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kjlv8さん

【あまちゃん音楽マメ知識28】そして「潮騒のメモリー」イントロだけですが出てきました。でもこれ以上は書きません。いろいろ知りたいとは思いますが、ぐっとこらえてこの先の展開をお楽しみに。あ、この曲名で検索すると、先のストーリーの一部がわかってしまうのでくれぐれもご注意くださいね。

歌詞が物語の伏線になっているのでは?という予想から検証してみます。

タイトル『潮騒のメモリー』

鈴鹿ひろ美の歌う『探偵物語』の曲冒頭「潮騒」という歌詞と
小泉今日子の歌う『The Stardust Memory』の「メモリー」をとった二人の曲ではないのかという説が当初からありました。

春子が鈴鹿の落ち武者、じゃない影武者であるという東京編冒頭から最終週にかけての話をみても、この予想は面白いです。

来てよ その火を 飛び越えて 砂に書いた アイ ミス ユー

出典ameblo.jp

その火を飛び越えて、というのは山口百恵主演「潮騒」からきたものであるが、アキが種市と車庫に閉じ込められた際に再現されている。

北へ帰るの 誰にも会わずに 低気圧に乗って 北へ向かうわ

『北へ帰るの』は津軽海峡冬景色?
『低気圧に乗って』は高気圧ガール?
ともとれるのですが、
作中では水口が北三陸に向かうと辞表(空)を出しに行く際に春子が「あんたも北へ行くのね」と『潮騒のメモリー』にかけた言葉がリンク。

そして、あんべちゃんを除く種市→水口→春子の順で伝えるべき人に伝えず(誰にも会わずにかかる?)北三陸へ向かっていきました。

彼に伝えて 今でも好きだと ジョニーに伝えて 千円返して

『彼に伝えて 今でも好きだと』は涙のリクエスト?
『ジョニーに伝えて』はジョニィへの伝言?

なのですが千円返してはわかりません。意味ないかも。

潮騒のメモリー 17才は 寄せては 返す波のように 激しく

『潮騒のメモリー』は一番上で薬師丸×小泉の合作なのではと予想を書きましたが、先に高田みづえの『潮騒のメロディー』説もあります。

『17歳』は南沙織?春子が上京したときは既に18歳なのでここはかかっていません。が、アキが北三陸に初めて来たときの年齢が「17歳」です。

『寄せては返す波のように』という歌詞は鈴鹿さんが何度も津波を連想させるとひっかかっていた歌詞です。事実アキの映画も公開打ち切り。最終週での夏の一言まで実はキーになっていた歌詞だったんですね。

(中略)来てよ タクシー捕まえて 波打ち際の マーメイド 早生まれの マーメイド

『早生まれのマーメイド』→小麦色のマーメイド?

小泉さんが2月生まれと言うことでキョンキョンが早生まれのマーメイドとわれていましたが、鈴鹿さんの「早生まれなので春子より1学年上」という発言で「早生まれのマーメイド」=「鈴鹿」という構図ができました。

タクシー捕まえて、という部分は正宗さんのことですかね。

置いていくのね さよならも言わずに 再び会うための約束もしないで 北へ行くのね ここも北なのに  寒さ こらえて波止場で待つわ

セーラー服と機関銃の『さよならは別れの言葉じゃなくて 再び逢うための遠い約束』にかかってることがわかります。

最終週、忠兵衛と夏さんの関係を表していることが分かりやすく示されてましたね。

潮騒のメモリー 私はギター Aマイナーの アルペジオ 優しく

『私はギター』→私はピアノ?

Aマイナーのアルペジオ、いろいろな検証されてますがどれもまだしっくりいってませんね…

【あまちゃん音楽マメ知識32】♩潮騒のメモリー〜わたしはギター〜Amのアルペジオ・・・ごめんなさい、実はここ全然Amじゃありません。ところでこの曲発売当時の雑誌を再現したこんなパロディも。良く出来てます。これが86年だったら完璧。 p.tl/IAdO

来てよ その川 乗り越えて 三途の川のマーメイド 友達少ないマーメイド マーメイド 好きよ 嫌いよ

アンデルセン童話『人魚姫』

(省略)

魔女は人魚姫の願いを聞くと、こう答えました。
「そうかい、そうかい。人間の王子に会うために、人間の女にねえ。なるほど。まあ、わたしの力を持ってすれば、人魚のしっぽを人間のような足にかえることは出来るよ。でもそのかわりに、足は歩くたびにナイフをふむように痛むよ。それと、もしお前が王子と結婚できなかったら、お前は二度と人魚には戻れない。いや、それどころか心臓が破れて、お前は海のあわになっちまうんだ。それでもいいんだね」
「いいわ。王子さまと、一緒にいられるのなら」
「よしよし、ああ、それから。願いをかなえるほうびに、お前の声をもらうよ。お前の声は、海の世界で一番美しいと評判だからね」
 魔女の力で人間の女になった人魚姫は、口のきけない身で人間の世界へ戻り、王子の城をたずねました。

(中略)

 人魚姫は王子のひたいにお別れのキスをすると、ナイフをひといきに突き立てようとしました。
「・・・・・・」
 でも、人魚姫には、愛する王子を殺すことができません。
 人魚姫はナイフを投げ捨てると、海に身を投げました。
 波にもまれながら人魚姫は、だんだんと自分のからだがとけて、あわになっていくのがわかりました。
 そのとき、海からのぼったお日さまの光の中を、すきとおった美しいものが漂っているのが見えました。
 人魚姫も自分が空気のように軽くなり、空中にのぼっていくのに気づきました。
「わたしは、どこに行くのかしら?」
 すると、すきとおった声が答えます。
「ようこそ、空気の精の世界へ。あなたは空気の精になって、世界中の恋人たちを見守るのですよ」
 人魚姫は、自分の目から涙が一しずく落ちるのを感じながら、風ともに雲の上へとのぼっていきました。

実は、みなさんが知っている“潮騒のメモリー”は6曲目で、その前の5バージョンがボツになっているんです。そのうちの1曲は“アキのテーマ”になりました。ですから、“アキのテーマ”は“潮騒のメモリー”の歌詞をそのまま当てられます。

小泉さんから『寄せては返す 波のように』のあとに『激しく』を付けたほうがより当時の曲っぽくなるってアイディアが出て、実際歌ってみるとばっちりで、さすがだなって思いました。

歌詞の最後の『マーメイド 好きよ 嫌いよ』の部分も、最初は『マーメイド マーメイド』だったのを小泉さんのアイデアを採用して変更しました。さらにその日は、別の仕事でNHKにいた坂本龍一さんが僕らがいること知っていてスタジオをのぞきに来たんです。そのときに、『来てよ タクシー捕まえて』の『タクシー捕まえて』のところをもう少し盛り上げたいねって話しているところで、そうしたら坂本教授が「こんなのどう?」その場でポロローンって。最初は「うん?」って思いましたが、小泉さんが歌ってみると、これがまた良くて、それも採用ってことで。

#あまちゃん 最終回はNHKのあまちゃんホームページ www1.nhk.or.jp/amachan/index.… と完全連動。井上チーフ演出がインタビューで、「来てよその火を飛び越えて」は「来てよその日(3.11)を飛び越えて」であると。3.11が原点。

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