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口の中にしゃもじが入っているなどの違和感をもたらす謎の疾患とは

口の中にしゃもじがある感じがしたり、腕や足にムカデが這いまわっているような感覚がしたりする症状をセネストパチーといいます。原因は不明とされており、今後研究が進んで解明されるかもしれませんが、今のところ厚労省の研究対象にもなっていないということです。

更新日: 2019年08月24日

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この記事は私がまとめました

違和感をもたらす疾患名を「セネストパチー」といいます

口腔内に原因不明の不快症状が引き起こされるケースが多いようです。それがひどくなると次第に全身に症状が拡大していきます。

客観的な所見が全く認められないにもかかわらず、口腔内に限局した奇異でグロテスクな異常感を訴える病気

身体の様々な部位において奇妙な異常感を持続的に訴える病気をセネストパチーといいます

セネストパチーは、1907年にフランス人により世界で初めて報告されました。日本では1942年に訳され、紹介され、1959年に慶応義塾大学の研究者が「慢性体感幻覚症の報告」という研究論文を発表してから、専門家の間で知られるようになった

セネストパチーの症状とは

症状は多彩で、口の中に異物がある感じするといった程度のものから、口の中に刃物がある感じがするなどといった過激なものまであります。

私の症状だが、口腔内は、ちょうどカミソリが口の中に入って、舌を巻きこみ切り落としていく感覚。それは誠にリアルで、グロテスクである。

正気ではいられません。

「歯の間からイクラのようなものが出てくる」「口の中にしゃもじが入っている」「糸のようなものが歯に巻きついている」「口の中の虫がいて、ネバネバしたものを出している。」など

極めて特異です。

「飴玉(もしくは他のもの)がくっついている」という訴えが最も多い

お腹の中に何かいて気持ち悪い。お腹が動いて・・ぴりぴりちくちく。頭の中を虫が這いずり回っている・皮膚の下に虫がいて動いていて気持ちが悪い。・・・多彩です。

原因がない不快症状全般を指すようです。

軽い場合は「皮膚の下に虫がいて、ムズムズ動いて気持ちが悪い」などと訴える人も多く、そういう場合には「皮膚寄生虫症妄想」と呼ばれる

むずむず足症候群ともいわれています。

セネストパチーの原因として考えられているのが

まだハッキリとは分かっていないようですが、神経回路が何らかの原因で混線してしまっているというのが原因として有力ということです。

心身症の一つであるそうである。神経回路の混線とも説明を受けた。エラーが発生し、間違った信号を、末梢神経に送ってしまうらしい。丁度、幻視痛のようなものだそうだ。

脳内の神経細胞のネットワークから生じる口腔内感覚の認識に何らかの障害が起こっていると考えるべき

器質的な原因を認めないが心理情動因子により口腔内に異常感を訴える口腔異常感症の中に包括されるべきと考える

病院での治療法は

現段階では治療法は確立しておらず、厚労省の方でも難病認定もなく、研究も始まっていないということです。

厚労省に聞いてみた。カテゴリーは精神疾患。よって、難病指定にはならない。原因は不明。治療法未確立。厚労省において、特別に研究対象とはなっていない。

対策が急がれています。

統合失調症、うつ病などの基礎疾患があり、その症状のひとつとして現れる奇異な異常感を「広義のセネストパチー」といい、基礎疾患の治療が重要となる

基礎疾患の治療を行うと不快症状が緩和されることが多いようです。

別の精神疾患の症状として出現している場合は、基底の精神疾患の治療を行う。セネストパチー症状は薬物への反応が悪いことが多いため、それ自体を標的として治療しないほうがよい

別の精神疾患が見受けられない場合は治療効果はないということでしょうか。

実際の比率はわかりませんが、うつ病、てんかん、認知症、あとは、統合失調症でも見られます

てんかんの発作の前兆のようなときにこういった症状がある方もいますので、見逃さず、治療することが大切だということです。

内科や皮膚科的になんでもない、とわかったら、精神科の適したお薬を飲んでいただくことが治療の近道

病院では何科にかかればいいのか

まだ医師等の間でも認知度が低い病気なので、症状を訴えてもとりあってもらえないということもあるようです。

残念ながらこの病気は、殆どの歯科医師には知られていません。そのため、歯科医師に症状を訴えても理解されず、「問題ありません」、「異常はありません」と言われることが多くあります。

認知度が低い傾向にあります。

治療は、一部の精神科、心療内科、神経科、ごく一部の歯科、口腔外科でおこなわれています。

治療としては、他の歯科心身症と同じく、心理療法、薬物療法が行われます。「こんなことを言ったら、歯医者さんに取り合ってもらえないかもしれない」と一人で悩まれている方もいらっしゃいます。まずお近くの歯科医院でご相談ただくか、総合病院の口腔外科、大学病院でご相談ください。

口の中のセネストパチーは歯科心身症という疾病に分類され、口腔外科で診療を受け付けているようです。

気になる治療効果は?

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