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フランスの風刺画家、ジョルジュ・ビゴーが見た日本人【明治時代】

明治時代のフランス風刺画家、ビゴーの風刺画をまとめてみました。

更新日: 2013年09月19日

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■ジョルジュ・ビゴー(1860-1927)とは

フランスの風刺画家。明治時代の日本の時事問題・民族的習慣などを特異な筆致で描いたことで知られる。

サムライの姿の写真。

ビゴーが創刊した漫画雑誌『トバエ』の表紙ピエロ姿。
この人物はビゴーが自らを戯画化したものである。

現在の五番町交差点角にあったと思われる中江兆民の仏蘭西学舎でフランス語教師として教鞭をとっていたことも

ビゴーは明治初期、日本に来日し、数多くの風刺画を残したことで知られる。急速に近代化する日本の情景を描き、その姿を西洋に伝えた。

■そもそも風刺画って何?

社会や人物の風刺を目的とした絵画。カリカチュア。

■ビゴーの風刺画

魚(朝鮮)を釣り上げようとする日本と中国(清)、横どりをたくらむロシア

ソファーの丸に十字の印からこの部屋は旧薩摩藩邸ではないかと云われています。
女性は芸者さんでしょう。
ソファーに寝そべっている行儀の悪い人は、初代文部大臣森有礼。

この森有礼、最初の奥さんは明治13年外国人とデキちゃうし(結局離婚)、本人も明治22年伊勢神宮に土足で参拝したとして、国粋主義者に暗殺されます。身持ちの悪い奥さんと行儀が悪い旦那さん・・・

ドイツの売り込みに熱心な外務次官の青木周蔵(左)と右はイギリスびいきの大隈重信

ドイツが老爺で日本を押さえイギリスが坊やと日本をなだめる

苦しい国家財政をやり繰りして海軍増強に努力する海洋国家日本の姿を、支那人と朝鮮人の姿を借りて揶揄するビゴーの風刺画 (ブログより引用)

大家に手みやげを持って新年のあいさつにやってきた店子(たなこ)。日本人特有の手の表情が描かれた

「その漫画には、裸体画を初めてみてびっくりしている観衆の中に、すそまくりをして足をあらわに出した女性が一人いる。裸体画にそんなに神経を使う日本人が、日頃見慣れている、夕立ちの街々に見られる、すそまくりの女性にどうして無神経でいられるのか、と言いたげな漫画である。行水にしろ授乳にしろ、女性の裸を見慣れている日本人が、こと改めて裸体画にうるさいのは矛盾している、というのである。」(清水勲『明治の風刺画家・ビゴー』新潮選書昭和53年)

このような光景は見慣れている日本人が、裸婦の絵を「モラル、羞恥、礼儀がおかされた」と騒ぎ立てるのはおかしい、と言わんばかりだ。

問題の挿絵は、この対談記事に、
Marmorschon doch Mormorkalt(大理石の麗しさ、されど大理石の冷たさよ)、
dass,das Leben ein Traum sei(人生そは夢か)
とドイツ語の説明付きで挿入されたものである。 ブログより引用

日露戦争後、帝国主義につき進む日本を風刺した絵

イギリスに後押しされてロシアへ向かう日本をドイツとフランスが見ている

清水勲著,講談社学術文庫出版『ビゴーが見た日本人-諷刺画に描かれた明治-』の挿絵より なまいきな猿真似 (引用)

1886年の紀伊半島沖、日本人乗客23名は死亡

大正15年の夏の海水浴の風刺画。
「東京からしゃれた奴らがやってきた」
(大磯町郷土資料館の特別展示)

外国人が日本の古い陶磁器に興味をもっていることを、怪訝にな表情で見つめる野次馬たち 
(ブログより引用)

外国映画で日本人はしばしば「眼鏡をかけ、出っ歯」に描かれる (ブログより引用)

鹿鳴館での舞踏会のあいまの淑女のようすを風刺したビゴーのスケッチ

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