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東京が廃墟化したらこうなる?元田久治さんの版画作品

東京タワー、都庁といった国内の建造物みならず、北京オリンピックスタジアムである鳥の巣、オーストラリアのオペラハウスまど、実在する都市のランドマークを廃墟化させた作品を描く元田久治さんのリトグラフ作品をまとめました。無惨に崩壊した都市の姿は、見る者の想像力をかき立てます。

更新日: 2015年01月16日

sloth_さん

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元田久治
1973 熊本県生まれ
1999 九州産業大学芸術学部絵画専攻卒業
2001 東京芸術大学大学院美術研究科絵画(版画)専攻修了
2009-2010 文化庁新進芸術家海外研修制度研究員(オーストラリア、アメリカ)

元田久治は1973年熊本県に生まれ、幼い頃から、古びた神社やひび割れた古いレンガなどを好んで、モチーフに選んでは描いていたといいます。九州大学芸術学部に在学していた頃、版画技法の一つであるリトグラフと出会い「描きたいものがはじめて具現化できた」という手応えを覚え、以後その手法で制作を続けています。

人工的な建造物が放置されて風化し、自然に近づいていく過程に興味をもち、2004年からは現存するランドマークが朽ちている姿を緻密なタッチで丁寧に描写していきます。以後「いま安住しているすべてがかりそめで、消えてなくなるかもしれない感覚。田舎から上京した時に感じた東京という街のうそっぽさも投影しているのかもしれない」と話し、未来の記録としての廃墟を描き続けて来ました。

Revelation-The National Diet Building,Tokyo

Indication - Haneda Airport 2

Indication-Tokyo Metropolitan Government Building

見慣れた風景が、地震や洪水、あるいはその他の外的な要因で崩壊し、人間が不在となった世界を描く。
というと、暗くネガティブな印象を受けるが、実際に作品に接した時には、むしろ暴力的な印象よりも、静謐感や哀しみとともに沸き起こる懐かしさを感じる。

「若干もとの形を残してるのは、元あった場所が特定できるように。そのほうが現実感があって身近に感じるからです。僕は廃墟を通して、ネガティブに見ているのではなく再生していく兆しを世の中に美しく表現したい」

Indication – Tokyo University 3

出典4art.com

Indication-Tokyo Dome City

Indication - National Stadium 2 (Bird's Nest)

Indication-Flinders Street Station (Melbourne)

Indication-Opera House (Sydney)

Indication-Harbour Bridge(Sydney)

Foresight-Marina Bay Sands 3 (Singapore)

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sloth_さん

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