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寝る子は本当に良く育つ!?その睡眠メカニズムとは?

『寝る子は育つ』これは科学的見地から正しいことです。なぜ寝る子は育つのか?その睡眠メカニズム、子どもを寝かせるためのテクニック、また不十分な睡眠はどんな弊害があるのかまとめました。最近は子供の睡眠不足が顕著になってきています。その対策として必見です。

更新日: 2014年11月10日

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目次

[1] 大人と子供の睡眠の違い
[2] どうして寝る子は良く育つのか?
[3] 子供の年齢ごとに必要な睡眠時間
[4] 子供を寝させるテクニック
[5] 不十分な睡眠の弊害

赤ちゃんではまだ脳波がはっきりしていないので、レム睡眠やノンレム睡眠の代わりに「動睡眠」と「静睡眠」に分けられます。

動睡眠のときには、顔や手足の筋肉がピクピク動いたり、呼吸が不規則になったりします。文字通り、動きが見られる睡眠状態というわけです。男の子の場合はオチンチンが硬くなったりもします。

幼児期にはノンレム睡眠の中でも深い睡眠が増え、熟睡量は一生のうちで最も多くなります。

寝ついてから3時間以内の深い睡眠中に、成長ホルモンが大量に分泌されます。子どもはこのホルモンのシャワーを浴びることで、身体が急速に大きくなります。

睡眠中には成長に不可欠な様々なホルモンが分泌される!

1. 成長ホルモン

寝入って間もなくおとずれる深い眠り(ノンレム睡眠)の時に、一気に分泌される。タンパク質合成と軟骨発育の促進、脂肪分解作用もある。

2. メラトニン

眠りを安定させるホルモンで、「朝明るく、夜暗く」という環境で規則正しく過ごすことにより夜を感じると分泌される。睡眠の状態が悪いと分泌量が減り、それにより性的な成熟が早まってしまうという報告もある。

3. セロトニン

メラトニンが夜分泌されるのに対し、セロトニンは朝分泌が増える。神経伝達物質で、体温調節、睡眠、摂食抑制などに影響し、やはり睡眠状態が悪いなどの理由で分泌が減ると、不安や攻撃性が増すといった状態になることがある。

4. コルチゾール

ストレスに対抗するホルモン。朝分泌量が増え、夜分泌量が減る。自律神経を刺激し、日中の体を活動モードにするのに不可欠。しかし、ストレスが大きいと分泌量が増え、眠りを妨げることがある。

睡眠財団の報告によると、年齢ごとに必要な睡眠時間は次の通りです。
幼児期 1~3歳 12~14時間
学童前期 3~5歳 11~13時間
学童期 6~12歳 10~11時間
中高生 11~17歳 8.5~9.25時間

「うちの子どもは毎日、8時間眠っているから大丈夫」というのは間違いです。昔から「寝る子は育つ」と言われているように、発達中の子どもには、大人より長い時間の睡眠が必要です。

1.夕ご飯は7時までに食べさせる
 2.親の小言は8時までにする
 3.寝る30分前には部屋を少し暗くする
 4.寝る前に「おやすみなさい」を言う
 5.朝、目覚めたらカーテンを開ける
 6.朝、起きてきたら「おはよう」を言う
 7.朝食をつくる
 8.登校前に排便を促す

これまでは子どもの睡眠にとって、重要だと思ってもいなかった項目も多いかと思います。しかし、生活習慣を変えていくと、子どもの睡眠は着実に良くなります。まずは、できることから一つずつ、やってみてはいかがでしょうか。

成績下位者の多くは7時間未満の睡眠

成績上位者では9時間以上眠っている子どもが多い

成長に重要な時期に睡眠のバランスが崩れると、生涯にわたり健康に重大な影響を及ぼす

子どもたちは定期的な就寝時間もなく幼少期を過ごすと、他動・行動障害・友人との問題・感情的な障害などの行動スコアが悪くなる。しかし、定期的な就寝時間に切り替えた子どもは行動に明らかな改善が見られた。

落ち着きがない、ボーっとしていて午前中の活動にのれない、無表情、理由もないのに攻撃性を示す

成長過程の子どもにとって睡眠は、大人以上にダイレクトに影響する

睡眠不足は、いわゆる「キレやすい子ども」の増加の原因

睡眠不足の子どもは、攻撃性が増したりイライラ感が強まったりしてキレ易くなるのです。

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