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差別され続けるメキシコ先住民の妊婦に襲い掛かる境遇

メキシコは先住民妊婦の死亡率が発展途上国と並ぶほど高い国です。その背景などをまとめました。

更新日: 2013年10月22日

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この記事は私がまとめました

satomonoさん

メキシコの先住民事情

写真はメキシコ先住民部族の一つマサテコ族の写真です。オハイオ及び周辺のコミュニティで暮らしています。

メキシコの人種はメスティーソ(スペイン人とインディヘナの混血)が60%、先住民族(インディオ)が25%、白人が14%

オアハカ州の先住民族の割合は約40%で、これはメキシコ全体における割合の約15%と比較しても非常に高い数値

メキシコ民1億5000万人に対して先住民は1400万人です。600万人ほどがオアハカに暮らしていることになります。

先住民の75%の人々が貧困層。オアハカやゲレロで暮らす小規模な集落は極貧

今回の事件はオハカで発生しました

社会的発展の指標すべてが、全国平均よりもかなり低い。先住民族は通常の2倍以上の高い乳児死亡率を持っている

先住民は病気率、非識字率が共に高く、国で最も低い社会的経済地位​​となっている

メキシコ先住民の出産死問題

年に何百人ものメキシコ先住民の女性が妊娠中または妊娠直後に死亡している

メキシコ国勢調査によると2011年オアハカの5人に1人は病院・診療所以外の場所で出産

メキシコの最貧地区国オアハカ、チアパス、そしてゲレロの妊産婦死亡率は他地区よりもはるかに悪化。1995~2004年の間に778人以上の女性が、妊娠、出産、または産後に死亡

10月2日妊婦を襲った悲劇

この例を見るだけで、様々な問題を抱えている事がわかると思います。

10月2日、メキシコ先住民マサテコ族の女性が出産のため病院を訪ねたが、午後になるまで診察できませんと追い出された

適切に治療を行える医者が午後まで来ないためです。また、女性は病院まで長時間かけてきています。

その後、クリニック内部で赤ちゃんは予防接種を受け女性にも適切な処置が行われた

受付は病院が非常に小さく緊急治療を行うための資源や人がいないと述べた

メキシコ先住民は怒った

目撃者は写真を撮り新聞記者に提供。いくつかの全国紙で使用され、インターネットで拡散した

病院は先住民だから女性の入院を断ったとして、先住民の神経を逆撫でしている

ちょっとこれは間違った解釈ではないかと思うのですが、こう解釈したくなる背景はメキシコにしっかり存在します。

メキシコの貧しい地域での医療の悪さや先住民差別の新しい例としてTwitterで議論が活発化している

「病院は先住民だから女性の入院を断った」と解釈している人が沢山います。今回の事件は違うと思うのですが、そう思ってしまう背景は充分にあります。

7月にも診療所で医療を断られ診療所の庭で女児を出産した例がある

今年2度目です。

どうしてこのような問題がおきているのか

都市部の私立病院の中には、アメリカと比較しても遜色ない設備の整った病院もある

オハイオと比べるとこの差です。

家族でレストランに行くと「レストランでは物乞いはできません」と入店不可。職安でまともに取合ってくれない。口座を作りに行くと銀行入口の警備員に止められる

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