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ジブリとも縁が深い、素晴らしいロシアのアニメーション5作品!

世界のアニメといえば、チェコのアニメーションも良いけれど、ロシアのアニメーションも凄い!宮崎駿、高畑勲を始めとするスタジオジブリとも縁が深いロシア・アニメーションの傑作を、5つご紹介。チェブラーシカの人気もまだまだ続く!?

更新日: 2014年02月24日

空中庭園さん

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宮崎駿、高畑勲に多大な影響を与えた『雪の女王』などが並ぶ、ロシア・アニメーションの世界!

高畑監督や宮崎監督は、若き日に、ディズニーを始めとする海外の先駆者たちのアニメーションを学びつつ、当時のソ連のアニメーションから大きな影響を受けた。

そこには商業主義では不可能な、作り手たちの崇高な志が垣間見られたからだと思う。

ロシア・アニメから感じるのは、その独特の哀愁。かわいいキャラクターが登場するアニメであっても、日本のアニメのような明るさや、賑やかさは感じられません。

チェブラーシカでさえ大人が観れば、人間の孤独や悲しみについてのメッセージをストーリーのあちこちに感じることができるのです。それが、精神性を重視するロシアらしい文化であり、私たちの心に深く、いつまでも残ってゆく理由なのかもしれません。

常にどこか寂しげなチェブラーシカ

【ロシア・アニメーションの傑作5作品を紹介】①雪の女王

若き日の宮崎駿監督にも影響を与え、アニメーターを志すきっかけとなったレフ・アタマーノフ監督の『雪の女王』

「『雪の女王』との出会いがなかったら、その後の宮崎駿はなかったかもしれません。」

ロシアのアニメーションは、1950年代後半になり、独裁体制をしいていたスターリンの死後、雪解けの時代といわれた頃から、ソ連の世情に合わせた作品が登場し、それまでタブーであった民衆側の心情が作品に反映されるようになってくる。その代表作が「雪の女王」である。

宮崎駿が「ぼくにとっては、運命の映画であり大好きな映画なんです。」

カイを一途に想う少女。連れ去られたカイを探して旅に出る。

ゲルダの幼なじみ。氷のかけらが目と心に刺さり、冷たい心に変わってしまう。

冬の世界を支配する女王。北の国の氷の宮殿に住んでいる。

この作品は、生命力の塊である少女ゲルダが靴も何も脱ぎ捨てて、死の国から大好きなカイを連れ戻すというお話なのです。雪の女王が支配する死の世界から無事カイを取り戻すのは、熱い想い、生命の力が死に打ち勝つ奇跡の瞬間です。

宮崎監督は、『雪の女王』が生命の根源的なテーマを内包していることを、一瞬で嗅ぎ取りました。だから、心打たれ、今なお大好きな作品だと公言してはばからないのです。

レフ・アタマーノフ(1905~81)は、「せむしの仔馬」のI・イワノフ=ワノらとともにソビエト・アニメの基礎を築いた巨匠。アルメニア出身で、初め俳優を志すが、31年にアニメの監督としてデビュー。代表作は50年代に発表した一連の童話アニメで、中でもインドの伝説をモチーフにした「黄金のかもしか」(54、カンヌ映画祭特別賞他)と「雪の女王」は、このジャンルの作品作法の手本となった。

②チェブラーシカ

1960年代以降のロシア・アニメーションは、アニメーションが子どもの情操教育に適しているとの考えから国家の資金で量産された。そして、国営スタジオに集うアニメーターの中から、すぐれたクリエーターが次々登場した。チェブラーシカのカチャーノフ監督や、ジブリと親交が深いノルシュテイン監督もこうした環境から生まれた。

『チェブラーシカ』はロシアを代表するキャラクターで、抜群の知名度を誇るアニメーション。

チェブラーシカはロシアだけでなく、多くの国で愛されている。
日本ではとくにそれが顕著だ。

【チェブラーシカとは?】
オレンジの木箱に閉じ込められて、遠い南の国からやってきた、大きな耳の小さないきもの。起こしてもすぐに倒れてしまうので「チェブラーシカ(ばったりたおれ屋さん)」と名づけられた。

とある南の国からやってきた正体不明の不思議ないきもの。

好奇心旺盛で人一倍頑張り屋で、思いやりたっぷりな性格は街の誰からも愛されている。

大好きなオレンジを食べていたら眠くなってオレンジの箱の中で眠ってしまい、箱に入ったままロシアのある街に運ばれてしまう。果物屋さんで発見された時、起こしても起こしてもばったり倒れてしまうので「チェブラーシカ(ロシア語で”ばったり倒れ屋さん”の意味)」と果物屋のおじさんに名付けられた。

【作品あらすじ】
動物園にも受け入れを拒否され、都会の片隅の電話ボックスで暮らしていたチェブラーシカ。そんな彼が出会ったのは、動物園で働く、一人暮らしの孤独なワニ・ゲーナだった。

「この街には一体どれくらいいるんだろう。ひとりぼっちの人が」
 ふたりの優しさが今、この街に、ささやかな幸せを生み出してゆく——。

チェブラーシカがこの街にきてから最初にできた友達。
すでに50歳を過ぎているが、ワニの寿命からするとまだまだ若者らしい。動物園でワニとして働くことが彼の仕事である。
歌うのが大好きでガルモーシカ(ロシアのアコーディオン)と歌でみんなを魅了する。優しくて几帳面で礼儀正しいジェントルマン。正義感も非常に強いが、ちょっぴりおひとよし。

いたずらが大好きで茶目っ気のあるおばあさん。
人騒がせなことをして有名になりたいと思っている。飼い慣らしたくまねずみのラリースカと一緒にあちらこちらに出没してはいたずらをしかけている。 何故かチェブラーシカとゲーナのことが非常に気になりちょっかいを出す。
大胆ですばしっこいがシャイな一面もある。

出典goliaf.tv

1921年、ロシア・スモレンスク生まれ。
1958年にアナトーリ・カラノーヴィチと共同製作の「老人と鶴」を発表し、人形アニメーションの監督としてデビュー。「恋する雲」で注目を集め、「ミトン」(67)でアヌシー国際アニメーションフェスティバル一等賞を受賞し、その才能と技術力は世界の著名なクリエイターに絶賛された。1969年の「ワニのゲーナ」は国民的人気を博し、弟子にユーリー・ノルシュテインがいる。元ボクサーという意外な一面も併せ持つ。1993年没。

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このまとめへのコメント4

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空中庭園さん

我ながらすごい名前をつけてしまった…。世界が面白く見えるまとめを目指しています。

間違った情報はなるべく流さないよう心がけています。ゆっくり作ってます。