1. まとめトップ

少量の放射線は体に良いって本当?【放射線ホルミシス】

微量な放射線には、① 免疫機能の向上② 身体の活性化③ 病気の治癒④ 強い身体をつくる⑤ 若々しい身体を保つ等の効果があるという放射線ホルミシスという学説をご存知でしょうか。気になったので、まとめてみました。

更新日: 2015年02月18日

6 お気に入り 23478 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

chemnoteさん

普段私たちが浴びる放射線量

自然界から年間2400μSv(= 2.4 mSv)前後の被曝を受けている

天然の放射性物質であるポロニウムなどが含まれる魚介類を摂取することによって、日本人は年約1ミリシーベルト程度の自然な内部被ばくを受ける。

100mSV程度の放射線は、体に良い説への賛成派

「放射線は微量なら安全です むしろ体にいい影響が…」

日本放射線防護委員会の委員長であり、さらにICRP(国際放射線防護委員会)の委員(単なる委員だけではなく理事にも就いていたようである)をやっていた。まさに本物の放射線医学の権威である。

放射線ホルミシス

ラッキー博士が提唱した放射線ホルミシス効果
微量な放射線は次のような効果がある。
① 免疫機能の向上
② 身体の活性化
③ 病気の治癒
④ 強い身体をつくる
⑤ 若々しい身体を保つ

「放射線ホルミシス」とは何か?。元々は米国ミズーリ大学教授のトーマス・D・ラッキー博士が1982年に提唱したものです。これは「少しの放射線は、免疫機能の向上などをもたらし、身体のあらゆる活動を活性化し、病気を治したり、病気にかからない強い身体にしたり、老化を抑えて若々しい体を保つなど、さまざまな体によい影響を及ぼす」というもの

日常的に浴びる放射線の場所と職業

ラドン温泉

熱気浴の際に、ラジウムが崩壊してできた低放射線のラドンを吸入することによって、細胞が刺激を受け身体の免疫力や自然治癒力を高めることが出来ます。

原子力船造船所従業員

原子力従事者のすべての原因による死亡率は非原子力従事者のそれより低い。

日本の原爆被害者

約100,000人の原爆生存者のうち、少量のまたは少な目の被ばくをした2/3の人々ではがん死亡率が対照群のそれより低くなった。

200mSV以上になるとリスクが高くなるが、注目すべきは100mSVくらい被爆した人が最もリスクが少ない結果となった。

宇宙飛行士

●ラッキー博士の論文の要旨 NASAより依頼を受け、宇宙から帰還した宇宙飛行士たちが浴びた放射線の「害」について調査を実施しました。彼らは地上の100倍に及ぶ線量の放射線を浴びていたため、人体への悪影響が懸念されましたが、調査を進めるうちに、彼らの健康状態は一様に向上しました。

台北市とその周辺の住民

1983年に台湾の台北市とその周辺に建てられた180のアパートの鉄筋にコバルト60が混入され、住民約1万人が被曝していたという事件です。1992年に発覚しましたが、その後の調査によれば、被曝した住民の癌死亡率は事件後20年間で「激減」していることが判明しています(住民の被曝線量は年平均20ミリシーベルト、平均累積線量は400ミリシーベルト)。

中国の高自然放射線地域

中国広東省陽江市の高自然放射線地域の住民約80,000人の被ばく線量は約6mSv/年である。被ばく線量約2mSv/年の対照地域の恩平および台山市の住民約80,000人と比較すると、がん死亡率(全がん)は有意には増加しない。

ここでは男性、女性ともにがん死亡率は対照地域に比べて、約1/3である。

1 2