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異例の緊急声明。知床のヒグマが大変な事態になっている

2013年、各地で人里や市街地周辺に出没するクマが話題になっているなか、世界遺産の知床では人間とヒグマの共存が危ぶまれる異常事態が発生していました。「クマに近づく人の増加」その背景にあるものは?

更新日: 2018年09月03日

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INFO-RAVENさん

世界自然遺産・知床の岩尾別川でこの秋、カメラマンらの接近が続いてヒグマの「人慣れ」や人身事故の発生が懸念されるとして、有識者らでつくる「知床世界自然遺産地域科学委員会」は10月18日、対策を求める緊急声明を発表した

8月下旬からヒグマ2頭が昼夜を問わず出没し、周辺の道路は休日になると撮影に訪れた人たちの車で渋滞。車から降りて数メートルの距離まで近づいたり、取り囲んだりして撮影しているという。

餌付け問題

ただ近づくだけでなく、クマに餌を与える人も出現。

知床財団の職員が9月18日に斜里町の川や河原で、頭と内臓を人為的に切り取ったとみられるサケを見つけた

明らかに人間の仕業で、悪質な行為。

6月1日、知床の道路脇に食べ残しが入った弁当容器などの生ごみが大量に捨てられているのが見つかった

特に知床でやってはいけないこと

注意点や他の危険行為はたくさんあります。

特に小グマに近づいてはいけません

近くに母グマがいる可能性が高くいです。

ヒグマの生息地で、訓練されていない犬を人が連れ歩くこと、ましてや放して歩くことはたいへん危険です

犬が吠えることでクマを挑発することになります。

シカやイルカの死体には近づいてはいけません

ヒグマはシカやイルカなどの動物の死体を何日も居座って食べるので危険です。

テント内に食料を保管したりテント内で調理や食事をするのは厳禁です

テントから十分に離れた場所(100m位)で調理してください。

人にとってもクマにとっても危険

「一部のマナー違反が、他の観光客や住民までも危険にさらす」

知床財団の増田泰事務局長は話す。

平成24年度、知床では知床世界自然遺産地域内を中心に 2,155 件のヒグマ目撃件数があり、ここ数年の目撃数に比べ倍増している

知床財団はこれまで、クマと人との遭遇による事故を避けるため、人前に現れたクマに、花火で大きな音を立てたり、ゴム弾を撃って痛みを覚えさせたりして、クマが人間を嫌うように学習させてきた

しかし最近はクマが人馴れしてしまい、その効果もなくなりつつある。

人に馴れて人里に出没したクマは、最終的に駆除されることに・・・

対策に乗り出すも・・・

地元で動植物保護に取り組む知床財団が河川敷への立ち入り自粛を含め、撮影時のマナーを守るよう呼び掛けるビラの配布を始めた

知床のあちこちに接近や餌付けの禁止を呼びかける看板が設置されている。

こうした活動もむなしく、今回の問題が発生しています。

共存のために

遺産登録後、知床には観光客がどっと押し寄せた。斜里町のまとめでは、八月の観光客数は前年同月比18%増の三十六万七千人、九月も同21%増の三十万三千人だった

知床ではヒグマなどの問題を回避しつつ、自然保全と観光を両立するための取り組みが必要となっています。

専門のスタッフの案内で知床を散策することができる。

せっかく知床に来たのですから、動物園感覚ではなく、自然やヒグマとの正しい付き合い方を学んでいって欲しいところです。

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