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iPhoneの躍進で…米大統領も愛用『ブラックベリー』の悲哀

カナダを代表するIT企業のブラックベリー社が買収されるという報道。スマートフォンの草分け的存在として知られる携帯情報端末『ブラックベリー』だが、アップル社のiPhoneやグーグル社のAndroid陣営との競争に押されて業績が悪化、会社売却により経営再建を図るという。(作成:09/24)

更新日: 2013年09月25日

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CRT-TPさん

¶ スマホの草分け『ブラックベリー』身売りへ

カナダにあるブラックベリー本社。

カナダの携帯情報端末大手ブラックベリー(BlackBerry)は23日、企業連合による約47億ドル(約4650億円)での買収に合意したことを発表した。

企業連合が約47億ドル(約4650億円)で、発行済み全株式を取得する。株式を非公開にして再建を加速する狙い。

スマートフォン(多機能携帯電話)の草分けとして知られるブラックベリーは、米アップルやグーグル陣営の攻勢に押されて業績が悪化。会社売却で経営立て直しを模索する。

¶ 買収先は、同国カナダの企業連合

ブラックベリーはカナダを代表するIT企業。

ブラックベリーを買収するのはカナダの金融会社、フェアファクス・ファイナンシャル・ホールディングスを中心とする企業連合。

企業連合の顔ぶれは明らかになっていないが、カナダの年金基金が複数参加しているとみられている。

ただ、スマートフォン(スマホ)の販売不振は深刻で、依然として経営再建の先行きは不透明だ。

¶ 『ブラックベリー』とは?

元の会社名は「リサーチ・イン・モーション・リミテッド」だったが、後に端末ブランド名の「ブラックベリー」に合わせたという。

ブラックベリーはスマートフォン(多機能携帯電話)の草分け的存在で、新たな携帯電話文化の形成に多大なる影響を及ぼした。

オバマ大統領が愛用のブラックベリー端末を操作する1コマ。(2009年、ホワイトハウスにて)

ブラックベリーはかつて、出先でメールをチェックできセキュリティも万全な機器として、政府機関や企業などで幅広く利用されてきたが、スマートフォン導入が遅れ、市場シェアを失っていた。

¶ アップル社やグーグル陣営の攻勢に押され…

米調査会社IDCによると、2009年当時のブラックベリーの世界シェアは20%近くを占め、フィンランドのノキアに次ぐスマホの2位につけていた。

北米市場では4割を超えるシェアを持っていたという。

しかしスマートフォン市場での競争が激化する中、2012年第4四半期の同社の市場シェアは世界市場で3.4%、米国市場では2%にまで落ち込んだ。

日本からは事実上の撤退...

2月には日本市場からの事実上の撤退方針を表明したほか、今月20日には従業員の4割の4500人を削減することも発表した。

ブラックベリーは20日、競争が厳しい一般の市場から撤退し、企業や官庁、法律事務所などの顧客に焦点を絞る方針を明らかにしていた。

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