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菊花賞に直結!神戸新聞杯関連情報

過去5年で4度菊花賞馬を輩出している登竜門的レースな神戸新聞杯。ここで負けた馬の本番での巻き返しや上がり馬が頂点に立つケースも多く、見逃せない一戦です。

更新日: 2016年09月25日

egawomsieteさん

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■過去10年の傾向から

☆前走 ダービーからの直行組が8勝2着6回と圧倒。連対14頭中13頭がダービーで掲示板(5着以内)を確保している。

 ☆平穏 1番人気馬が8連対で、直近6年連続で連対中。一方で2桁人気馬は3着に入ったこともない。極端な穴狙いは禁物。

 ☆差し優勢 昨年はリアファルの逃げ切りだったが、他9頭は向正面を5番手以下のポジションで通過。先行馬は分が悪い。

 結論 ◎サトノダイヤモンド ○エアスピネル ▲レッドエルディスト

■アグネスフォルテ、負荷十分 陣営は長距離に自信

3枚の菊花賞切符を懸けた「第64回神戸新聞杯」は22日、出走馬が確定。唯一木曜追いを行ったアグネスフォルテは栗東CWコース併走でビッシリ負荷をかけてきた。夏場の休養で英気を養って戦列に復帰。春の日本ダービー14着をバネにして秋の飛躍を期す!! 【神戸新聞杯】

 いきなり全開ムードが漂っている。アグネスフォルテは松山を背にハロー(馬場整地)明けのCWコースへ。フォルシャー(5歳500万)との併せ馬は8馬身追走でスタートした。道中はうまくスピードをコントロール。3、4コーナーを回って徐々に差を縮めると直線入り口で馬体が重なる。そこから一気にスパート。スッと引き離して3馬身先着でゴールを駆け抜けた。6F79秒1~1F12秒3が示すようにビッシリ負荷をかけるハードな内容。休養前は一戦ごとに減っていた体も今はふっくら。前走・日本ダービー14着後、久しぶりにまたがった松山の感触が良かった。

 「休み明けでも落ち着きがあるし、雰囲気がいいですね。春は折り合いに課題があったんですけど、そのあたりも良くなっていますよ。いい動きだし、仕上がりは問題ないと思います」

2走前の京都新聞杯2着で賞金を加算。デビュー10戦目での日本ダービー出走につなげたもののタイトなローテを強いられた分、心身共にギリギリの状態だったという。坂本助手が当時を振り返る。

 「ダービーに出るためにやっていたから仕方ないけど、あの頃は精神的に追い詰められていた感じ。レースは1コーナーで他馬と接触して、そこでハミをかんでリズムを崩してしまった。ダービーの後は放牧へ。牧場に着いてすぐはイライラしていたみたい」

 あれから4カ月、ひと夏を越して今はいい意味で力が抜けた状態だ。坂本助手は「いい休養になったんだろうね。トモに力が付いたし、ムキにならず走りっぷりがゆったりしている」と春との違いを強調する。「脚長の体形だし、ハービンジャー産駒で長めの距離は合っている」とイメージ。菊花賞優先出走権を懸けた、このトライアルが成長を示す舞台になる

■ユタカがニヤリ!エアスピネル 坂路追い切りで躍動

エアスピネルが坂路追い切りで躍動した。4F52秒7~1F12秒3は、掛け値なしに速く、先導したシホウ(1600万)を軽く1馬身半も抜き去った。

 笹田師が「先週はモタついたけど解消された感じ。課題は精神面で幼稚な面が抜けてくれば…と思っていたがそれもマシになった」と動きの良さと精神面の成長に目を細めれば、指揮官と並んでモニターを見届けた武豊は「映像見てたよ。イイ動きやったね」と笑みを広げて「春は負けたけど、ひと夏を越した成長度で逆転したい」と対サトノダイヤモンドを強く意識していた。

■先行力あるアグネスフォルテ 馬体回復で捲土重来

アグネスフォルテは2走前の京都新聞杯で2着と先行力は侮れない。ダービー後はリフレッシュ放牧で馬体を立て直した。

 「休養を挟んでから馬体は回復」と景山助手。先週土曜にはCWコースで6F81秒2~1F12秒5とシャープな身のこなし。「自分のリズムで運べれば」と好感触だ。

■瞬発力磨かれたサトノダイヤモンド ひと夏越して筋肉増

ラスト1冠は譲れない!!春クラシック惜敗のうっぷんを晴らすべく、サトノダイヤモンドはひと回り成長した姿で戻ってきた。筋肉で盛り上がった前腕と、トモのはち切れんばかりの肉付きが成長を物語る。担当の中沢助手が取材に応じた。

 「春の疲れはすっかり取れている。体も増えてレースでは少しプラスになりそうだね。帰厩後はしっかりと乗り込んで、追うごとに反応も良くなってきた。本番は先だが、休み明けとしては動ける仕上がりにある」

 先月24日に帰厩してから時計を7本マーク。1週前のCWコースでは上がり重点に6F82秒0、直線馬なりでラスト1F11秒4!オールカマー出走予定のサトノノブレスに楽々と半馬身先着した。

 「腰と背中がしっかりとしたことで、走りのバランスが良くなってきた。春先は体が緩く前のめりで走っていたが、今は速いところにいっても上体が起きて走れている。息遣いも乱れずしっかりとしている」

ひと夏を越して瞬発力に一層磨きがかかりそうだ。

 思えば春はアクシデントの連続。デビュー3連勝で臨んだ皐月賞(3着)は、中団から追い上げるもラスト1Fすぎで他馬と接触。スムーズな加速ができなかった。ダービー(2着)では道中で左後肢を落鉄。直線に向いた時点で勝ち馬マカヒキとはほぼ同じ位置から、ラスト2F体を併せて追い比べをしたが約8センチ及ばなかった。

 菊は譲れない。元々自在に立ち回れる機動力があり、しまいの脚も堅実と長丁場向きの利点は多い。さらに長距離戦では人馬がどれだけ呼吸を合わせられるかが重要だが、中沢助手は「乗りやすい馬で、折り合い面に心配がなく距離も問題ない」と見通しを語った上で、今回に向けて「本番につながるいい競馬ができれば」と締めくくった。まばゆいばかりの末脚でここを勝って、堂々と菊を目指す。

■エアスピネル、気性面急成長 秋は善戦マン脱却へ

エアスピネルはダービーでもソツのない立ち回りで4着と力を示した。夏場は休養しリフレッシュして、帰厩後はここ目標にしっかりと乗り込まれた。

 「春に比べて落ち着きが出てきて、気性面で大人になった」と中村助手。1週前は武豊を背にCWコースで7F97秒2~1F12秒8と長めから負荷。「ジョッキーにもいい感触をつかんでもらっている。休み明けだが息遣いもしっかりしている」と出来の良さをアピールした。

■世代を牽引する『BIG5』のサトノダイヤモンドとエアスピネルが激突!

25日には、阪神で菊花賞(G1)の王道トライアルとなる神戸新聞杯(G2)が開催される。

 過去には三冠馬に輝いたオルフェーヴルやディープインパクトを筆頭に、菊花賞を勝ったゴールドシップやエピファネイアなど、層々たる歴史的名馬が秋初戦を迎えている伝統のトライアルレース。

 今年も世代を牽引する『BIG5』から2歳王者のリオンディーズこそ屈腱炎で戦線離脱となったが、サトノダイヤモンドとエアスピネルの激突が想定されている。

 皐月賞(G1)3着、日本ダービー(G1)2着のサトノダイヤモンド(牡3歳、栗東・池江厩舎)が最後の菊花賞(G1)に向けて、いよいよ始動する。

春の雪辱を晴らすためにも、ラスト一冠だけは絶対に負けられない。8月下旬の帰厩から、ここまで順調に追い切りを重ねてきたサトノダイヤモンド。2週前追い切りの時点では、管理する池江調教師から「重さは感じた」というコメントがあったが、それも日を追うごとに解消しつつあるようだ。

 16日の1週前追い切りでは栗東のウッドコースで3頭併せを敢行。古馬一線級のサトノノブレスらに胸を借りる形で6ハロンを82.0、最後の1ハロンは11.4秒で締めくくった。

 全体時計こそまずまずだが、ラストの伸びはさすが。サトノノブレスに半馬身先着する姿を見守った池江調教師も「見た目には、はじける感じではなかったけど、時計を見てびっくりした」と、この馬の能力を再確認。「急仕上げの感もあるけど、来週サラッとやれば整うんじゃないかな」と手応えを感じている様子だった。

ただ、最後に「いい時は、もっとはじける」とも語っており、そこはさすがにトライアル仕様。今週の追い切りで、どこまで調子を上げてくるのか注目だ。

対する皐月賞、日本ダービーと共に4着だったエアスピネル(牡3歳、栗東・笹田厩舎)は、もうこれ以上サトノダイヤモンドに先着を許すわけにはいかないだろう。ここでライバルを叩いて、ディーマジェスティらが待つ本番に弾みを付けたいところだ。

 1週前追い切りでは、こちらも栗東のウッドコースで3頭併せ。最後は半馬身遅れたものの、6ハロンを81.1、最後の1ハロンを12.6秒でまとめた。

 阪神外回りコースは、昨年の朝日杯FS(G1)のゴール前でリオンディーズの強襲に遭い、G1初制覇を寸でのところで逃して以来のコース。今回もリオンディーズに匹敵する末脚を持つサトノダイヤモンドが相手だが、鞍上の武豊騎手がどういった作戦を練ってくるのか。本番の流れにも影響する、重要なレースになりそうだ。

 そのエアスピネルを追い切りで負かしたのが、同厩のレッドエルディスト(牡3歳、栗東・笹田厩舎)だ。

春は青葉賞(G2)2着から日本ダービーに挑んだが9着。サトノダイヤモンドやエアスピネルら『BIG5』の厚い壁に跳ね返された。しかし、今年の牡馬クラシックは『史上最強世代』といわれるほどのハイレベル。実際に日本ダービーで8着だったレインボーラインは札幌記念(G2)で、マイル王・モーリスに迫る3着と実力の高さを証明している。

そして、何よりもレッドエルディストの武器は陣営の予想を上回る「成長力」だ。1週前追い切りではエアスピネルに先着。追い切りとはいえ、管理する笹田調教師も「まさか、レッド(エルディスト)が先着するとは......」と驚異的な成長力に驚きを隠せない様子だった。

 9着に敗れた日本ダービーでは出遅れも響いている。今回もおそらく後方からの競馬になるだろうが、春の差をどこまで詰められるか。主戦の四位洋文騎手には、本番で楽しみが持てるレースが期待される。

 他にも共同通信杯(G3)でディーマジェスティに食い下がったイモータル、夏の1000万下を楽勝してきたナムラシングン、京都新聞杯(G2)2着のアグネスフォルテ、連勝中のジュンヴァルカンなど、伏兵陣もひと夏を越しての逆転劇を狙っている。

 勝って本番に勢いをつけるのは、どの馬か。史上最強世代の最後の一冠・菊花賞に向けて、王道トライアルとなる神戸新聞杯は25日(日)の15時35分に発走予定だ。

■【神戸新聞杯1週前追い】スピネル&エルディスト、秋も同ローテション

ダービーが2頭出しの笹田厩舎のエアスピネルとレッドエルディストは、今秋も神戸新聞杯→菊花賞と同じローテーションを歩む。

 その2頭がCWコースで先頭にペースメーカー(シホウ)を配した併せ馬を敢行。戦歴面と注目度で上回るエアスピネルは3番手に陣取ったが、前のレッドエルディストに詰め寄ることができなかった。

 ダービー以来、手綱を取った武豊は「相手が動き過ぎたかな。追いかけたスピネルも重い馬場でしっかり走っているし時計(80秒9)も速いよ」と意に介さずのジャッジだった。

■リアファル逃げ切り重賞初制覇

クリストフ・ルメール騎手(36)騎手に導かれ、リアファル(牡、音無)が逃げ切り、重賞初制覇を飾った。

 スタート直後にハナに立つと、マイペースの逃げに持ち込み、最後の直線も追い込み勢を完封した。時計は2分26秒7。ルメール騎手は「いいスタートが切れた。(菊花賞は)大丈夫。スタミナあります」と本番に向けても自信を示した。皐月賞2着、ダービー4着で断然人気のリアルスティール(牡、矢作)は2馬身差の2着に敗れた。3着のトーセンバジル(牡、藤原英)までが、菊花賞(G1、芝3000メートル、10月25日=京都)の優先出走権を得た。

■レース展望

●1番人気信頼できるか
 過去5年で1番人気は4勝2着1回とパーフェクトな成績で、まずは1番人気の取得がポイントになりますが、今年は皐月賞2着、ダービー4着とこのメンバーの中では実績断然の5リアルスティールが圧倒的人気になっているのも当然の傾向。

 今年はダービー1~3着馬が不在とはいえ、過去5年の1番人気はダービー1、2着で、0.6秒差と離された4着の5リアルスティールは実績では見劣ります。また骨折明けで本番を見据えた仕上げとなると、このレースに限っては信頼度は低いか。あとは夏の上がり馬との力関係がどこまで縮まっているかでしょう。
 
 ダービーに間に合わず一息入れた馬というのも毎年馬券に絡んでくるパターンですが、今年は約7ヶ月ぶりの出走となる8キロハナや、毎日杯4着、京都新聞杯3着で前走白百合S1着の7アルバートドックなどがそのパターン。ともに休養明けで8キロハナは骨折明けとなるだけに当日の気配には注意が必要。

●夏の上がり馬 
 そして毎年3着以内に入り菊花賞の権利を取るのが夏に力をつけてきた馬たち。傾向で見れば古馬相手に1000万円以上のクラスで好走している馬は、勢いそのままにこのレースでも好走しています。

 昨年3着トウホウジャッカル、10年3着ビックウイークはともに前走玄海特別で1、2着して、神戸新聞杯で3着、菊花賞で見事優勝しています。

 今年は玄海特別組は4着ゼンノブレーメンのみですが、好位からのレースが板についてきており、ハービンジャー産駒だけに軽視はできないか。

この馬以上に注目なのは、休養明けですが4戦3勝、前走は古馬相手の1000万で完勝した15マッサビエル。セントライト記念ではなく神戸新聞杯に出走してきたのは陣営の期待の表れで、この馬もハービンジャー産駒。

 今年は北海道シリーズで力をつけてきている馬にも注目で、前走準オープンWASJ4で2着11バイガエシ、3着2レッドソロモンはともの血統の裏づけもあり。

 前走ダート替わりながら逃げて準オープンマレーシアカップを勝った6リアファルは、スタミナの裏づけもあり単騎逃げが見込めるだけに侮れない。

 前走信濃川特別を逃げて勝った13ティルナノーグなど勢いなら夏力をつけてきている馬にあり、今年は波乱の可能性十分です。

■傾向と対策

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