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試してみよう!誰もが「モノが見えなくなる」場所“盲点”がある!

「敵の盲点をつく」「捜査の盲点をつく」 などの表現で用いられている「盲点」は、実は私たちの目に本当に存在しているものです。私たちは、自分たちで思っているほど、この世界を「ありのまま」に見ているわけではないようです。脳が生み出す錯覚(?)、盲点の世界。

更新日: 2014年11月21日

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空中庭園さん

◆まずはチャレンジ!誰にでもある見えない場所 “盲点”

3~40センチが適切なようですが、環境にもよりますので、30センチでなくてもOKです。

下の説明を見た後、クリックで拡大して試してみてください。

①上にある画像を、左目を閉じる or 左目を手で隠して、右目だけで+のマークを見つめてください。

右目を閉じる場合は、左目で黒い丸●を見つめてください。

②そのまま+マークから目を離さずに、+マークに向かって近づいたり、遠のいたりしてみると、黒丸●が消える場所があるはずです。この場所が、あなたの“盲点”です。

右目を閉じて黒丸を見ている場合は+マークが消えます。

(マークから目を離したり、全体を見ようとすると消えません。)

私たちは、外界をみる時「視界に入るものは全て見えている」と感じています。しかし実際には、左右の目の網膜に1か所ずつ、何も見えない場所が存在しているのです。

◆なぜ「盲点」ではモノが見えないのか?

盲点は「視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)」にあります。視神経乳頭は視神経が集まって、束になっているところです。

また、眼球から血管や視神経が出入りしているところです。

視神経乳頭には光を感じる細胞(視細胞)がないので、この部分に集まった光は、信号として脳まで届きません。だから、脳では「見えない」と判断されるのです。

※白く光る部分が視神経乳頭

「盲点」は誰の目にもあるもので、病気ではありません。

発見者である物理学者のエドム・マリオットの名前を取り、マリオット盲点(マリオット暗点)とも呼ばれています。

わたしたちが普段つかう「盲点」ということばは、この「マリオット盲点」からきています。

◆なぜ普段の生活で「盲点」に気づかないのか?

脳が、周囲の情報から盲点で見えていない部分を推測し、私たちが気づかない所でそっと補完している。

【試してみよう】脳が周囲の情報から「盲点」を補っていることがよく分かる画像

◆私たちの目には限界がある

私たちの目は、通常、目を動かさずにいると、左右は約180度、 上下は約130度を見ることができる。私たちは、この視野に見えているものを全てハッキリ捉えているように感じている。

ところが、ハッキリと外界をとらえられるのは、凝視しているほんの僅かな領域だけである。

目の解像度のデータを元に作成された図。十字を凝視した状態で、すべての文字が同じ読みやすさで認識できるようになっている。

私たちは、視野の限られた範囲でしか「色」も見えていない。

目が「色」を識別する力も、視野の外側へ行くほど低くなる。視野の周辺部では、何かがあることは見えても、それが何色かは分からない。

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