1. まとめトップ

【いつか必ず役に立つ!】嘔吐物の処理方法まとめ

これからの季節、ノロウイルスなどの感染症による嘔吐に遭遇する機会が増えてくると思います。嘔吐物にもウイルスや細菌は含まれ、特にノロウイルスなどは感染力が強く嘔吐物を適切に処理しないと感染が拡大してしまいます。嘔吐物の処理方法など参考にして下さい。

更新日: 2016年11月02日

86 お気に入り 251464 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

BCICPSさん

例えばノロウイルス

ノロウイルスに罹患したことのある人であればあの想像を絶する苦しみが分かると思います。

とにかく下痢や嘔吐がひどい疾患なのですが、その嘔吐物や下痢便などを適切な処理をせず放置しておくとあの地獄の苦しみを周りに撒き散らすことになります。

画像でいうところの経路3です。

ノロウイルスによる飛沫感染とは、ノロウイルス感染症を発症している患者の吐物や下痢便が床などに飛び散り、周囲にいてその飛沫(ノロウイルスを含んだ小さな水滴、1~2 m程度飛散します)を吸い込むことによって感染する

嘔吐物から半径1~2m圏内は感染範囲と言い換えることもできます。
また、舞い上がった嘔吐物は一定時間浮遊することが知られていますので、広がりは1~2mでは済みません。

適切な処理を行わないと感染の拡大を防ぐことができないことが分かってもらえると思います。

まずは嘔吐物そのものの処理方法

動画で見てもらうと分かりやすいかと思います。
家庭では個人防護具などは用意するのは難しいかもしれませんが、置いておくと色々と役に立ちます。

エプロンに関しては一応通販などでの個人購入もできますが、必ずしも揃えておく必要はないと思います。
手袋は水仕事などにも使用できますし、あった方がいいでしょう。

左の画像に全て記載してありますので、各項の注意点を列挙します。

まず、嘔吐物や排泄物の回収の際は「外側から内側に」という部分が重要です。
これを守ることで範囲が広がるのを防ぐことができます。

また、床の清浄化ですが、動画などでは消毒薬の調整の記載がありますが、スプレータイプのキッチン泡ハイターであればそのまま使えます。

消毒薬に関して

「消毒」=「アルコール」

と発想される方も多いと思います。しかしながら、ノロウイルスにはアルコール除菌はほとんど効果がありません。
次亜塩素酸(ハイター)で除菌を行います。

アルコールがダメなら何を使えばいいの?

ノロウイルス感染者の床などへの嘔吐物の処理にはこれがおすすめ。

キッチンの除菌や漂白に普段使いできますし、いざというときにそのまま使えるのは強みです。

もちろんハイターの原液などを調製して使ってもらっても構いません。

次に汚れてしまった衣服等の処理について

そのまま洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと、洗濯槽内にノロウイルスが付着するだけではなく、他の衣類にもウイルスが付着してしまいます。

嘔吐物や下痢便で汚れた衣類は、
①マスクと手袋をした上でバケツやたらいなどでまず水洗い
②塩素系消毒剤(200ppm以上)で消毒。

いきなり洗濯機で洗うと、洗濯機がノロウイルスで汚染され、他の衣類にもウイルスが付着します。もちろん、水洗いした箇所も塩素系消毒剤で消毒してください。

え?じゃあワイドハイター使えばいいじゃないですかー!やだー!

ワイドハイターは、「酸素系漂白剤」で「塩素系漂白剤」ではありませんのでダメです。
よく勘違いしている方がいらっしゃいますので気をつけて下さいね。

おわりに

ノロウイルスを中心に記載しましたが、感染性の嘔吐物においては全てこの処理方法が応用できます。

これからの季節、嘔吐物に遭遇することは決して稀なことではありません。
きちんと対処方法を学んでおき、咄嗟の時に対応ができるようにしておきましょう!

1