1. まとめトップ

この記事は私がまとめました

nofrillsさん

Only 20% of tweets re Boston Marathon Bombings "relayed true information." Wondering percentage re #Libya & #Syria. wp.me/pecFU-3mp

ぼーっと見ていた画面に流れてきたNYT記者(中東)のツイート。「ボストン・マラソン爆弾事件のときのツイートで『真正な情報を伝えた』ものはわずか20%だったそうだ。リビアやシリアではどういうパーセンテージになるのだろうか」としてURLを紹介。そのURLが……

Analyzing Fake Content on Twitter During Boston Marathon Bombings | iRevolution irevolution.net/2013/10/20/fak… ボストン・マラソン爆弾事件のときの3.7m人によるツイート8m件を分析。

承前。収集したツイートはボムが爆発した4月15日から容疑者拘束の19日までのもの。Twitterでバイラルした情報のうち「噂」や「偽の情報(内容)」が29%を占めていた(確かにフォルス・フラッグだという「陰謀説」や、行方不明の学生さんが犯人だと断定するものが大量にありましたね)。

承前。51%は意見・感想の類で特に「情報」はなく、残りの20%が真正な情報を伝えるものだった。また、フェイクの内容のツイートの約75%が携帯電話からの投稿で、真正な情報の場合は携帯からのは64%だった。インドの大学の研究チームの論文: precog.iiitd.edu.in/Publications_f…

承前。また、社会的評判が高いアカウントや「本人」と認証済の著名人アカウントがフェイクの内容のツイート(以下「デマ」)を大量に広めていたことも確認。実際、デマの類は爆発があってから最初の1時間の間はさほど広まらず、フォロワー数の多いアカウントがRTするなどしてから広まっていた。

承前。以上のことから、「ある情報が真正なものかフェイクなのかは、それをRTするなどしているアカウントがフォロワー数が多いとか著名人の認証済アカウントであるとかいったことだけでは、判断できない」。”インドの大学の研究チームの論文: precog.iiitd.edu.in/Publications_f…

(他にも興味深い分析てんこもりの論文、読んでみますかね……) irevolution.net/2013/10/20/fak…

(中を読んでから、また書き足すことにします)
※ざっと読んだのですが、思ってたのとはちょっと違ってました。本「まとめ」の後ろのほうを参照。

ここで、論文を読む際の手引きとなるよう、ボストン・マラソン爆弾事件(およびMIT銃撃事件とその後の逃走、拘束劇)のときのTwitter上の情報について、ざっと見直しておきましょう。

2013年4月15日(米国時間)、マサチューセッツ州ボストン

米国の「愛国者の日 Patriots' Day」に毎年開催されているボストン・マラソン。

しかしこの日に掲げられた米国旗は、血に染まりました。

RT @DavidKenner: RT @MrWillRitter: Two huge explosions just went off at #bostonmarathon finish. Cops running.

「ボストン・マラソンのゴール地点で、2件の大きな爆発があった。警官たちが走っていく」という現地からの報告を、遠方にいる人たち(ケナーさん、ゼリンさん)がリレー。

これが私が(私のためにパーソナライズされたTwitterの画面で)確認できた「最初のツイート」です。

この日、ボストンの町中で開催されていた「ボストン・マラソン」のフィニッシュライン近くで連続爆発……

この爆発で、3人が亡くなり、264人が負傷。
http://en.wikipedia.org/wiki/Boston_Marathon_bombings

負傷者のうち少なからぬ人々が、下肢を失っています。

亡くなったのは、近くの町のレストランの支配人をしている29歳の女性、ボストン大学で学んでいる23歳の中国人の留学生、そしておとうさんが走るのを見ていた地元の8歳の男の子。

3人それぞれに捧げられたモニュメント。8歳の子のところの足元に置かれたぬいぐるみや野球帽が、あまりに痛々しい。

しかし、死傷者数などが明らかになったのは翌日以降のことで、当日は、マラソンに出場した家族と連絡が取れないとか、見物に行っている友人の電話がつながらないといった人が大勢いて、東日本大震災のときに非常に有益だったGoogleのperson finderが稼働するなど、ネット上の情報空間も「大災害モード」でした。

▼現場がまだ混乱しているときに、ネット上の情報空間に情報があふれだします。

特にTwitterという即時的な媒体は、むろんどこのどんな人をフォローするかによって全然違う画面になるのですが、このケースでは、アメリカ人を多くフォローしていれば「画面のどこを見てもその話題ばかり」という状態になっていたと思います。

ツイートで流れてきている現地報道などの要旨からさらに情報だけピックアップすると、爆発物は全部で5つ、リモコン式(沿道の観客のど真ん中だよ)、ボールベアリングが入っていた(殺傷力強化)ということだと。

当日の私のツイート。「爆発物は全部で5つ」は誤情報だったのかもしれません(数が多すぎる)。ものすごい情報の混乱状態だったのですが、元々、フォローしているのが基本的に報道機関のアカウントや報道機関でソーシャルメディアを担当しているジャーナリスト(と個々の記者)のアカウントなので、さほどの混乱はなかったと思います。ただ、情報量に圧倒はされました。

BBCで記者が述べているが、当局が述べていること(死者は3人、など)と、述べていないこと(爆発物は全部で5点とのWSJ報道についてはノーコメント、など)の双方に注目。

あとから見ればはっきりわかるのですが、この時点では「事件はまだ継続中」です。

「ボストンの爆発の被害者のための募金を」という呼びかけには慎重な対処を、という呼びかけ。 twitter.com/JMiller_EA/sta…

現地では早くも、「募金詐欺」が出没していたようです。

英語で「ムスリムズ」がトレンディング・トピックスに入っているので見てみれば、Faux Newsの○○○○が煽っているのか。妥当なたとえかどうかはわからないが、個人的には94年ルワンダか、と思うくらいの煽動っぷり。

Fox Newsの煽動屋が騒いでいたようです。ソース:
http://twitter.com/nofrills/status/323966489503858689

サッチャーが死んだ当日・翌日、Twitterでthatcherで検索した画面を開きっぱなしにしてたら1時間で1000件とか新着して頭おかしくなったが、ハッシュ・ボストン・マラソン(英語で)はだいたいその4分の1のペースだ。サッチャーのときの奔流がいかに異常だったか。

ボストン・マラソン爆弾事件のときの情報の流れが遅かったわけでも、ツイート数が少なかったわけでもないです。マーガレット・サッチャーの死が伝えられたときの流れが、異常だったんです(たとえて言えば1時間に100ミリを超える豪雨と、1時間に300ミリのありえない豪雨、という感じ)。

FBIが容疑者を特定し、防犯カメラの映像を公開したのが、爆発の3日後、18日のことでした。

▼こういった「表の情報」の流れと同時進行していたのが…… (※これのほか、ネット上とトークラジオとケーブル局のチャンネルにしか居場所のない所謂「陰謀説」もあります)

1 2