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地上の星空!ブラジル・セラードの「光る蟻塚」が美しすぎる…

ブラジルのセラードには私たちが想像もつかない生態系が広がっています。暗闇の中で無数に輝く緑の光。息をのむほど美しい光景は「生きるため」に自然が生み出したものでした。

更新日: 2013年10月02日

minami1987さん

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自然が生み出す美しい光

1年でも限られた約2ヶ月半のみの間、 いくつもの蟻塚が
まるで星空のように光る、奇跡のような光景が見られます。

場所、時間、天気、その他の状況全てがそろって初めて
見ることの出来る景色

その景色は言葉に言い表せないほど美しい。

蟻塚はどこで見られるの?

ブラジルの世界遺産エマス国立公園には、たくさんの
人間の背丈ほどの蟻塚があります。

自然保護地域に指定されています。

昼間はこんな感じ

雨がほとんど降らないため、通常は枯れ草ばかりが広がる。
そのため、草食動物はほとんど住むことができず、有り余る
枯れ草を食料として独占できるため、シロアリが大繁殖している

蟻塚が光るワケ

豊富な草原の枯れ草を食料とするシロアリが、
塔のような巨大なアリ塚を作り暮らしています。

大きいものでは高さがなんと2mを超えるそう!!

アリ塚にはヒカリコメツキムシという虫も住み、
幼虫は光を放ってエサのシロアリを引き寄せて食べます。

ヒカリコメツキムシはアリ塚で共生しているシロアリが
雨季に飛び立つ時を狙って発光し、捕食するそうです。

怪しく光る夜の草原…
それは厳しい環境で生き残るための壮絶な生命の輝き

なんという美しさ!動画をご覧ください

20秒あたりから見るとちょうどいいかも。
これは感動する…!

蟻塚だけじゃない!セラードの独特な生態系

雨季になると、セラードでは連日雷が鳴り続け、
落雷によって燃え上がることもよくある。しかし、
セラードに生える木は火事でも生き残る術を持っている。

火事でも燃えない厚い皮を持っていたり、燃えにくい粉を
皮にまぶしていたり。更には火事によって
種を生み出す植物までいる。

す、すごい!!

多数の大型の草食動物が群れを成して
生活しているアフリカとは違う、特異な生態系

従って草は生えたまま、中型以下の草食動物に
天敵となる肉食動物も居ない。

乾いた大草原には、世界でも類を見ない生態系が見られ、
オオアリクイやシカ、ダチョウ、約250種類の鳥類なども
観察できます。

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