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動物達を石にする!赤い湖「ナトロン湖」

タンザニアにあるちょっと変わった色の湖ナトロン湖。そこはフラミンゴの楽園であるが異質な水質の為、他の生物が生き抜くには厳しい環境にある。湖で命を落とした動物達はそのままの姿で化石化してしまうのだ!

更新日: 2013年10月04日

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rainshineさん

ナトロン湖

アフリカ・タンザニア連合共和国北部のアルーシャ州ロリオンド県にある強アルカリ塩湖

ナトロン湖の別名は“炎の湖”。水中の微生物が大繁殖する頃に真っ赤な炎のような姿になる。

マグマのように赤い!

ナトロン湖は、その非常に高い蒸発率によって特徴的な色彩を見せる。
藍藻類などが持つ赤い色素が、湖一面に広がる深い赤みを生み出し、浅瀬をオレンジ色に染めている。湖面に析出するアルカリ塩の固形物も、湖に住む好塩性微生物によって時として赤やピンク色に染まる。

ナトロン湖は長さ50km、幅20km、水深3mの大きな湖ですが、砂漠化の影響でどんどん縮小し続けており、やがては草原になるといわれています。

フラミンゴの楽園

フラミンゴの繁殖地として有名で、その生息数は250万羽ともいわれています。
フラミンゴの身体は色素を含む藍藻類を食べることでピンク色に変色します。

フラミンゴのピンクの色はこの藍藻類の赤い色素から得られており、餌が少なくなるとフラミンゴの色は白くなります。

フラミンゴがピンクなのはこのためだ

動物園にいるフラミンゴは、天然のスピルリナを食べることができないので、βカロチンを添加したえさをあたえ、ピンク色にしているそうだ。

「死の湖」

ナトロン湖は水の毒性が強い“死の湖”で、ほとんどの生物は生きることができない。

とても湖とは思えない、、、

湖のpHは9-10にもなり、アンモニア並みにキツいアルカリ性で、湖の近く木々は生えず、日陰もない。多くの動物たちにとっては、とても生きづらい環境。

ソーダ水の湖

ナトロン湖は単なる塩湖というだけではなく、湖の底や周辺から炭酸ナトリウムを噴き出しているソーダ水の湖でもあります。湖に浮き出ている丸い渦のような塊は、このソーダが結晶したものです。渦の大きさは20mにも及びます。

天然に産出する炭酸ナトリウム水和物の名称。塩湖などから採取できる。古代エジプトにおいて、石鹸、洗剤、あるいは死者をミイラにする際の脱水処理などに用いられた。

動物達を化石化する

実際に「化石」と化した鳥

水牛
まるで生きているようだ

日中は摂氏40度という気温にさらされる湖水の蒸発率が高く、塩性の土地から流れ込む塩分は常に高い割合を保ち、しかもアンモニアと同程度のpH 9~10.5という高いアルカリ性といった苛酷な環境が、死んだ鳥やコウモリの亡骸を永遠のものとします。

化石化した動物をモノクロで撮るとまるで「石像」のよう

ここの水はソーダと塩分を大量に含んでいて、このソーダと塩が生き物の硬化(石灰化)を招き、乾くと原型のまま保存されるのだ。

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