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重馬種・巨大馬の画像集

農耕馬、牽引馬として品種改良された大型馬種のまとめ

更新日: 2013年11月03日

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muzin_muzinさん

馬の体高は首の付根にある、背骨が少し高く盛り上がっている部分(鬐甲、きこう)の高さを測ります。動く頭部と違い、ここは馬の姿勢などに影響されず、位置が安定する部分だからです。
なので体高が2メートルほどもある馬の場合、頭部の高さは3メートル近くある場合があります。

ベルギー・ブラバンド地方原産。
体高160-170センチ。平均体重は900キロ前後。
原産地でのベルジャン種は他品種との混血が少なく、個体ごとの体格差は大きくありません。
しかし育種用に混血が進んだ個体では、大型の馬体が求められたため体高2メートル超、体重1トン以上の例も見られます。

フランス・ノルマンディ地方原産。
世界中に普及した馬種のため国により体格の差がありますが、体高の平均は150-180センチの範囲です。大型化する個体では2メートルを超えることもあります。
体重も地域差が大きく500-1000キロの範囲。ちなみにアメリカでの平均体重は860キロです。
品種の歴史は古く、8世紀までさかのぼるとされます。その過程で様々な馬種が掛け合わされ、乗用、軍用、農業用、牽引用といろいろな目的に使用されてきました。

イギリス原産。
体高の平均は160-170センチほどですが、180センチを超える巨体になることも珍しくありません。
体重は非常に重く、しばしば1トンを超えます。
歴史上での世界最大の馬は1846年生まれのシャイアー種のSampson号で、体高218センチ、体重1520キログラムが記録されています。Sampson号はその大きさのため、後にMammothと改名されました。

英スコットランド・クライズデール地方原産。体高は160-180センチとサイズに幅があります。
平均体重は約850キロ。
しかし血統によっては平均を外れた巨大な個体が誕生することもあり、その場合体重は1トンを超えることもあります。

ビールメーカーのバドワイザーはクライズデール種の馬を広告活動に利用しています。
そのためバドワイザー社は約250頭の同種をアメリカ各地の農場で保有しています。

フランス・ブルターニュ地方原産の中型の重量種。体高150-160センチ。
平均体重は約800キロ。
日本へは明治以降、産業馬の品種改良のために数多く輸入されました。

出典imgur.com

2012年9月の時点で世界最大の馬として記録されているのは、ベルジャン種のBig Jake号。
体高は210.2センチ。

2010年時点での世界最大の馬。
シャイアー種のNoddy号。
体高205センチ。この馬種では珍しい毛色の連銭葦毛。

機械化が進む以前は、山林から材木を引き出すのは馬の仕事でした。

鋤を挽き、畑の土を起こすのは力の要る仕事です。

ばんえい競走で知られる ばんえい種(「輓曳」は常用漢字に含まれていないので平仮名表記が多い)も重馬種。
特定の品種ではなく、ペルシュロン、ブルトン、ベルジャンなどの産業用重馬種や、それらの掛け合わせによる混血種などをまとめての呼称。

中世ヨーロッパでは重装騎兵として使用する目的で体格の大きな馬種が求められました。
それら軍用の重馬種のうち特に大型でスタミナを備えたのものをデストリア(Destrier)やGreat Horseと呼称します。デストリアは現在は失われた馬種ですが、大型化の遺伝子は現代の重馬種へと受け継がれていると考えられています。

人が鞍に乗る乗馬用(Saddle Horse)と、
曳き馬用(Harness Horse)では馬具の種類や付け方が違います。
これは御者台が高い位置にある馬車用。

1932年ロサンゼルス五輪、馬術障害飛越競技の金メダリスト西 竹一の愛馬はアングロ・ノルマン種系のウラヌス号でした。
アングロ・ノルマン種は重馬種のノルマン種に、軽馬種のサラブレットやアラブ種などを掛けあわせた馬種ですが、その配合の割合で生まれる個体のサイズが変わります。
ウラヌス号は体高181センチ(サラブレッドの平均体高は約160センチ)の巨大馬でした。

体高6フィート7インチ(約201センチ)の馬。
シャイアー種のBig Duke号。2009年の記録。

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