やペースなど、競馬は様々な要素から成り立っており、単純に結果だけで馬の力を述べるつもりは毛頭ない。

それでも過去最高レベルとも言われる今年の牡馬クラシックを戦ってきた馬と比べれば、「相手に恵まれてきた」という印象を拭い去る事ができないのだ。

 これらは不安要素に過ぎず、ゼーヴィントに「全く勝つチャンスがない」と言い切る事はできないであろう。

 しかしセントライト記念には、皐月賞馬のディーマジェスティを含め、牡馬クラシック戦線で善戦してきた馬も数頭おり、厳しい戦いを強いられる可能性が高い事は間違いない。

 相手強化のココは、ゼーヴィントにとって試金石の一戦となりそうだ。

■ディーマジェスティ 万全の調整過程

大本命の皐月賞馬ディーマジェスティ(牡=二ノ宮)はここまでいたって順調な調整過程を消化。1週前はWコースで6F80秒2で追われており、二ノ宮師は「先週長めにしっかりやって息を作ったので、今週はそんなにやらなくてもいい。様子を見てもリラックスしているし、体つきも春先よりだいぶしっかりしてきた。予定通りにきています」と明るく話した

■16年出走馬情報

人気の中心は、皐月賞馬でダービー3着のディーマジェスティ(美浦・二ノ宮敬宇厩舎、牡)だ。放牧先から函館経由で帰厩。8月半ばから時計を出し始め、追い切りは長短7本をこなしてきた。1週前追い切りは蛯名正義騎手を背に6ハロン81秒1-65秒6、ラスト1ハロン12秒6を馬なりでマーク。併走馬に1馬身先着とシャープな反応を見せており、態勢はほぼ整ったと判断していい。休養中に蹄を痛めるアクシデントがあったが、復帰までに時間は十分あったこともあり、二ノ宮調教師は「ノープロブレム」と不安を一蹴。春2冠で激闘を繰り広げたマカヒキが凱旋門賞の前哨戦・ニエル賞(GII)を勝っているだけに、国内で負けるわけにはいかない。前哨戦とはいえ、ハイレベル世代の中心として存在感を示しておきたいところだ。

マウントロブソン(美浦・堀宣行厩舎、牡)は、GIIフジテレビ賞スプリングSの勝ち馬で、皐月賞6着、ダービー7着。ディーマジェスティには3戦3敗と苦戦しているが、皐月賞は超ハイペースのなかで先行、逆にダービーではスタートで後手に回った上にスローペースで末脚不発と、どちらも流れがこの馬に味方しなかった。本来なら逆転候補の筆頭に挙げられるところだが、こちらも中間に挫跖のアクシデントがあったため、仕上がり途上の感は否めない。最終追い切りの動きが鍵を握りそうだ。

1歳上の全兄にGIドバイターフの勝ち馬リアルスティールがいるプロディガルサン(美浦・国枝栄厩舎、牡)も素質は前記2頭にヒケを取らない。春はなかなか体調が整わず、青葉賞4着を叩いてダービーは10着という結果だったが、今回は8月14日の初時計から、すでに9本の追い切りを消化しているように、順調そのもの。夏を越して馬体もひと回り大きくなった印象がある。力を出し切れなかった春2戦は度外視して、潜在能力を見直す手もあるだろう。

GIIIラジオNIKKEI賞の勝ち馬ゼーヴィント(美浦・木村哲也厩舎、牡)も、中間7本の時計を出しており、着々と出走態勢を整えている。中山は2戦2勝の得意舞台。鞍上はサマージョッキーズシリーズの覇者で、目下JRA重賞で9連続連対中と絶好調の戸崎圭太騎手なのは何より心強い。ディープインパクト×ブライアンズタイム牝馬の配合は、ディーマジェスティと同じ。主役の座をクラシック組から奪っても不思議はない。

注目の上がり馬がカルヴァリオ(美浦・大竹正博厩舎、セン)だ。奥尻特別(500万下)→松前特別(1000万下)を連勝中。先行する脚もあるだけに、流れが落ち着きやすい中山の外回り2200メートルはぴったりだろう。初コースとはいえ、父マツリダゴッホは有馬記念など重賞6勝をすべて中山でマークした“中山の鬼”。先週のGIII京成杯オータムHを快勝したロードクエスト同様、この馬にもコース適性は受け継がれているはずだ。クラシック出走権がないセン馬だけに、ここが勝負という見方もできる。同厩のアルカサル(牡)もマークしたい存在。まだキャリア4戦だが、春に中山芝2200メートルの水仙賞(500万下)を楽勝した実績は重視できる。ただ、カルヴァリオともども自己条件との両にらみ。動向を注視したい。

中山でGIII京成杯を勝っているプロフェット(栗東・池江泰寿厩舎、牡)、2月のGIII共同通信杯(3着)でディーマジェスティと小差の競馬をしているメートルダール(美浦・戸田博文厩舎、牡)なども虎視眈々と勝機をうかがう。未勝利→500万下を連勝中の2頭、キークラッカー(美浦・土田稔厩舎、牡)とネイチャーレット(美浦・根本康広厩舎、牡)の勢いも侮れない。特にネイチャーレットは躍進著しい野中悠太郎騎手の騎乗が注目される。休み明けの出雲崎特別(500万下)を快勝したステイパーシスト(美浦・尾関知人厩舎、牡)も面白い。距離が延びて真価を発揮するステイゴールド産駒で、祖母は桜花賞馬オグリローマンという血統。小柄でもしっかりした脚を使えるのは父譲りで、ここでも楽しみはありそうだ。

■マジェスティ必勝の秋 爪も完治で充実一途

今週は東西で牡牝3冠最終戦のトライアルが行われる。中山では3着までに菊花賞の優先出走権が与えられる「第70回セントライト記念」がゲートイン。夏場の充電を終えた皐月賞馬ディーマジェスティが登場する。2冠奪取へ、始動戦から上々の仕上がりで実力を見せつける構えだ。

春のクラシック戦線で強烈なインパクトを残した関東の大物ディーマジェスティが、充電を終えてターフに戻ってくる。「体重は変わらないが、母系が出てきたのか馬体はふっくら。リラックスしているし、調教で首をうまく使って走れているのがいい」。管理する二ノ宮師は、ひと夏を越して完成度が高まった愛馬を頼もしげに見つめた。

 ダービー3着後は函館競馬場を経由して北海道日高町のファンタストクラブ木村牧場へ放牧。二ノ宮師が「この血統はみんな質が良くない」と語る爪の状態が思わしくなかったため、エクイロックス(蹄鉄を接着剤で爪に固定する装蹄法)を使用して慎重に調整。順調に回復し、再び函館競馬場を経由して8月26日に美浦へ帰厩後は、通常のクギでの装蹄に戻している。二ノ宮師も「今は、爪に関してはノープロブレム」と完治を宣言している。

充実ぶりがストレートに伝わってきたのが7日の1週前追い。Wコースで2秒以上先行した僚馬ショウナンマルシェ(5歳1000万)を、内から馬なりのまま楽々と抜き去り1馬身先着(時計は6F80秒2)。感触を確かめた主戦・蛯名も「言うことなし。休み明けとしては仕上がり過ぎているくらい。春は順調さを欠いたし、気持ちの面で煮詰まる感じがあってゲートも怪しくなっていた。今回の動きは素晴らしい。楽しみだね」と絶賛した。

 惜しくも2冠を逃したダービーは、中間の熱発などで万全とは言えない状態。それだけに、レース後の蛯名は「秋が勝負になる」と力を込めた。ダービー馬マカヒキは凱旋門賞遠征で不在も、先着されたサトノダイヤモンド(2着)が出走を予定している菊花賞は絶対に譲れないタイトル。まずは2冠奪取、そして、いずれ訪れるダービー馬との再戦へ。休み明けでも、G2のここで恥ずかしい競馬はできない。

■G3馬ゼーヴィント、調子は順調に上昇カーブ

7月のラジオNIKKEI賞を制したゼーヴィントが順調な上昇カーブを描いている。7日、11日には坂路でしっかりと追われ、木村師も「動きが少しずつ良化している。遅生まれでもともと体が薄かった。激変しているわけではないけどちょっとずつフレームが大きくなってきている」と納得の表情。春のクラシック出走はかなわなかったが、世代トップクラスのライバルたちに挑む準備は整っている。

■【セントライト記念2週前追い】マジェスティ余力残し併入

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