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【健康被害?】あなたのスピーカーやイヤホンが良い音なのに疲れる理由、知ってますか?【聴き疲れ?】

音楽は本来楽しいものですが、その音楽で疲れてしまっている人がたくさんいるようです。特に通勤通学の電車やバスで音楽を聴く人は気をつけなければいけません。ここでは、なぜ音楽で疲れてしまう人がたくさんいるのか。そしてそれを抜本的に解消した技術、HDSSとはなんなのか、を取り上げます。

更新日: 2014年01月24日

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この記事は私がまとめました

最近とても多くなってきている「聴き疲れ」という現象

スピーカーのがクリア!こっちが良さそう!聴き疲れは慣れるしかないな!

最近聴き疲れ的なのを覚えだしたけどドンシャリがいいなぁ

T1確かに音はいいんだが、長時間は聴き疲れするんだよな~

FXC51、悪くなかったけど羽根みたいなのが耳に当たって痛かったのと、低音がなさすぎて音が軽く、耳に刺さって聴き疲れするのがちょっと…だった。FXT90とかFX500とかでは改善されてそうだからそこらへんを聴きにいく

ATH-900、シャープすぎて聴き疲れが半端じゃない。これがロングセラーなのかよ・・・、ステマホンやこれ

通勤通学の楽しみとしてのヘッドフォンやイヤホン、一日の最後に楽しむ自宅でのオーディオが、疲れの原因になってしまっていたら、たまったもんじゃないですね。

非常に不思議な現象「良い音なのに疲れる」の正体とは?

実は多くの人が、「高音がきらびやか」「張り出した中音域」「重量感のある低音」等、ある特定の周波数帯域を強調した音を聴くと一瞬「良い音」と思い込んでしまいます。
さらに、その商品が高価であると「良い音でないわけがない」という心理作用が働きます。

ですのでとても残念なことに、商品を売りたいという理由で、試聴現場で喜ばれるような音作りをしている製品が少なくありません。
実際、大手の量販店などでは、音作りに特徴のない商品は取り扱いを避ける傾向があります。
売りにくいのです。
そして、音をいじって売りやすくした、いわゆる特徴のあるイヤホンやスピーカーは、やがて聴き疲れしていく傾向にあることが多いのです。

そもそも「長く聴けない音」「疲れる音」「ストレスになる音」とはどんな音でしょう?

一言で言えばそれは「歪み(ひずみ)」のある音です。

目で考えるとわかりやすいですね。
老眼じゃないのに老眼鏡をかけると異常に疲れます。
また、風景の写真集を見たときに、もし黄色や赤だけが強調されていたら、疲れると思いませんか?

それはどちらも、本来あるべき見え方と違う見え方をしてしまうからです。

それでは、ストレスになるとされる「歪みのある音」とはどのようなものでしょうか?

音とは、ご存知のとおり空気の振動です。
歪みとは、簡単に言ってしまえば「本来その音楽にあるべき空気の振動以外の振動」であり、「あらゆるノイズ」です。

下がストレスのない音とすれば、
上は「歪み」が加わり、聴いていて疲れる、長時間聴けない、ストレスを感じる音です。

さらに多くの人が気づいていないことですが、高音を強調する、低音を強調するといった音作りは、大きな意味ではやはり音を歪ませています。
人間は本来、そういった音質の強調がなされていない自然な音を、心地よく感じるものなのです。

あらゆる歪みは疲れやストレスの原因となります。

体もそうですよね。

視覚だって同じです。

これは聴覚にも同じことが言えます。
「ひずみ」にしろ「ゆがみ」にしろ、ストレスや疲れの原因になるものなのです。

では音の歪みはどこから生まれるのか?

原因は大きく分けて二つあります。
1.電気的な歪み
2.振動的な歪み

電気的な歪みとは、プレーヤー、アンプ、スピーカー(イヤホン)、ケーブルと電気信号が流れてくる中で、さまざまなところで発生したり、もらったりしてしまうエラーでありノイズです。
また、プレーヤーやアンプで低音や高音を無理に補正することもノイズにつながります。
これを解決するためには、機材そのものを買い換えなければいけなくなります。当然高額になります。

振動的な歪みとは、スピーカーやイヤホンから実際に発せられる音に含まれるノイズです。音は電気信号を空気振動に変えたものなので、当然電気的な歪みがそのまま振動的な歪みになって現れることも多々あります。
また、高音や低音を無理に強調するような音質補正をするスピーカーやイヤホンも、振動的には歪みを加えていると考えてよいでしょう。
固有のキャラクターがより少ない方が、音としては自然になります。

上記のような歪みは最近の機器ではかなり見直され、改善されてきているようです。

いわゆるドンシャリ(高音低音強調)を謳う商品は以前に比べてだいぶ少なくなってきました。
また、原音再生や自然な音質を特徴とする商品が増えてきたことは、より純粋に、そしてより健康的に音楽を楽しむための、非常に好ましい傾向といえます。

しかし、実は根本的なところで見落とされている振動的な歪みがありました!

男性が右手に持っているのが裸のスピーカーです。
男性が白い布のようなものにスピーカーを近づけると、前後に赤と青の光が発生するのがわかります。
スピーカーは前後に振動しているので、前に音を出しながら、同時に後ろにも音を出していることを証明する実験です。

この実験では、スピーカーを裸の状態で行っているのでこのような結果になりますが、

これが箱に収められたスピーカーやイヤホンだったらどうなるのでしょうか?

この絵で言うと、右に出ている赤い線が聴こえるべき音です。
ところが実際にはスピーカーの左側(後ろ)にも音は出ていて、その音は逃げ場を失い、箱の壁に反射して、またスピーカーにぶつかります。
そのときに生まれるのが第一の振動的な歪みです。

高級スピーカーや、高級イヤホンなどでは、この歪みは箱の中の吸音装置で処理されていることがほとんどです。

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