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鬼才ミシェル・ゴンドリー監督の摩可不思議な世界観

名作恋愛映画『エターナル・サンシャイン』などを手掛けたミシェル・ゴンドリー監督の最新映画が公開。独創的なそのラブストーリーに注目!

更新日: 2017年04月12日

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kazooneさん

ミシェル・ゴンドリー監督による新作ラブストーリーが公開

『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』などを手掛けたミシェル・ゴンドリー監督の最新作『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』が公開される。

フランスでは400万部を超える大ミリオンセラーになったピュアな切ないラブストーリーを、ミシェル・ゴンドリーが、儚くも美しい、愛の物語を愛らしくもシニカルで奥行きのある独特な世界観に仕上げた。

ちょっと変わったラブストーリー

ロマン・デュリス扮する裕福な青年コランとオドレイ・トトゥ扮する可憐な女性クロエの少し風変わりなラヴ・ストーリー。

キャストは、「アメリ」で大ブレイクを果たしたオドレイ・トトゥと、「真夜中のピアニスト」のロマン・デュリス。

愛に満ちた幸せな日々を送っていた2人だったが、ある日クロエが、肺に睡蓮の花が咲くという不思議な病に侵されてしまう。

キュートで残酷、悲痛で幸せ──そんな相反する魅力を放つ、泡のように消えるからこそ美しい愛の物語は必見。

独創的な世界観

『ムード・インディゴ うたかたの日々』では、コランとクロエのラブストーリーがイマジネーション豊かに描かれている。

カクテルを作るピアノ、恋人たちを運ぶ雲など、原作の独創的なイメージを次々と形にした映像は、まるで未来世界のおもちゃ箱のよう。

ほかにも映像マジックが満載で、胸が躍るようなワクワク感を味わえる。コマ撮りアニメの手法を取り入れたアナログの手法もぬくもりを醸し出す。

ミシェル・ゴンドリー監督ってどんな人?

80年代にパリの美術学校に進学し、そこで出会った友人たちとバンド「Oui-Oui」を結成しドラムを担当。自身が制作したPVが歌手ビョークの目に留まり、彼女やほかのアーティストのPV、有名企業のCMで成功を収める。

ニューヨークでスパイク・ジョーンズとチャーリー・カウフマンに出会い、「ヒューマンネイチュア」で映画監督デビューを果たし、続く監督作「エターナル・サンシャイン」(04)でカウフマンと共同でアカデミー脚本賞を受賞する。

アート思考のプロモーション・ビデオを発表する事で有名なビョークの「Human Behaviour」を1993年に発表し、非常にアナログなのに曲の世界観をファンタジックに表現した技量に世界が注目される。

創造的な環境に置かれると心が解放され、何かを不思議に思ったり、何かを思いついたりするという子どもの感覚を決して忘れない。

アナログだけど独創的

作品では独創的なイメージを表現しているが、あえてアナログな動きで「モノひとつひとつに息吹を吹き込むことがなによりも大事だった」と語るように、アナログなタッチで見事に映像化されている。

「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」では、暖かみのある作品で知られるが、ローテクでありながら未来的なアイテムをつくり上げることに成功した。

Music Videoでも繰り広げられる不思議な世界

ビョークの「Human Behaviour」以降、独特な映像センスが支持され、カニ・ウェスト、カイリー・ミノーグ、ケミカル・ブラザーズ、ダフト・パンク、チボ・マット、ベック、レディオ・ヘッド、マッシヴ・アタック、ローリングストーンズ等、幅広いジャンルのアーティストのビデオを手がける。

彼の作ったミュージックビデオにはその才気が溢れており、子どものおとぎの国に入ったような幸せな気分になる。

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