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初心者に捧げる【キャブレターセッティング講座】バイクのキャブセッティング

最近自分でキャブをさわってみたいと言う方が増えてきました。 「でも、どうやるの?」「燃調が・・・?」と言う方もまだまだいると思います。 今回は、初心者向けにキャブセッティングや燃調のお話をまとめてみました

更新日: 2015年12月31日

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face1000さん

キャブレター

キャブレター(英: carburetor)はガソリンなどを燃料とする予混合燃焼機関において、電気などの動力源を利用せずにベルヌーイの法則を利用して燃料を霧状にして空気に混合する装置である。英語ではcabreterと表記される場合や、イングランド地域の英語でcarburettorと表記される場合もあり、"kahr-buh-rey-ter"(米)や"kahr-byuh-ret-er"(英)と発音される[1]。日本語では気化器と呼ばれる場合もあり、戦前や戦後間もなくの頃は原語の発音により近いカーブレーターと表記されることもあった

キャブレターのセッティングは自己責任にて

キャブレターのセッティングはキャブレターの現在の状態を読みとる力、また読みとりを誤った場合など一歩間違うと走行中のエンジンの焼き付き、もしくは抱きつきなどのエンジンに多大なダメージを与え再始動出来ない状況になる場合もあり、自信のない方、初心者の方など興味本位 でキャブレターのセッティングに手を出すとセッティングの迷路の深みにはまるかもしれないので、自信のない方はキャブレターのセッティングには手を出さない方がいいです。

キャブのセッティング方法<基本編>

用語

(1)メインジェット
(2)パイロットジェット(またはスロージェット)
(3)ジェットニードル
(4)クリップ位置
(5)スロットバルブ

(6)アイドルストップスクリュー
(7)パイロットエアースクリュー(エアースクリュー)

■(1)メインジェット:アクセル全開付近の燃料の量を決めます。

例えば、「♯85」と表され、これは85番と言います。 数字が大きければ燃料が濃くなり、逆に小さいと薄くなります。

■(2)パイロットジェット: アイドリング付近の燃調を決めます。

ノーマルの原付にはこれが固定式になっていて 変更できないのがほとんどです。社外品のキャブや、原付以上の2輪はこれは普通に付いています。 これも#35などの番数で表されます。

■(3)ジェットニードル: アクセル中開度付近の燃調を決めます

ジェットニードルのセッティングと言うと、ほとんどの場合(4)のクリップ位置の 変更の事を指します。しかし、本来はこのニードル自体にも番数があって、 テーパー(針の鋭さ、角度)などの違いにより燃調を変化させます。 ここまでさわるとなると、上級者向けのレベルです。 普通は変更する必要がほとんどありません。

■(4)クリップ位置:(ニードル段数) アクセル中開度の燃調を決めます。

このクリップの位置を上下に変化させる事により、 セッティングします。左上の図の中に、拡大図があります。 クリップを上に付けると燃調が薄くなり、逆に下に付けると燃料が 濃くなります。

■(5)スロットバルブ: 混合気を発生・制御させる所(この周辺を「ベンチュリ部」とも言う)

ここはアクセル本体です。 これを閉じると止まり、開けると回転が上がります。
ちなみに、 ここの部分の吸気口断面面積がキャブレターの大きさを示します。例えば、 20φ(20パイと呼ぶ。)、24φのキャブがあれば、24φの方が 大きい事になります。 これが大きいと最高主力は上がりますが、逆に 低速側がパワーダウンしたりするので エンジンの仕様に合った口径のものを選ばなくはなりません。

■(6)アイドルストップスクリュー:アクセル全閉時の 回転数を決めます。

ここは燃調にはほとんど全く関係有りません。 このネジを締めるとアイドリング回転数が上がり、緩めると アイドリング回転数が下がります。エンストしないように調整しましょう。

■(7)パイロットエアースクリュー:アクセル全閉付近の燃調を決めます。

右上の図に示してありますが、ここはパイロットジェット(スロージェット) から出る混合気の空気の量を決めます。このネジを締めるとアイドリング付近の燃調が濃くなり、 緩めると薄くなります。一般に、これを一番締めた(力をかけすぎると傷が付くのでほどほどに) 状態から1.5回転戻しが標準とされます。これを3回転戻しても混合気が濃い場合には パイロットジェット番数を下げます。逆に、全閉~1/2回転戻しでも薄いときには パイロットジェットの番数を上げて調整します。

各パーツの作用領域イメージ

キャブのセッティング方法<燃調編>

燃調とは、混合気の空気と燃料の割合を調整する事で、エンジンの性能を左右する大切な事です。 燃料が多くても少なくてもパワーは出ませんし、薄いと最悪の場合エンジンを壊します。 もし、これから自分でセッティングを出すのならば細心の注意を払って取り組みましょう。

この調整は、先ほど説明しました各パーツで調整していくのですが、 下の図を見ての通り、アクセル開度の違いでそれぞれのパーツが異なった対応をしているのが分かります。

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