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地震の前兆、それとも吉兆? 死ぬまでに一度は見てみたい “珍しい虹”

厳密には「虹」ではないけれど、虹と同様に七色に輝く類似した大気光学現象を集めました。見れた人はラッキーかも!?

更新日: 2015年05月23日

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環水平アーク

環水平アーク(かんすいへいアーク)
英語:Circumhorizon Arc

大気中の氷粒に、太陽光が屈折し、ほぼ水平な虹が見える光学現象

通常の虹などと同じ大気光象の一種で、水平弧、水平環とも呼ばれてます。

普通の虹が太陽を背にして発生するのと異なり太陽と同じ向きに現れる

通常の虹は太陽の反対側に現れますが、環水平アークは太陽と同じ方向に現れます。

真冬のように太陽が低い時期に見えることはなく、夏場のお昼前後を中心に太陽が頭上高く昇るころに現れます

太陽高度が一定以上のときのみ現れる現象なので、太陽高度の低い季節では見ることができません。
また、あまり緯度の高い地域でも見ることはできません。

報道等では彩雲と称される場合も多い

彩雲とは厳密には違う現象ですが、似ているため混同しているケースも。

▷ 2006年6月、アイダホで観測された環水平アーク。

暈(かさ)、ハロ
英語:Halo

太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象のこと

特に太陽の周りに現れたものは日暈(ひがさ、にちうん)、月の周りに現れたものは月暈(つきがさ、げつうん)といいます。

虹のようにも見えることから白虹(はっこう、しろにじ)ともいう

この珍しい現象は、古代中国などでは不吉な兆しとされていたようです。

やや薄い雲が広がったとき、太陽や月の周りに見られる白もしくは虹色に分光した光の環が「ハロ」

▷ 2011年10月、ブラジリアで観測された暈。

▷ 2013年5月、沖縄で観測された暈。

見ることができる条件としては、薄い雲がかかっているとき、正確には巻層雲、巻積雲、巻雲のときに見られます

満月でも同じ条件でハロが見えることがあります。これは月暈(つきがさ)ともいいます。

ちなみに、暈が出た後の天気は雨とは限りませんが、雨になる可能性は少し高い

約60%程度の確率で、この現象が見られた後の天気は雨になるようです。

環天頂アーク

環天頂アーク(かんてんちょうアーク)
英語:Circumzenithal Arc

虹が逆さまになったように見える現象で、俗に「逆さ虹」と呼ばれることもあります

環天頂アークはブーメランのような形をしていて、頭の真上付近に現れます

注意して見ていないと中々気がつかない現象かもしれません。

環天頂アークは条件が整えば年中見ることができます

おおむね、日の出・日の入りの1.5~2.5時間前後の時間帯が狙い目。

雲の中に六角板状の氷晶が存在し、風が弱い場合に現れる

見ると幸運になるとも地震がくるとも言われています

珍しい現象を他の何かの出来事と関連づけたがるのは、人間の性でしょうか。

アメリカ・ネバダ州で撮影された環頂点アークと飛行機雲。

ブロッケン現象

ブロッケン現象
英語:Brocken spectre

太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象

山岳の気象現象として有名で、尾根の日陰側かつ風上側の急勾配の谷で山肌に沿って雲(霧)がゆっくり這い上がり、稜線で日光にあたって消える場合によく観察される

山登りの楽しみのひとつでもあります。

ブロッケン現象に現れる光の輪は虹と良く似ていますが、原理が異なり、見える条件と見え方が違います

厳密には、虹とは発生する原理が異なります。

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