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ロシアの農地付き別荘「ダーチャ」の魅力とは?

うまくいけば、耕作放棄地の解消、自給率の向上、食べることへのセーフティーネットの形成などの可能性があります。

更新日: 2013年10月08日

06l2206lさん

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ダーチャで日本が救えるか?

ロシアで古くから普及している郊外型菜園「ダーチャ」を日本にも導入すれば、自給率の向上や農村の維持、さらには都市生活者の心の充足も実現できる? ソ連崩壊後の経済危機からロシア国民を救ったとも言われるダーチャへの関心が高まっている。

ダーチャとは?

ロシア語でダーチャは田舎の邸宅の意味である。ダーチャにはサウナを備えたものもある。普段は近隣の都会に居住し、週末のみ利用する持ち主が多い。特に夏の間は盛んに利用され、夏休みに家族そろって長期間ダーチャで過ごすケースも多い。かつての貴族の別邸から掘っ立て小屋のようなものまで、規模や質はさまざまである。

似たような週末農業のかたちとしてはドイツのクラインガルテンというものもあります。

別荘と訳されていますが、日本の市民農園、ドイツのクラインガルテンに近いもので、 サンクトペテルブルグ建都前後からロシアにおいて独特の発達を遂げた制度なのです。
現在の大衆的ダーチャは、10月革命での公約(農地の再分配)を反故にしたスターリンの土地政策 (集団農場化―コルホーズ、ソフホーズ―による、自営農民の賃金労働者化)に対する 代償的な意味を持った、自留地がその起源になります。

19世紀には貴族に加え、芸術家などの中流階級がモスクワ郊外にダーチャ村を形成し、保養だけでなく文化の発信地としての役割も果たしていた。言わば「貴族の道楽」として始まったダーチャだが、ロシア革命直後の内戦期や、ソ連崩壊後からロシア共和国初期の混乱期においては、市民が自活するためのまさに生命線となった。

つまり、経済が著しく疲弊して治安が悪化し、極度のインフレや給料の遅配などで家計が行き詰まる中、市民が食料を自給し、テロと飢えから身を守る最後の砦がダーチャだったのである。

自給力のすごさ

ロシア人1人当たりの国内総生産(GDP)は約140万円。所得という物差しからすれば日本の30%程度で、とても「豊かな国」とは言い難い。

 ただ、有事の際はどうだろう。もし世界的な気候変動や国際関係悪化などで食料輸入に支障が出たら-。ロシアの場合、85年以降、何度も経済危機に見舞われたにもかかわらず、餓死者が出なかった。それは国内3400万世帯の8割がダーチャなどの菜園を持ち、ジャガイモの国内生産の9割、野菜の8割を自給していたからといわれる。

ロシアの古い諺で「イモ(ジャガイモ)植えりゃ 国破れてもわが身あり」というものもあるほどです。
土地の規模もちがうのでそのまま日本にあてはまりませんが、食糧自給率の向上にはつながると思われます。

週末は農園で過ごし自分たちの食べる野菜をつくる

「平日は街で働き、週末はダーチャで過ごすというのが平均的な都市住民の姿です。だからモスクワでは金曜日の夕方になると、都市住民がダーチャを目指して一斉に郊外へ向かうため、道路が『ダーチャ渋滞』するほどです」

広々とした大地で大規模な農業が繰り広げられる一方で、食料を自給する能力を持つ市民たち。「ダーチャで体に悪いものを使って食べ物を作る人はいませんよ」。農薬の使用について尋ねたときのエレナさんの反応に、経済成長だけでは得られない強さ、豊かさの尺度について、あらためて考えさせられた。

うまく栽培できれば安心安全な野菜の確保ができます。

富裕層はのんびり過ごすために利用

富裕層はダーチャなど売り飛ばして農作物は金で買っています。それでも休日をのんびり過ごしたいので郊外のサナトリウムや新型ダーチャなどで農作業抜きで過ごすようです。

「ロシアでも、野菜は買った方が安い時代に入った感はあります。でも安全な野菜を家族に食べさせたいという人、年金暮らしの人などはダーチャで野菜を作り続けているし、そうでない人は田舎でゆっくり過ごすことを優先しています」

日本での実現は?

こうしたダーチャの仕組みに注目し、日本で実現を模索する動きもある。滋賀県高島市で耕作放棄地を開墾し、有機無農薬栽培の「ソルビバ農園」を営む吉川宏一氏は、都市部の人や富を少しでも農村に向けさせ、定着を図ることを狙って「日本版ダーチャ」を構想する。

吉川氏が思い描くのは「都市住民が週末やリタイア後に滞在し、農作業を楽しめる住宅」。1区画が約1反(300坪)のダーチャを30~40区画建設し、コミュニティを形成する。平日は地元の農家がこれらを維持するが、耕さずに育てる自然農法(不耕起農法)ならば負担もぐっと減る。埼玉県の面積に匹敵するとされる耕作放棄地の活用手段としても有望だ。

吉川氏のこの「日本版ダーチャ」構想は、農地法の制限や事業への融資等が障害となり、いまだ日の目を見ていない。しかし国内経済が縮小し、失業や収入低下などによる生活への不安が増大する今日、農を通じたセーフティーネットの実現への期待は大きい。

吉川氏は「経済成長はもはや限界。これからの時代は命の源としての農が必要」と語る。実現すれば、大規模化や効率化を追求する農業とは異なる「小さな農」のあり方の一つとなるだろう。

耕作放棄地の解消、自給率の向上、食べることへのセーフティーネットの形成など期待されることはたくさんあります。

@hirasawa ロシア人のようにダーチャ(家庭菜園付別荘)借りるとかどうですか。農園コテージなら日本各地にあるみたいですよ。

窓を開け放ち、心地よい風を堪能する…東京でさえ315以降窓を開け放すことはほとんどなく、洗濯物も室内か乾燥機。水道の水をそのまま使える安心感、風を思いっきり感じ、採れた野菜や果物を戴ける幸福感。ほんの数年前は当たり前のことだったのに。やっぱりダーチャ作りたいな。運よ味方せよ!!

ロシアの人達はみんな居住地の他に「ダーチャ」っていう小さな別荘を持ってて、そこで家庭菜園を営むの!都会で働く人達も、週末はダーチャでのんびり…みんな、それぞれの家庭で自慢の野菜を育ててるのよ!

以前も書いたと思いますが、90年代の経済混乱期のロシアで、都会の年金生活者を除けばそれほど餓死者が出なかったのは、中流以上の家庭が郊外にダーチャ(小屋)を持つ習慣があり、家庭菜園で野菜などを作っていたからだと聞いたことがあります。

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