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フランス生まれの健康・美容法「タラソテラピー」

海水や海藻、海洋性気候など海の資源を活用した、フランス生まれの自然療法「タラソテラピー」。その歴史は紀元前まで遡り、メディカルからリラクゼーションまで幅広いシーンに、そして老若男女の幅広いニーズに対応できるメソッドです。

更新日: 2015年03月18日

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thalassoさん

タラソテラピー(Thalasso Therapy)を日本語に訳すと、「海洋療法」。
きれいで、ミネラル豊富な海水が欠かせない。

■タラソテラピーとは

海洋性気候のもと、海水や海藻など、海がもたらす恵みを活かして、身体の内側を活性化させ、機能を高めていくという自然療法

海辺の環境が前提にあります。

フランスで医療の一端を担ってきたタラソテラピー(海洋療法)
フランスで永年の歳月をかけて発達

フランスが発祥、発展の地。

ギリシャ語の「タラッサ」=「海」と、フランス語の「セラピー」=「療法」からなる造語、1867年、フランス人医師ボナルディエールによって名付けられた

医療の一環として位置づけられていたタラソテラピー。

海洋性の気候や、海に関連する健康素材を利用して、病気の改善や予防を図る健康法

「タラソテラピー」とは、“海”の資源全般を活用し、身体の内側から各機能を活性化させ、健全なる身体を維持する、増進させる、または病気にならないよう予防するための自然療法である。

■タラソテラピーで出来ること

四方を海に囲まれた日本列島は、タラソテラピー環境に適しています。

地球の表面積の4分の3を占める海は、古来から、あらゆる生命の源であると考えられている

尽きることのない豊富な自然資源を活用できるのです。

人間の血漿(けっしょう)に含まれるミネラル成分のバランスは、海水のミネラル組成とそっくりであることがわかっている

海が、よく「母」に例えられるのは、産まれる前に胎内にいたときの羊水の組成に海水が似ているから。

ヨーロッパでは、海に関連する健康素材を病気の治療や健康づくりに活用するタラソテラピーの研究が盛んで、海水を利用した水浴、吸入や、海底泥や海藻のからだへのパックといった治療法が、医師の処方のもとに実施されている

タラソテラピーは、広く一般的に、治療やリハビリテーションを目的として行われていたが、近年、心身ともにバランスを整えることができると言われ、ストレス解消・美容・生活習慣病の予防・ダイエットなど、様々な目的で活用されている

タラソテラピー先進国のフランスをはじめヨーロッパ各国では特に、ストレスをはじめ様々な現代病を解消するために、多くの人々がタラソテラピーを活用している

海水浴は、レジャーではなく、“健康法”です。

海水は保温効果が強く、海からあがっても長い時間温かく感じ、体温も冷めにくい。

殺菌効果、筋肉の弛緩作用、自立神経や内分泌系機能を安定化する効果もあり、症状の改善や健康増進に活用できる

■タラソテラピーの歴史

1899年にはフランス人医師ルイ・バコが、温かい海水を用いた世界初のタラソテラピーセンターを開設。リウマチの治療に効果を発揮。

タラソテラピー(海洋療法)を医療として確立させたのは、生理生物学者のルネ・カントン。タラソテラピーの父と呼ばれているルネ・カントンは人類の健康に大きく貢献する功績を残す。

1904年、ルネ・カントンは人間の血液が海水と非常に似ている事を発見。血液濃度に調整した海水は血液と置換できることを実証し世間を驚かせた。

ルネ・カントンの実験成果により、海水を用いた治療法が確立。1907年、最初の海洋診療所がパリに開設された。

海水による治療効果は驚くべきもので、当時、重大疾患とされていた胃腸炎、小児コレラ、無栄養症、栄養失調、皮膚疾患などに高い効果を発揮。

1950年代、ヨーロッパで再び自然医学が再評価されタラソテラピーも注目を浴びる。フランスには近代的タラソテラピーセンターが次々と誕生した。

1961年、フランス医学アカデミーは、「タラソテラピーとは海洋性気候の中で、海水・海藻・海泥を用いて行う自然療法」と定義づける。タラソテラピーは、医師の指導のもと人間のさまざまな自然治癒力を引き出す医学療法とされた。

1964年には、ツールドフランス(自転車競技)を3度制覇した、ルイゾン・ボベ選手が、事故で負った障害をタラソテラピーによって克服した経験を生かし、自らセンターを開設。

タラソテラピーをアスリートが取り入れたパオイニア的存在。

出典ameblo.jp

ツールドフランスは、フランスで一番人気のあるスポーツ。その母国の英雄アスリートがタラソテラピーを取り入れて以来、今日までタラソテラピーはフランスにとってなくてはならない文化なのです。

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