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ネットバンクから不正に引き出されたお金は法的保護(補償)の対象外らしい。

利便性の高いインターネットバンキング。私も利用させてもらっている一人です。が、不正送金の事件などリスクも潜んでいますよね。実は、このネットバンキングで不正に引き出されたお金って基本的には法的保護の対象外なんだそうです。そうならない為にはどうすればいいか。今回はその対策について考えます。

更新日: 2014年03月22日

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この記事は私がまとめました

T.Ohkiさん

■まず、知っておこう

預金者保護法は、盗難や偽造によるキャッシュカード・通帳経由の不正引き出しに対して銀行がそれを負担する法律。

つまり、IDとパスワードを使ったネットバンキング経由での不正引き出しは対象外なんです。

預金者保護法は、偽造キャッシュカードによる不正引き出しや通帳盗難などで過失がない預金者の被害を金融機関が負担する法律だが、全銀協はネットバンキングの不正送金について対象外という認識

法律上は、インターネットバンキングで引き出されてしまうと、預金は保護されないということになりそうです

■じゃあ、どうすればいいの?

ネットバンク経由の不正送金被害の保障対応を行うために、全国銀行協会(全銀協)が対応を開始。

これにより全銀協に加入している金融機関は、被害補償に対応し、23年度・24年度と90%以上の保障率を残しています、が…。

実際、全銀協会員である金融機関が、不正送金の被害者に対して対応を決定した全件数のうち、補償を行った件数の割合(補償率)は、23年度が96.5%、24年度が91.7%

平成24年度においては、全国銀行協会に加入している金融機関は、不正送金の被害者への対応を決めた件数のうち、91.7%の割合で補償をおこなったそうです。

■保障があるから安心? いえいえ。

ここ、注意して欲しいんですが、保障率は返金率じゃありません。極端な話、1円でも保証されれば保障されたことになります。

どれだけ返金されるのか。その返金率はあなたの「過失の度合い」によって異なるそうです。

問題はココ。あなたの過失の度合いはどれほどか。これの明確な判断基準がないんです。

一応、セキュリティソフトの導入・スパムメールを開けない・注意喚起を読む、などの常識的な基準はあるが、被害状況は人によって様々。それを明確に線引きするのは難しい、とのこと。

預金者のID・パスワードの管理方法によっては、補償される額が全額でなく、75%に減額されたり、0%になったりしてしまうのです」

過失の度合いの判断基準はない。全銀協は「『セキュリティーソフトが入っているか』『あからさまに怪しいメールを開封していないか』など、被害者の状況が無限に細分化されるので、基準を明確化するのは困難だ」と説明する。

■過失の度合いを減らすには…

パスワードやIDに予測しやすいものを使っている場合は、あなたの過失になる可能性アリ。

パスワードを住所、氏名、生年月日、車のナンバーなどと同様にしていた場合は、管理上の過失があるとして、払い戻し額を減らされる可能性があります

スパムメールの開封、ダウンロードファイル、スパムサイトへのアクセスなどでウィルスに感染した場合も過失になる可能性アリ。セキュリティソフトの導入は必須です。

ウイルスの感染原因が、明らかに怪しいメールの開封や怪しいサイトへのアクセスによる場合には、ID・パスワードの管理上の過失が認められる可能性が出て来ますので、気を付けた方が良いと思います

■本当に怖い、ウィルス感染による被害

最近ではID/パスワード以外にも、1回ごとに別途パスワードを発行する方法があるんですが、それでもスパイ型ウィルスに感染していると、その情報が相手に送られてしまうことも。

金融機関やネット取引業者などからメールで送られてきたワンタイムパスワードをこっそり“盗み見”し、悪意の第三者に送信している疑いがあるという。

セキュリティー大手トレンドマイクロの調査では、ウイルスに感染したパソコンの大半が日本に集中しているという。日本国民の預金が狙われているのだ。

■心がけてください

取引金融機関からフィッシング、振り込め詐欺などの注意喚起メールが届いたら必ず目を通すこと。分からない場合は検索、もしくは問い合わせ。被害にあってからじゃ遅いんです。

セキュリティソフトを導入しておけば、そこからも情報を入手することができます。

ログイン画面で、IDとパスワード以外に不要な情報を入力させる項目が出てきたら注意。

キャッシュカードの暗証番号、クレジットカード情報など。ちょっとでも怪しければ検索、もしくは問い合わせ。被害にあってからじゃ遅いんです。

パスワードを定期的に変更することで、どこかのタイミングでパスワードが盗まれていたとしても、とりあえずの対策になります。

どのサイトでも同じものを使っていると、どこかで個人情報が盗まれた時、大変です。面倒ですが、パスワードなどはサイトごとに使い分けましょう。

IDとパスワードが1つだけとなると、万一他人に知られてしまったときにそのサービスを自分の知らないところで勝手に利用されてしまう危険性があり、かえって不都合となります。

すべてのアカウントで同じパスワードを使用しないでください。 サイバー犯罪者は非常にセキュリティの弱い Web サイトでパスワードを盗み、同じパスワードとユーザー名を、セキュリティが厳しい環境 (銀行の Web サイトなど) で使用しようとします。

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