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一眼レフで望遠レンズを使いこなす!後編

写真はフィルムからデジタルへ・・・誰でも気軽に楽しめるものになりました。一眼レフユーザーも増加の一途、プロ顔負けの写真をとるアマチュア写真家が世の中にあふれてます。でも・・・本当にわかってますかカメラの使い方?プロカメラマンが本当に使えるカメラの使い方をまとめます。

更新日: 2016年01月25日

ぷむぷむさん

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望遠レンズを使いこなす上で重要な特性のおさらい

前回のおさらいです、望遠レンズの特性は
・遠くの物をアップに撮れる
・写る画角が狭いので背景をシンプルにできる
・被写界深度が浅くなるのでボケやすい
・近くの物と遠くの物の距離を圧縮できる
でしたが・・・

今回お話しする特性は4番目の
「近くの物と遠くの物の距離を圧縮できる」
という特性です。

この特性を使いこなさずして望遠レンズを使えているといえません。
望遠レンズの特性の中では最も重要かつ難易度の高いものでしょう。

望遠レンズは近くの物と遠くの物の距離を圧縮できる

同じ流木を撮影した写真ですが、
左が広角レンズ、
右が望遠レンズ
を使用しています。

左の広角レンズの写真は
奥にある流木の根っこ(赤丸)も山並みも遠くの方に小さく写っていて、
手前の流木の先っぽとの距離感がとても遠いです。

これに対して右の望遠レンズのの写真は
流木の根っこ(赤丸)や山並みがかなり近く大きく写っていて、
手前の流木の先っぽとの距離感がとても近いです。

こんな風に望遠レンズには
流木の手前の部分(近くの物)と根っこや山並み(遠くの物)
の距離を圧縮する効果あります。

この効果を望遠レンズでひっぱると言います。
望遠レンズを効果的に使うには
このひっぱり効果を利用することを考えないといけません。

望遠レンズを使うときは「何をひっぱるか?」を考える

ひっぱり効果が使いやすいシチュエーションといえば
代表的なのは「並木」のような場所です。

上は広角レンズ(焦点距離24mm)
下は望遠レンズ(焦点距離200mm)

イルミネーションが施された並木道。
どちらも同じ場所ですが印象が全く違います。

下の写真のように望遠レンズで撮影した方が
手前の光の粒と奥の光の粒の距離を圧縮できるので
画面の中が光の粒々でいっぱいにすることができ、
より華やかな写真になるのです。

イルミネーション並木、桜並木、黄色く色づいたイチョウ並木など
並木系は望遠レンズで撮ることをオススメします。

並木は望遠レンズで撮る!

手前の桜(左上)、
少し奥にあるの桜(右)、
そして奥の人(中央奥)、
を望遠レンズでギュッとひっぱり圧縮してます。

手前と奥の桜をぎゅっとひっぱり圧縮して画面を桜で埋め尽くしました。

並木を並木らしく撮るのもいいのですが、
こんな風に手前にひっかけて「前ボケ」を上手く使えるようになると
初心者から一歩進んだカメラマンです。

桜を手前全面にひっかけてぼかしつつ、
花びらで絨毯になっている池に浮ぶボートを
ひっぱりました。

前ボケを使うとこんな風に桜の絨毯の厚みがいまいちでも桜感をアップできます。

夕日や朝日と望遠レンズ

夕日の撮影も望遠レンズを活かしやすいシチュエーションです。

手前にススキをひっかけ、
奥の夕日を200mmでギュッとひっぱりました。
300や400mmの望遠レンズで撮れば、
太陽はより大きく写すことができます。

手前にフキノトウをひっかけ奥の水面の反射を
ギュッと引っ張りました。

全面凍結した諏訪湖の湖面にできた氷の固まり

手前と真ん中の氷の束、そして奥の山並みや朝日を
70mm望遠レンズでひっぱりギュッと圧縮。

さらに・・・

手前と真ん中の氷、そして湖面の光の反射を
200mmの望遠レンズでギュギュとひっぱり圧縮しました。

このように望遠レンズは
単に遠くの物をアップに撮れるというのではなく、
「手前と奥をギュッとひっぱり圧縮する」
効果があるのです。

そしてその圧縮効果を上手く使うと
広角、標準レンズとは全く違う絵が撮れます。

最後に!前編でも書きましたが望遠レンズを使うときは、
きちんと被写体との適切な距離をとってからカメラを構えましょう。

「望遠使おうかと思ったけど自分がいる位置が被写体との距離が近すぎて
望遠じゃ画角が狭くて入りきらないから広角でいいや!」

なんて思いそうになったら後ろを確認、自分がさがれないか確かめましょう。
後ろに障害物がないなら自ら移動してきっちり被写体と距離をとって、
きっちり望遠でひっぱって撮りましょう。


というわけで望遠レンズのコツは
「何をひっぱるか考えよう!」
です。

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もぐりのカメラマン。夜景、水中、風景、動物、比較名合成、微速度撮影
https://twitter.com/photo_pumpum http://ameblo.jp/kitsunesan-m/

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