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女性は特に危険! 厚労省が認知度向上に取り組む「ロコモ」とは

最近、TVなどでも少しずつ耳にするようになってきた「ロコモ」という言葉。「メタボ」に並び、多くの国民に関係する危険な症状ということで厚生労働省が認知度向上に取り組んでいる「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)」についてまとめます。

更新日: 2015年02月10日

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この記事は私がまとめました

「ロコモ」って何?

運動器の障害のために移動能力の低下をきたして、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態

「ロコモティブシンドローム」の略で、日本語名は「運動器症候群」といいます。

Locomotiveは「運動の」という意味(機関車という意味もある)で、骨や筋肉、関節など体を動かすために必要な「運動器」を表す

運動器の機能低下によって、将来的に介護が必要になってしまう可能性が高い状態が、「ロコモティブシンドローム」です。

ロコモはまさしく国民病といってよいでしょう

変形性関節症と、骨粗鬆症に限っても、推計患者数は4700万人(男性2100万人、女性2600万人)とされています。

▷ 脳卒中、認知症などに続き、全体の2割強が要介護となった原因について「運動器の障害」となっている。

厚生労働省が次に認知を広めようとしているのは、『ロコモ』

ロコモティブシンドロームの認知度はまだまだ低いのが現状です。
今ではすっかり定着した「メタボ」同様、厚生労働省は「ロコモ」の認知度向上を推進しています。

現在、「ロコモ」の認知度は25%に過ぎない。まずは、「ロコモ」という概念と用語の普及が緊急の課題といえる

新しい言葉を普及させ、概念が浸透すれば、国民の健康に関する意識は高まります。

政府は「ロコモ」についても、2022年までに国民の認知度80%を目標として掲げている

2013年4月、政府はロコモティブシンドロームの認知度向上に関する目標を定めました。

あなたは大丈夫? ロコモはとっても危険な状態

運動機器の障害も要介護に直結する危険な障害であるにもかかわらず、それに気づいていない人が圧倒的に多く、実態と認識に大きなズレがある

脳卒中やがんなど、命にかかわる病気については危機感を感じている人が多く、予防への関心が高い一方で、運動機能の低下の危険性についてはまだまだ充分に認知されていません。

症状・徴候としては、「痛み」「変形」「関節の動きの制限」「筋力低下」「バランス能力低下」などがあげられます

運動機能の低下が進むと、単独あるいは複合して歩行障害になり、やがて歩けない、立ち上がれないという状態になっていきます。

高齢者だけの問題ではありません。まだ若くて元気な年齢から、運動器の機能低下は始まっている

ロコモになりやすい人・なりにくい人

▷ 骨や筋肉のピークは20〜30代。この時期に適切な運動をしないと、60代には思うように動けなくなる可能性が…

特別なスポーツをしなくても、階段を使ったりよく歩いたりと、日常的にからだを動かしている人はロコモになりにくい

誰にでもなる可能性がある状態ですが、日常生活のちょっとした習慣の違いでなりやすい人・なりにくい人がいるようです。

運動量が少ない人・女性・肥満の人は要注意

運動量が少ない肥満の人は足腰への過剰な負担によりロコモになりやすく、また女性も膝軟骨や靭帯が弱く膝関節を傷めやすい・閉経前後に骨量が急激に低下するといった理由でロコモになりやすいとされています。

やせすぎも要注意

肥満が危険な一方で、痩せ過ぎも要注意です。ダイエットや食欲不振などによって栄養が不足すると、骨や筋肉の量が減ってしまいロコモになる可能性が高くなります。

体力低下の自覚が始まる30~40代からの対策が不可欠

若い頃からの日常習慣が、高齢期の病気に直結します。ロコモについて、若い頃から当事者意識を持つことが大切です。

日常で気をつけたいロコモの予防法

▷ ロコモを予防するための「ロコトレ」も参考に。

まずは姿勢を見直す

猫背など、悪い姿勢を直すだけでも身体は長持ちします。

「5大栄養素」を1日3回の食事からバランスよく摂る

炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルのいわゆる「5大栄養素」は、運動器の機能を保つために重要です。

日頃から適度な運動をする

エスカレーターではなく階段を使う、適度に歩く、ストレッチなど自分に合った適度な運動を心がけましょう。
無理な運動によって身体に負担をかけ、足腰を痛めてしまっては逆効果です。

参考リンク

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