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技術士一次試験(技術士補)とは?合格までの流れや対策は?

工学系の人なら一度は「技術士」を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。技術士について、一次試験合格までの流れをまとめました。

更新日: 2014年05月13日

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nayokanoさん

そもそも技術士とは?

理系の大学生や技術職の社会人では、耳にした人もいるのではないでしょうか。
だれでも受けられる一次試験と、実務経験が必要な二次試験があります。

また、「技術士補」とは、技術士の補佐をすることができることを表す国家資格で、一次試験を合格すれば取得できます。

「技術士」は、国によって科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家試験です。

技術士は国家資格であり、合格しないと「技術士」という肩書を名乗ることはできません。
また、1次試験のみ合格の状態で、「技術士補」の資格を得ることができます。

土木関連設計会社をコンサルタント業として登録するためには、登録部門の技術士名で行わなくてはなりません。また、公共事業に係る主たる業務担当者となるためには、必要な資格です。

建設部門の技術士は、土木コンサルやゼネコンなど受注者としての就業の上で、持っていることに大きな意味があります。

企業の主任・係長クラスで技術士資格を取得し、管理職クラスで上位の技術士(総合技術士)の取得を

文科省ではこんな議論も。「出世に必要」となことも増えるのかもしれません。

技術士二次試験を受けるためには、大学や高専でJABEE認定科目を履修するか、技術士一次試験に合格する必要があります。

主に大学において、カリキュラムや単位認定基準がJABEEに認定されている場合、卒業と同時に1次試験合格と同等の資格が得られます。
JABEEに認定されているかどうかは、日本技術士会や各学校の学生便覧などで確認できます。

二次試験の受験資格を得る方法としては、以下の3つがあります。
 (1) 技術士補登録して、指導技術士の下で4年間の実務経験を積む。
 (2) 優秀な指導者の下で実務修習プログラムを4年間受ける。
 (3) 7年間の実務経験を積む。

技術士2次試験を受けるには、1次試験合格またはJABEE認定科目を履修の上で、数年の実務経験が必要となります(技術士補の登録は必要ありません)。
ある程度の経験がある社会人が受ける試験ということですね。
なお、1次試験の受験には制限はありません。

1次試験の対受験者合格率は、36.4%(昭和59年度~平成24年度)。

13.7%から63.3%とばらつきは大きいです。およそ20~30%くらいのことが多そうです。
ちなみに2次試験合格率は18.7%であり、1次試験と比べるまでもなく難関といえるでしょう。

一次試験の申し込み方法

願書を印刷・記入し、郵送するのが例年の方式。
例年6月上旬に、入手できるようになります。

技術士一次試験の日程
願書売出 6月上旬 ~ 7月上旬
申込受付 6月下旬 ~ 7月上旬

近年はpdfをダウンロードし、必要事項を記入し、写真と手数料の振込証明書を貼り付けた上で郵送という方式です。
詳しくは年度ごとに公表される実施大綱・実施案内を参照してください。

7.受験手数料 11,000円(非課税)

受験の際に手数料が必要です。
近年は、振り込みなどによって支払い、領収証や振込証明書を願書に貼り付けるという方式です。

どんな問題が出るの?

技術士の一次試験はマークシート方式で、日本技術士会のウェブサイト上において、過去問と答えが公開されています。

合否基準は以下のとおりとする。
基礎科目:50%以上の得点
適性課目:50%以上の得点
専門科目:50%以上の得点

※平成26年度から、受験科目及び合格基準が変更されています。
大きな点としては、大卒以下の人に課される「共通科目」が基礎科目に吸収(実質廃止)されました。
専門科目の難易度は、おおむね大学レベルですが、例えば大学3~4年生のうちにうけても修士でうけても、ほとんど差がないと言えるでしょう。

技術士一次試験の勉強法は?

一番大切なのは、まず自分の実力を知ることです。過去問題を解いて採点してみましょう。

まずは過去問で腕試し。一度解いてみれば、「どのくらい勉強すれば受かるだろうか」等といった疑問にも、めどが立ちます。

相当数の過去問題引用出題が続くと予想されます。

試験当日~合格発表

筆記試験は10月中旬。

体育の日(月・祝)に行われる傾向があります。

「失格規定」に注意!

受験番号などの記入ミス、「◯問のうち△問を解答」と言われて解答が多すぎる…などということがあると、容赦なく「失格」になります。注意しましょう。

適正試験は11:30~12:30。開始30分前になるとほぼ受験者が揃った感。
昼の休憩時間は1時間だったのでやや短めに感じました。
13:30から専門科目開始専門科目。これだけは2時間。
16:00から基礎科目。一日がかりでした。

当日の流れはこんなかんじ。

12月20日、ようやく合格証書が届きました。

正式な合格発表は、例年12月の半ばから下旬の忘れた頃に郵送されます。

参考:技術士一次試験合格体験記リンク集

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