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30年前の中国にいた共産圏初のパンクバンド、ドラゴンズ伝説

1982年に中国発のパンクバンドのドラゴンズについてのまとめ。30年前の中国にパンクバンドがいたなんて、なんだか面白いのでまとめました。

更新日: 2013年12月19日

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この記事は私がまとめました

macmicroさん

23才のクオ(ボーカル、ギター)
19才のリュー(ドラム)
20才のリ(Vn 胡弓)

30年前の中国にいた中国共産圏初のパンクバンド ドラゴンズとは

1982年ポスト・パンクの時代に突然発表された共産圏中国初のパンク・バンドが広東州出身の"龍"(ドラゴンズ)である。

メンバーは香港ラジオから流れるセックス・ピストルズやローリング・ストーンズを聴き自分たちもバンドをやろうとドラゴンズを結成。

中国の落ちこぼれの若者3人組による、ギター(兼ボーカル)、胡弓、ドラムス、という変則的な編成で、オリジナル曲を中心に洋楽のカバー曲などもやっているという。

当時の中国でこんな音楽をやっていると、下手をすれば投獄、下放。そうでなくても絶対に人前で演奏できる音楽ではない。

そのレコーディングされた音源がなんと・・・

偶然知り合ったフランス人ジャーナリストに演奏を録音したテープを託し、なんとかフランスでレコード化して1982年にリリース。

しかし、その音源は・・・

セックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザ・UK」、ローリング・ストーンズの「一人ぼっちの世界」のカヴァーに、中国語によるオリジナル・ナンバーが収録されている。

原曲に忠実なのは最初の「I am an」だけで、あとは英語なんか分からないので適当に「アーヤヤヤーヤー」と叫んでいるだけですから、何ともメチャクチャなことになっています。これは強烈。

中国ではじめてのパンクバンド「ドラゴンズ」が最近気になるところ。「アナーキーインザUK」のカバーなんかもう強烈なパンク(タイヤに使う方の意味で) blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_…

オリジナル曲

弓の音がなんだかカッコいい、意外とセンスある!

しかし、その後のバンドの消息は不明・・・

このアルバムを作った事により中国当局に確保され強制労働所送りになりその後消息不明のまま。

ただ実際には諸説あって、そのフランス人ジャーナリストのでっち上げ説、中国公安当局による陰謀説、バンドの面が割れて全員投獄されたという本物説などなど。

ちなみにこのアルバムは、一時はamazonで1万円以上の高値がついていました。

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