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素朴な疑問。焼き魚の向きはどっちが正しいの?

焼き魚…あなたは尻尾をどちらに向けますか? 頭はどちらに向けますか? 気にせずに盛られる方もいらっしゃるかと思いますが一般的には向きはどちらが正しいのでしょうか。お店で出された時に魚はどちらを向いているのか。思い出せますか?

更新日: 2013年09月25日

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この記事は私がまとめました

■焼き魚ってどちらに向けるのが正しいの?

頭の付いた焼き魚をお皿に盛る場合、一般的にどちらに向けるのが正しいのでしょうか。というか、そもそもどちらが正解とかってあるのでしょうか?

魚の向きとか茶碗の並び方とかって、しっかり習ったわけじゃないけど間違ってるとなんか変な感じがする

■どうやら世間には魚の置く向きがあるらしい

どうやら魚の向きには正解があるようです。確かに、よくよく見てみると、魚の向きを見るとシックリ来ない向きがあります。皆さんはどうでしょう?

あなたは、どちらを向いているとシックリきますか?そして、魚の頭はどちらを向いていれば正解なのでしょうか。

基本は左頭でしょう! 焼き魚だけじゃなく船盛りとかも左頭だし。 逆に右向きは見たことありませんが。

■どうやら、焼き魚は左に頭を向けるらしい

統計データを探してみたら、一つだけ見つけることが出来ました。そこでは、左向きが88%と出ていました。確かに画像を検索してみても、左向きの魚ばかりが出てきます。

それに、左向きが正しいとされる理由も見つけることができました。

■なぜ魚は左向きなのか、その理由

いくつかの説がありますが、古くから日本では左を善、前、優位とする礼法・思想があるんですね。それに倣って魚の頭も左に向ける、という理由のようです。

私が茶道の先生から聞いた話では、天照大神は、イザナギノミコトが左眼を洗った時にお生まれになったので、左が尊いとされる・・・らしいです。

左前というより、左上位・左優位といった方が良いかもしれません。現代でも冠婚葬祭などの儀式に案外多く残っています。

神社の注連縄(しめなわ)は頭は左、尾は右が原則であり(一部反対もあり)、左大臣と右大臣では左大臣の方が位が上です。

上記の「左が善・優位」という理由から、逆に置くのは縁起が悪いとされているのですね。

頭を右にするのは不祝儀のときですので普段は頭を右に置くのは止めたほうが良いですね。特にめでたい席のときは頭を右にしては絶対ダメですよ。

これ、右でお箸を持つ人にしか当てはまらないのですが、マナーや作法を見てみると、魚は左向きに置かれる前提で書かれています。

頭を左手で押さえて、箸で尾を持上げて中骨と頭を外して皿の向こう側へ置き、下の身を食べます。

海の魚はお腹に、川の魚は背中に脂がのります。なので、それに従いそちらが手前に来るように置く作法があるんですね。

ということで、海の魚の場合はお腹を手前にして頭は左に向ける、となるようです。

私は「海腹川背」(うみはらかわせ)と茶道の会席料理の作法として習いました。

「川背海腹」という言葉があります。これは、姿焼きにした魚を盛りつける場合、川の魚は背を手前に、海の魚は腹を手前に盛りつけるということです。

(川魚の)あゆの塩焼きは、海の魚と同様に頭を左で腹を手前にするところがほとんどです。やはり、見た目にも頭を左で腹を手前にした方が、自然です。

■世界的にはどうなの?

日本の思想・礼法として、魚の頭は左に向けるのが正しいということは分かりましたが、世界ではどうなのでしょう?

実は(形態学的には)世界でも「魚の左側が表」ということになっているようです。

これは日本だけではありません。形態学では魚体の左側が表というきまりごとになっています。学者や画家が魚の図を描くとき、右ききだと左向きの方が描きやすいので、昔から自然にそうなってしまったのだろうと思います。

■じゃあ、鯖の塩焼きは? 皮は上?それとも下?

こちらは皮を上で出すのが一般的です。私も皮を上で出していたのですが、根拠がなかったので調べてみました。

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