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オーダースーツを何十着か作って分かった事まとめ

数多くオーダースーツに挑戦し友人のオーダースーツ注文にも同行した経験者からのアドバイスを贈りたいと思います。

更新日: 2013年09月30日

tesuroさん

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ある人にとって良い店は必ず自分にとっても良い店ではありません

当然自分がオーダースーツに求めている事と
別の人がオーダースーツに求めている事は違います。ここまで言うと
「当然の事を何を今更」と思う方は多いでしょう。が実際には
良いと聞いて(店の名前)に行って作ったがクソだった。騙された。
というような事を言う人は少なくありません。
そういった場合は大体 「自分はどんなスーツが欲しいのか」
がはっきりしていないにも関わらず注文してしまう場合です。
店員の技量によっては上手く客の希望を聞き出してスーツに反映してくれる訳ですが
人対人である以上、どうしても上手くいかない場合もあります。

店員さんと話をしよう

注文する前に店員さんに聞きたい事、注文しなくても聞けば済む内容は必ず聞くべきです
注文する前に一言聞けば済むことなのに、それが出来ないと
スーツが出来上がってから「これはおかしい。あの店は全然ダメ」
と言い出してしまう人になってしまいます。
英語にはbe-spokeという言葉があるが、その言葉の通りで店員と話をする事が
良いオーダースーツが出来る第一条件です。またオーダースーツ店の店員にも
新人やレベルの低い人がいるのも事実ですので、いくつか質問してみて
回答をしっかり言える店員さんを選んだ方が良いと思います。

店員さんに写真を見せよう

雑誌やWEBの画像で「こんなスーツが欲しい!」という写真があったら
是非スーツを注文するときに持って行ってください。
特にその写真を見せて「肩はこの写真のような自然な感じで、肩パッド薄めか無しが良い」
と希望を伝えられるとベストです。そうすると店員側としても
「肩パッド無しの場合、こっちのデザインは変えた方が」
といったアドバイスもしやすいため、更に良いようです。

接着芯は悪か

接着芯という物があります。
従来では表の生地と中の芯地を糸で縫い付けることでスーツの形を作っていましたが
接着剤のついた芯地で生地をペタっと貼り付けてしまう場合もあります(語弊はありますが)
スーツを作る工程で生地と芯地を縫い付ける作業は非常に時間が掛かる=コストが高い ため
安価なスーツを作る場合は接着芯を用いる場合が多いです。そこで
接着芯=手抜きで絶対に品質が悪い
という事を言う方もいますが、これは事実と異なります。
接着芯の進歩により良い芯地も作られており、あえて接着芯を採用する事で
他の箇所の品質を上げる事ができます。勿論10万円を超えるような
高級オーダースーツで接着芯を用いるのはどうかと思いますが・・・。

(できれば)体型補正の出来る店に行こう

猫背の人もいればO脚の人もいますが、そういった特徴を目立ちにくくしたり
身体的特徴から出来るシワを無くす技術があります。それが体型補正です。
ただしオーダースーツでも体型補正は出来る店と出来ない店があります。
そういった所をオーダースーツに求める場合は「体型補正できますか?」と一言聞いてみましょう。
ただ体型補正出来ない店のほうが生地の割に安いスーツが出来る傾向はあると思います。

オーダースーツの価格、内訳は?

基本的に
工賃+生地、副資材(ボタンや芯地)+デザイン料+物流、店舗の家賃等の諸コスト+利益
です。もちろん価格競争があるので店ごとに差別化を図っており
どこかしらでコストを抑える工夫をしているようです。
例えば
仕立ての手間賃を抑えるために日本人指導のもと、海外工場で仕立てる店
生地を大量&問屋を極力通さず仕入れることで生地の値段を落とす店
上記二つともやっているが体型補正がばっちり可能なため値段は比較的安くない店
等々です。

万能の店はありません。

イタリアからの輸入物生地を使って日本製でデザインも格好良く仕立ても良い
そんなスーツは勿論あります。ただし値は張ります。
個人的な体感ですが10万以下ですと昔のスーツがまだ高価だった時代に比べて
犠牲になっている箇所があります。有名ブランドの生地を使ってこのお値段!
というスーツの場合、どこかしら、例えば仕立て等が犠牲になっています。

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